怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

11月28日  盗撮で先生が逮捕されちゃった 2

2012-11-28 08:10:06 | 私のつぶやき
実は、11/20の豊橋市教委の弔問時の話には続きがある。

月命日の弔問を終え、市教委幹部4人が和室を退席した後、教育課長一人残り、
「お母さんにお話しがあります。」と、超低姿勢で言われた。

教育課長:「お母さんのブログに中島先生の写真が出てて、写真を消す ように教育委員会にクレームが入りました。  
中島先生にも家族があります。」

私:「うちの娘の写真は、この事故によって新聞、テレビと次々公開されました。

(死んだ娘には、人権がないと言うの!)

(主人は28年勤めていた会社を続けられなくなり、辞職しました。)


女の子の母親 だ っ た 私は、中島先生のしたことが許せません!

中島先生が保釈され(11/20の時点では、まだ余罪を調べられているのか、証拠隠滅の恐れがあるのか、釈放されていない)、
彼の罪に応じたペナルティが科せられれば、私も写真を消すつもりでした。


 (それまでは、消すつもりはありません。) 」


        教育委員会までにも批判が届いたことに、私の怒りは火がついた


なぜ誰も、被害に遭った岡崎の女子高生の気持ちを考えないんだろう?

彼女の負った心の傷は、単なる盗撮を越え、大人への恐怖心に代わっていると思う。

しかも、隣の市の 
現役の教師 に下着を盗撮されたという、ショックと教師に対する不信感



章南中学校の生徒にとっても、
実際に自分達を指導する(数学・部活・生活指導等)先生が、
犯罪を犯し逮捕されるという


中学という一番多感な時期の生徒に、
一生涯取り返しのつかないことをしてしまった 
罪の重さ。 


*****
テレビのジャーナリストとして活躍している辛坊冶郎氏は、新聞解説の時に、


 「 逮捕者で写真が公開されないのは日本だけ。
諸外国は逮捕された時点で警察が写真を公開する。
日本も昔は公開していたが、途中で加害者の人権がどうのこうのと一部の団体が言い出して写真を公開しない事になってしまってますが、これはおかしい。
こんな事をやっているのは日本だけです! 」 



*****
先日、和解文にもとづき、
市や市教委・当事者中学が、再発防止の活動に努めているかの今後のチェック
の相談に、弁護士事務所に行った。

中島先生の写真掲載という、人道的に許されないことをし、匿名の無責任で一方的な批判を受けて凹んでいた私は、
うちの人権派で有名な弁護士先生に、叱責されるのを覚悟で相談した。

うちのベテラン弁護士:「新聞・テレビで本人の名前が公開されましたよね。
その時点で、写真公開(50代校務主任)したことは、未成年のこどもの写真公開と違い、
                  法的にはなんの問題もない     ですよ。
むしろ、こどもへの影響力の大きい、芸能人・教師といった職業は公開される
教師は生徒と毎日 身近に接していますから。」


