怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

6月28日  同級生達のコンサート感想文 1

2012-06-28 13:15:51 | 学校に対して
                      

「音楽コンサート」を鑑賞して、心に残ったことを書きましょう。
 

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                                      3年A組  男子
沢山の曲を聞いて思ったことはありますが、まずは今日このコンサートを聞いてくれてありがとうございます。
自分は事故が起きたことを伝えて、これからなくしていかなければいかないと思います。あの事故はたくさんの人に責任があると思います。もちろん自分にも、だからこそこの事故を今後またこのようなことことをおこしてはならないと思いました。
たくさんのことを学びたくさんのことをうしないましたが、このようなコンサートを聞くことでうしなったことを忘れないように覚えていけるので良いと思いました。
「ミュージックプレゼンターおとや」のみなさまの演奏もすごいと思いました。計11曲は、どれもすばらしくとても心にひびきました。自分の知っている曲もなん曲かあり、とても楽しかったです。CDやテレビで見るものと違い、実際まじかで見ると迫力がすごくありました。
スライドでは花菜さんの思い出を見るとともに自分の思い出を振り返ることができました。本当にありがとうございました。


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                                      3年A組  女子
今日の音楽コンサート、すごくよかったです。
つらく悲しいことが今までたくさんあったけど、それをのりこえてつぎに進まないといけないなとおもいました。
こんなつらい過去だけどいつか「昔話は昔の話」といえるようにしたいです。
何度も「忘れたい」「なかったことにしたい」と思ったけど、今は忘れたくないと思う。
つらいこともいつかは良いことにつながると思うから。
ひきづってちゃダメ。こうしてる間にも時間はすぎている。もっと時間を大切にしなきゃ。もっと今を大切にしなきゃ。最近はこんなことばから思っていました。
今日のコンサートをきいても同じことを考えていました。
私、花菜に言いたかったことがありました。それはたくさんの「ありがとう」と「ごめんね」です。私はあのことがおきてから、普段口にしないものをしてきました。素直に「ありがとう」「ごめんね」。たった4、5字がかんたんに言えません。
むずかしいです。と昔の私だったらそう言っていると思います。でも今は素直に言えるはずです。こうかいしないように.。これからは生きていきたいと思います。
これから先もつらいこと、くるしいことがたくさんあると思います。それでもくじけずがんばっていく。今の私なら大丈夫。遠くで花菜がみてくれているから、守ってくれるから。
離れていてもいつまでも気持ちは変わりません。
私は花菜が好きだから。
いつかまた会えるのを信じて・・。
あったらたくさんはなしをする。たのしかったことや悲しかったこと・・。それまでたくさんの思い出をつくっておきます。
本当にありがとうございました。 

6月25日  名前も知らなかった隣県の知事 2

2012-06-25 14:54:05 | 学校に対して
昨日は毎週続く静岡県側(事故当時 静岡県教委課長・青年の家所長・小プロ東海事業所所長)の弔問日であった。

6/18に取り行われた 青年の家(浜名湖)での慰霊祭や、全国の小プロ各事業所での慰霊の様子の報告を受けた。

その報告のなかで、前もって秘密にしておいて欲しいと言われていた、浜名湖での静岡県川勝知事の献花も、マスコミが集まる前に行われていた。
                                  


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娘の死の責任を重く受け止め、2年経っても謝罪の意思を表している静岡県知事

きちんと謝罪を示しているその知事に対し、うちの訴状の被告の中の1名に川勝知事の名前を見た時、
私は申し訳なさで涙が止まらなかった

6月24日  葬儀の裏で動いていたPTA 2

2012-06-24 10:52:16 | 学校に対して
昨日1年振り(前回は去年の父の日あたり)に、事故が起こった時の 中学PTA会長 の弔問を受けた。

6/18のコンサートも平日ながら休みを取り、当時の中学PTA役員に連絡して8名(なんと男性役員7名)で聴きに行ってくれたという。

今季も評議員として章南中に関わり、自分の子供が卒業しても学校に意見を言い続けている、真っ直ぐな彼。


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事故が起こった時、学校の納得できない姿勢に対し疑問を感じていたのは当時の中学PTAと娘が3ヶ月前に在籍していた小学校PTA会長や役員の方々であった。

             中学はなにか隠していると



2010年6/22の葬儀後行われた 事故状況の保護者説明会



私達の知らぬところで、中Pは事故に遭った生徒さんに状況等の様々な情報を集めていた

それと同時に、私達遺族への事故状況の説明は、中学側からなにもなく、中Pが保護者会のボイスレコーダ-から活字化された文章のみであった。




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元校長の異常な言動を知る当時2年3年の保護者。

壊れたロボットと元校長を揶揄したのもそのPTA会長であった。

6月22日   Smile

2012-06-22 16:06:17 | 学校に対して
2010年6月22日は、娘の葬儀の日であった。

事故の6/18は現場で引率した教員だけでなく、中学もパニックで学校からはなんの連絡も無く、テレビ報道を観て集まった保護者で学校体育館は一杯だった。

私もテレビの画面で事故を知り、私を凍らせたのは 行方不明の女子生徒がいる という報道。

唯一学校側から入った、引率の学年主任からの電話は、

「  大変な事が起きてしまい申し訳ない。

  (テレビ報道でもお解かりの様に)今混乱している。  」 だけで、娘の状況を伝える連絡は無かった・・

学校からの情報がひとつもないままに、警察からかかった 一番聞きたくない電話。

              「 花菜さんは残念ですが・・・」

反対に連絡の無い中学に私から、  
 「 (現場に向かった主人と娘に会いに)現場に連れて行って下さい。 」 と電話をかけるしかなかった。


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状況がわからないまま、マスコミ報道の嵐の中、葬儀を進めねばならない涙と憤り


告別式(6/22)の主人のあいさつ

本日はこの状況の中多くのご参列、誠にありがとうございます。娘は大変喜んでいると思います。また多くのお友達が心に傷を負っている中、力を振り絞って娘に会いに来ていただいた事大変感謝しております。
娘は友達の前ではいつも笑っていました。
『花菜、今日も笑っている?たくさんのお友達が来てくれたよ。バイオリンの先生や吹奏楽部のみんなが演奏してくれたよ。よかったね。お母さんが入院した時も悲しい顔一つせず手伝ってくれたね。ありがとう』
 いつも笑顔だった娘なので今日は涙でなく笑顔で娘を見送ってやりたいです

最後に神吉の皆様方、PTAの皆様、先生方、私達を守るために一つになている姿にどんなに助けられたことかわかりません。本当に本当にありがとうございました
。」



娘の棺への献花の際、「最後まで一緒に居るから」と棺を離れない、泣きじゃくる同級生。過呼吸になった上級生の生徒。

6月21日  ハズレの校長 2

2012-06-21 13:50:08 | 市教委に対して
                 「 廃人と化しています。 」

昨夜の市教委の命日の弔問時、現課長は私の元校長への質問にこう応えた。


新旧幹部9名の男性だけの、真っ黒なスーツの集団の弔問。

校長だけではなく、奥さんも病んでいて、市教委からの電話もとってもらえない・・」と。

相変わらずの 夫婦でウツ病をかかげる、自己弁護の元校長夫婦


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6/8夕に弁護士事務所に行った私と主人。

事務所の裏にある立派な元校長宅には、奥さんの軽も校長のアウディもなかった



重度ウツ病で運転してどこへ???

6月20日  終わった事にしている中学

2012-06-20 09:00:50 | 学校に対して
昨日の新聞には、各紙社会面で18日の章南中コンサートが掲載された。

それと同時に地方版で、当事者中学校章南中の「学校いのちの日」の様子も掲載されていた。
                      
校長が「自責の念 忘れず研鑽」ともっともらしいことを教職員に述べている。
また終了後の会見で、
    野外学習の安全を守る独自の取組みをしてこなかったことを認め
残念だと言われれば仕方がない」 といまだ具体的な取り組みを示していない当事者校校長。


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               遺族はそんな「心情論」を聞きたいのではない!