*****
11/27夕、章南中の教頭が交換日記を取りに我が家に来た際に、
合川校長の和解文についての当事者校校長の見解を記した手紙の提出の件を、主人に再度訊いてもらった。

 「私達には関係のない話です!」 と主人が教頭となにやら話し込んでいるのが、玄関口から聞こえてきた。

教頭が帰り、リビングに戻った主人に訊ねると、

「 合川校長は和解文と違うことを書くといけないので、書面として提出できない と言ったそうだ。」

和解文と違うことを書くつもりなの?   自分の保身ばかりを心配するこの当事者中学の最高責任者


*****
とりあえず、2012年12/18(娘が死んで2年半)の、外部(マスコミにも)に向けての、

学校長の娘と同級生への謝罪は、教育長の強い意志の元に、本格的に決定した という。

                       <ようやく被害者生徒の方を向いた教育者達>

11月25日  娘の手

2012-11-25 08:15:57 | 私のつぶやき
毎年6年間この時期になると娘は、クリスマスのピアノとバイオリンの発表会に向け、練習に励んでいた。      

娘は1Fのリビングで、器用に黄色いバランスボールに座りながら、バイオリンの練習をするのが、いつもの光景だった。



私はバイオリンの絃やピアノの鍵盤を、踊るように動く娘の手や指を見るのが好きだった。


「花菜ちゃん、さっきの小節すごくカッコ良かったから、もう一回弾いて見せて。(お世辞にも弾いて聴かせてとは言えないレベル?)」



*****
2010年6月19日夜

主人と私は司法解剖の終わった娘の遺体を引き取りに、マスコミの集中する管轄の浜松細江署を避け、浜松中署に向かっていた。

浜松中署1F入口近くの白い仕切で区画された、簡易な長椅子とテーブルの置かれたコーナーで、
警察署員から遺体引き取りの説明を受け、書類にサインをした。

警察署玄関に横付けされた黒いハイエースの助手席に主人、娘の遺体が固定された後部座席には私が乗り込んだ。

     次々とこなさなければならない悪夢のような現実の中、ようやく娘は主人と私の元に帰ってきた。 


浜松のまぶしい夜の明かりの街を走り出した車内で、運転していた専門の業者と思われる男性が、

「 お母さん、娘さんの手を握っててあげていいですよ 」

布団に包まれ落ちないよう固定された娘の遺体から、私は必死で娘の手を探った。


        私の好きだった娘の手は、もう2度と踊ることも許されず、冷たく固くなっていた。


       でもこの冷たい娘の手でさえ2日後(葬儀)には、2度と握ってやることはできない。




*****
1時間以上車に揺られながら、想像を絶する怖い思いをした娘に

                        もう怖がらずにすむよう
、私はずっと話掛けていた。

「そろそろ花菜ちゃんといつもレッスンに通った豊橋の道だよ。」

無事マスコミを避け、自宅に娘を連れて帰ることができるのか。    自宅も近づき、そろそろ緊張が走っていた


 「 ライト消して!  俺達の車の後をついてこい! 」  
突然車の前を封鎖した車に止められた。

前の車から地区の男性が走ってきて、土地勘がないとわからないマスコミから隠れる地区の道順を説明された。

だが、ゆっくり車の音をたてないよう徐行させながら、私達の車は先導車と違う道を曲がってしまった

 「指示した道と違うじゃないか!!バックして、もう一度ついてこい!!」   焦って追いかけてきた先導車の男性に言われた。

私達の車の運転手は、土地勘のない道でライトを消しても落ち着いていたが、
霊柩車ではバックは許されないのか困って、車を回転させ方向転換し前進を続けた


*****
なんとか自宅前に車が辿り着いた時、主人と私は目の前の光景に目を瞠った

そこには地区の女性・男性20人近い人達が私達を守るように
           何時に着くかわからない私達を、綿密な計画を立てて待っていてくれたのだ



   そしてこの後、この熱い地域の方々の力を借りて、安心して事故原因究明の署名活動に突き進んでいった私達だった。

11月22日  同級生の前で娘に謝って下さい 4(校長の謝罪決定)

2012-11-22 07:57:10 | 学校に対して
       「 先日は(11/16市役所での市長謝罪)、どうもありがとうございました。」   

教育長の言葉で始まった、11/20(敢えて市長の謝罪後を待ったという)の市教委の月命日弔問。


我が家の和室には、市長謝罪時に市長のボロが出ないように、強引に謝罪進行を進め終了させた、弔問時は冷静な教育課長の姿。

そして、何故か私を安心させた、市長謝罪時もいつもと変わらなかった、教育長が並んだ。


いつもの焼香が済み、

教育長:  「花菜ちゃんの学年には、2年前の事故に続き、今回の中島の事件と、可哀そうなことをした。」 と、

教育委員会の方から、先の盗撮事件についての話題に転じていった。


*****
合川校長自身の保身を、組織として謝れないと置き換えて断った、当事者中学の最高責任者の姿勢を批判するように

私:「章南中の合川校長に、花菜の死から2年半になる2012年12/18に、
同級生の前で公にして謝罪するようお願いしているんですが
。」

教育長:「私も早く調整しないと(教育長の予定)いけないと進めている。
年が明けてしまうと、受験という大事な時期になり、 年内にと  と考えている。
もちろん、マスコミも呼んでだ。
 」