  先ずは、生徒一人の命を奪ったことへの謝罪 と その責任 を認めて欲しい。

  議会への署名付き請願提訴と、私達遺族が声を挙げなければ娘にも親にも

               事故をなかったことにしようとしている中学

*****
コンサートを頼んだ大阪の友が、コンサートのMCで言ってくれた。

     「   今回の事故で失われたのは花菜さんの命ですが、

        それだけでなく花菜さんの周りの人々からたくさんのものを奪いました。
   
        ひとりの人の存在の大きさを感じずにはいられない。
 
    」


6月19日  ニュース映像に映るもの 2

2012-06-19 11:53:10 | 学校に対して
昨日は娘の命日。
中学では遺族が企画したコンサートに、娘の同級生も含む吹奏楽部に参加してもらい、追悼の音楽を奏でてもらった。
             

「豊橋いのちの日」の授業が終わり、帰宅した多くの同級生達の弔問やメールでの報告を受けありがたかった。

マスコミにも多く取り上げられ、夕方のNHKや中京テレビのニュースを見ると、
昨日のコンサートの映像と共に、校長が自慢げに風化防止に校長室に置いている「事故情報プレート」をかざし、きちんと事故を受け止めている中学を演じていた

昨日の夕刊には、そのプレートを校長室に設置していること、全教職員に危機管理の訓示をし、事故から得た教訓を他校にも伝える校長の気持ちが掲載されていた。


*****
遺族が要望しなければ、事故から2年近く経っても
何ひとつ、再発防止に動かなかった呆れた当事者校と校長

      立派な映像と記事からは、遺族だけでなく、生徒の心も傷つけ続けている
  
    裏であった呆れた姿は知る由もない。

6月18日  夢があるっていい

2012-06-18 09:16:41 | 事故後の動き
     今日18日は娘の命日  浜名湖での娘の像でも慰霊祭が行われる。             


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2010年6月17日野外学習 夜の研修会で、自分の将来が絶たれることも知らず、12歳の自分の夢 そして友の夢について 興奮して綴っている娘。  

夜の研修会
 班の子の知らないことを知れてよかった。また、ちゃんとした夢を持っていたのですごいな、と思った。とても具体的な子もいて、おぉーと思った。1人でもその夢になれたらいいです。そして、私の将来の夢は医者だ。私はたよられる医者になりたいなと思った。私はなんの夢にするかまよったが、すぐにかける子がいて夢が決まっていてすごいと思った。
 
夢があるっていい。私はこの同級生の活やくを見たい   


*****
今日18日は「豊橋いのちの日」と制定され、豊橋市各学校で命の授業が行われる。

市長からも 当事者校校長からも

           謝罪のないまま・・  行われる・・  いのちの日・・


*****
今日14時15分から当事者校章南中では、私達親が企画したコンサートが行われる。
                 

私がお願いした大阪の音楽集団からもらった、11曲目もアンコール曲は、不思議なことに

                  「 SMILE  」

いつも笑顔の娘  娘の中学1年生時の学年目標  娘が命を絶たれた野外学習のテーマであった。

                       

6月17日  最後のコンサート

2012-06-17 09:16:58 | 学校に対して
 2011年の娘の命日は、事故の起きた2010年には中学の同級生達に、文庫寄贈と同じく娘が途中にされてしまったピアノとバイオリンの練習曲を最後まで聴いてもらいたいとコンサートを企画していた。
         

*そのコンサートでの同級生の感想   ↓    ↓   ↓
           

花菜の練習曲だった曲を聞いて、花菜がひいたらどんなんだろうと、花菜のようすがうかんできて、泣けそうでした。花菜のヴァイオリンで聞く音色はきれいで、もちろん演奏もすばらしかったです。ずっと感動していました。聞いている間、花菜の思い出を振り返っていて、やっぱり楽しい思い出ばかりでした。私たちのためにコンサートですてきな演奏をしてくれた大竹広治さん、保位真菜美さん、鈴木雅子さんに感謝したいと思いました。大竹さん、保位さんの体ぜんぶをつかったはく力のある演奏やピアノのきれいな音色の演奏は、音楽のことを、まったく知らない私も鳥肌がたち本当に感動しました。そして花菜も、ハナミズキを楽しく演奏していたんじゃないかなと思いました。花菜にあうことはできなくても、楽しく演奏している花菜を感じることができ、泣きそうになりながらも自然と笑顔になれていました。
                       


*****
昨日16日の朝日新聞の夕刊に、娘の親友さんの嬉しい記事が掲載された。
                 


*そして主人は15日の日記に綴っていた。  ↓   ↓   ↓

18日のコンサートについて、中学校のリハーサルに立ち会いました。
このコンサートは家内の企画で、家内の友人の大阪のジャズバンドを招いて、
娘の思い出の曲などを中心に、
「いのちの日」の授業として演奏してもらいます。 

このコンサートには、
娘がこの学校にいた証と、その命が絶たれた事実をしっかりと受け止めることで、いのちについてそれぞれが考えてほしいと思っています。
 

曲と同時に、娘のスライドを映し出させて頂くことで、娘を忘れないでほしいという願いも込めています。 
このコンサートは、なんの落ち度もない生徒が、学校の正課の授業で、先生が引率している中、いのちを落した事実を風化させないために、多くのマスコミにも来て頂き、報道をお願いしています。
その報道を通して、関係者の引率の責任の深さを見直す機会にも、つなげてほしいと思います。
  


それにしても、リハーサルで見た吹奏楽部の中学生は、成長していました。
体操服や制服を着て、ほっぺを膨らませて一生懸命吹いている姿に、娘を重ねて見てしまいました。
本当なら、この子達と一緒に成長して、こんな会話をして、笑ったり、泣いたり、怒ったりの日常があったんだろうなと、そんな事ばかり考えてしまいました。
家内は6月18日が辛すぎて、ずっと家にいます。
でも身も心もへとへとながら、コンサートを企画し、プロデュースし、頑張っています。
私は、何かと多いマスコミ対応に追われています。
ここ2,3日そんな日が続いています。
 
  


*****
事故当時1年生だった同級生達ももう3年生。
       
                私達が贈ることのできる  最後のコンサートである。                                             

6月16日  同級生の前で娘に誤って下さい 2(校長の拒絶)

2012-06-16 08:37:27 | 学校に対して
                謝ることはできません。」 

昨晩の命日の弔問時、校長は断言した。



*****
ひとしきり丁寧に私達親に向かい、この2年間の謝罪を述べる校長に私は、

「 教頭に伝えましたが学校長として、親だけでなく 娘に 同級生の前で誤って下さい
  
  いのちの日にどんな立派な取り組みをしても、娘への謝罪が先であり、その心での取組みです

  娘は この学校の先生達を 命を落とす最期まで信じました

  学校側の娘への言葉(誓いの言葉)には謝罪はなく、同情の言葉だけ です。

  娘は、大好きだった友人達と離れなくてはならず、自分の夢や将来まで この中学に奪われました。

  その生徒達の前で誤って下さい。

  生徒達は(友達の娘の命を奪った)あの事故はなんであったのだろう? とうやむやにされたまま卒業していきます

  正確に娘の死の意味を生徒達に伝え、 大人の責任として、誤って下さい。」


*****
その回答が冒頭の「謝れない」という言葉である。

しばらくいつもの やっかいな遺族という表情で、壁を作って黙り込む校長



謝れない理由を言って下さい。」と訊く私に

        「 組織として動けない(謝れない)からです。 」  と平然と言ってのけた校長。


その言葉を聞いて

  「それが教育者の言葉ですか?  もうこの場からお引き取りください。」 と言う私の声を受け、

しびれた足を気遣いながら、よろよろ退席した校長。



*****
その情けない姿を見ながら、私は心の中でつぶやいていた。  

          市教委の犬!  上の者にしか尻尾を振れない市教委の犬!   

  生徒のプライバシーや悪影響ばかり重視し、

   先の生徒への教育を考えない、自分の任期中の保身だけに走る 呆れたトップの大人。

6月13日  S先生の手紙

2012-06-13 08:26:10 | 学校に対して
以前のことだが、GW開けの中学修学旅行が終わった金曜弔問時、
私は体調不良で 初めて金曜弔問に来た先生達の応対を辞めた。
主人に「今晩の金曜弔問は体がだるい上に、きっと(花菜が行けなかった)修学旅行の話だよ。
    私、 (平気な顔して)聞く自信ない。 」
主人も 「僕だって嫌だよ。 」 と言いながら、娘の祭壇のある和室で、主人一人で先生達を迎えた。

先生達が帰り、リビングのソファで横になっている私に、主人は
S先生の手紙に 『花菜さんありがとう』 ってあったよ。」 と少し嬉しそうに報告してくれた。
↓  ↓  ↓
花菜さんへ
 一昨日、三日間の修学旅行を終えて戻ることができました。ありがとう。とても感謝しています。これからこの修学旅行で学んだことを次に生かしていきたいです。
先生が今日みんなに話したことは「自分で」という意識をもってほしいということです。優先順位を考え、見通しを持ち、それを実行していく力を身につけてほしいと感じました。
 これからは、体育祭の準備になります。学校で使える日があと十四日しかありません。みんなに頑張らせるためにも、先生たちが先の見通しをしっかりともち、みんなを陰から引っ張っていきたいです。
                               H24.5.11   ○○ ○○
 


私も後日、章南中の金曜弔問用ノートに貼られた、S先生の手紙を読み心が癒されると同時に安心した。                                            


*****
体調も戻り気持ちも落ち着き、金曜弔問で先生達を迎えた翌々週。
また遺族への配慮のない章南中幹部の手紙に怒る私だった。

6月10日  静岡県 3<教職員のためのチェックリスト>

2012-06-10 08:29:19 | 事故後の動き
昨日は毎週の静岡側の弔問に加え、命日も近いことから、静岡県教委教育長・次長・課長も揃っての弔問だった。

命日の施設での慰霊行事についての簡単な説明を受けた。


静岡県教育長も揃うのは久々のことだったので、

「静岡県教育委員会の教職員のための利用者チェックリストを4月に拝見して、満足しました。」 と私は伝えた。

             

このチェックリストは作成の段階で、県教育長自らも添削のチェック入れたとのこと

同席していた毎週弔問を受ける浜松の小学校長から、このリストは 静岡県内の政令指定都市に至るまで(通常は県と政令指定都市の関係はよくないらしい)、校長会等で行き渡っている との報告を受けた。


*****
事故後遺族である私達が繰り返し強調して要望してきた 教職員の引率者としての危機管理意識 の向上

同様のことを同じ教育関係者に要望して、
      なぜ 豊橋市教委は 章南中学校は 響かないんだろう?

                            加害者意識の甚だしい欠如・・

6月7日  同級生の前で娘に謝って下さい 1(いのちの日の回答)

2012-06-07 04:41:51 | 学校に対して
6/18のいのちの日の行事の後、娘の弔問に来たい という章南中に6/5に断わりの電話をした。


6/5に発表された「いのちの日」の当事者校としての取組みを報告して欲しい。

そして取組みより順番として、この日に、

「 当事者校の校長として、来年は卒業していく娘の同級生の前で、

            娘に謝って下さい
              」

*****
その回答に、昨晩 教頭が来た。

取組み計画は、生徒への「いのち」の説話や「いのち」を見つめる授業といった道徳の時間にすぎず、通学路や学校施設の安全点検である。

新聞にも指摘されたように、教職員への危機管理研修は盛り込まれず、職員の朝の打ち合わせ時に校長から黙とうと講話があるだけであった。


「 学校長として、 同級生の前での娘への謝罪は?   」

「  ご期待には添えないと思います。  

   裁判も控えてますから、謝罪はできないと思います。  」

  

6月5日  生徒は間違ってなかった

2012-06-05 08:37:20 | 学校に対して
昨日の定例会記者会見で発表された、6月18日の「学校いのちの日」 への市内各学校の取組み内容が、今日の朝日新聞地方版に掲載された。
                 

市教委も章南中も、生徒の自分の命を守る意識向上に重点がおかれ、教職員向けの研修は盛り込まれなかった と。


*****
確かに遺族の思いとして、5/21に文書で市教委には、生徒への取組みも要望した。

       ↓        ↓       ↓
市教育委員会様へ
                                       2012.5.21西野
「豊橋いのちの日」の取り組みについての遺族の思い

・子どもに対して、
子どもに「いのちの大切さ」を話して聞かせるだけではなく、「いつでも自分の身は自分で守る」訓練をしてほしい。

・先生方に対して、
教師が子どもの命を預かっていることを強く認識し、子どもを守るための危機管理を学ぶ日にしてほしい

       ↑        ↑        ↑

この事故を教訓とするならば生徒達の行動は 何ひとつ間違ってなかった

荒天でボート訓練を決行する不安を表情ではあるが(口に出すことは無理であったろう)教師に訴えている転覆したボートに溜まっていく雨水や波飛沫の不安も 教師に訴えている
しかも、あの最悪の状況で 娘がいないことも 教師に必死に訴えている


      まだ小学校を卒業したばかりの生徒達は正しく行動した

           それに比べ    危機に際し
何ひとつ動けなかった 教師達・・・



*****
5/21に遺族が強調して要望しのは、教職員に向けての危機管理のトレーニングである。

           こどもである生徒に対してはものが言えても、

     おとなの教師に対しては何も指導できない   ズルイ大人達・・


6月3日  謝罪の意味が理解できないトップ達16(校長)<責任逃れ>

2012-06-03 08:28:10 | 学校に対して
昨日土曜は中学で体育祭があった。
娘が在席することとなっている3Cのクラスの同級生達から、娘の携帯に次々送信される「一緒に頑張ろう!」メール。
金曜弔問時に来た先生達も体育祭の話題一色だった。

例年は秋に開催されていた体育祭は、今年は熱中症を考慮してか、この時期の開催となったらしい。
中学の体育祭での目玉行事である、クラス対抗で応援のダンスを披露する「援舞」。
例年は秋ということもあり夏休みをかけて、クラス一丸となり生徒達は、揃いのTシャツの衣装から準備する。
しかし春開催の今年は、各学年共 修学旅行や野外学習の学校行事を終え、キチキチのスケジュールであった。
そのため揃いのTシャツを準備している時間もなく、中学の体操服にデコっての援舞となったらしい。

事前に教頭から我が家に電話があり、生徒達が娘の体操服をデコるので用意しておいて欲しいと。

*****
その電話を受け私は困ってしまった。
中学1年生になった6月の 2泊3日の中学の野外学習中に命を奪われた娘の3着の体操服は、躊躇なく来てくれるというお友達に、もらってもらっているからだ。
唯一残してある1着は、娘の遺留品として、お若い刑事さんからバーバリーの袋に丁寧に1点1点包まれ届けられた。

日常見慣れた娘の靴下・ハンカチ・髪留め等の中から、2時間半も行方不明にされたボートの中で、荒天の波に叩かれ茶色く痛んだ体操服、その残酷な娘の最期に 現実を見た親としては、涙以上に怒りで狂いそうだった・・・

*****
生徒さんに体操服を提供してもらい事なきを得、6/18の娘の命日に備え、難病を持つ私は大事をとって 今年は参観しなかった昨日の体育祭。
娘のクラスは優勝し、興奮する同級生達の連絡を次々受け、涙が出るほどありがたい親の私。
しかし、   素直に喜べない私も存在する。

日焼けして同級生達と興奮している娘もいるはずだった・・

「中学」がハッキリと   娘の死への責任を認め、   娘に謝罪しない限り

素直な生徒達も巻き込んで美談で終わらせようとする 

中学の 大人の 都合のいい 責任逃れ としか感じられない。

あの茶色く痛んだ体操服 娘に 謝罪されない限り!