主人:「オープンにするというのは、学校にとっても教育委員会にとっても豊橋市にとっても、
(きちんと対処している姿勢を外部にアピールする意味で)良いことだと思います。
 」


私は、学校として謝罪するという、教育長の言葉を受け、
合川校長に拒否されてきた日々を思い、あっけない気持ちに包まれいた。 

      順序立ててコツコツと進めれば(民事訴訟→市長の謝罪)、行政のトップはこんなにも簡単に動くものなのか・・



*****
教育長:「新聞かなんかで読んだが、お父さんもやっと 一区切り か?」      

「お母さんも(図面の)仕事やってるのか?」

主人が一区切りについて応えているのを聞いた後、


私:「これから出る、海難審判の結果や、刑事事件としての警察の動きを、知るまでは、

          (自分を納得させて)前に進もうという気持ちにはなれません

11月20日  市長 遺族に謝罪 2(章南中の反応)

2012-11-20 08:02:55 | 学校に対して
「                  花菜は 先生達の言う通りにして

             あの悪天候の中、  怖くても  辛くても   ボートを漕ぎ続けました !

                 その挙句、  転覆したボートに閉じ込められ

                2時間半も発見されず、命を落としたんです !



この事故を知った多くの人が、 

この事故の残酷さ  花菜の無念さ  娘の命の重さを  重く受け止めています !


受け止めていないのは、事故を招いた 当事者校の先生だけです!    」



*****
市長の謝罪を受けた16日の金曜は、夕方から章南中の月命日の弔問予約が入っていた。

約束していた校長の手紙(和解を受けた考え・その後の対策の文面)を期待して待った


教頭:「先週の金曜弔問の教師からも、ご両親が手紙を待っている報告は受けました。
    
    でも校長は、こちらに来てお話がしたい と言っています。 

私:「毎月命日の校長とのバトルを見ていた教頭なら、
何故 私が顔も見たくもない合川さん(校長)の弔問を拒否したのか お解かりのはずです!


切実に我が家に来て私達に話がしたいのなら、
弔問拒否の間でも、手紙を託すとかの努力ができたはずです


形に残すことを異常に嫌う校長。 (保身?) 

   私達は娘を失う悲しみに追い撃ちをかけるように、この中学の誠意のない対応に苦しめられてきました。  」


主人:「家内の難病の大きな誘因は、ストレスです。それを私達は一番心配しています。」


私:「この中学教師の盗撮事件の対応に大変だったのはわかります。



でも、転覆事故で悪い注目をされ、

この中学の教師自身の規律に襟を正していなければならない時期に、
学校幹部が逮捕されるなんて!
 
                      



それに気付かなかった中学の危機管理の無さ

金曜弔問で月1回数十分しか中島先生に会わない私ですら、彼に対する違和感は教頭に口にしてきました。 !

(私が女の子の母親だったから、より強く許せない。)」



*****
再度教頭から、校長に手紙を提出するよう約束をした後、

教頭:「今日校長が午前中に行われた市長の謝罪の説明をし、進路相談で集まった3年の生徒と保護者を前に、謝罪をしました。」

主人:「 約束の12/18公けにしての謝罪はないんですか? 」

教頭:「検討中です。」

私:「説明もなく、口頭だけで謝ったと言われても、信じようがないです!


  この民間企業では考えられない、常識ズレした学校の対応に、ただ愕然とするしかなかった・・


11月17日  市長 遺族に謝罪 1

2012-11-17 08:58:34 | 事故後の動き
17日朝日→ 

                    ボート事故、豊橋市長謝罪
                                   父親、防止策を今後も注視

 浜名湖ボート転覆事故で水死した豊橋市立中学校の西野花菜さん(当時12)の両親に対し、佐原光一市長が16日謝罪した。だが、「事故の直接の原因は私どもにない」と主張する佐原市長に、父・友章さんが(53)が何度も質問して認識をただした。 「目的は再発防止。市長の認識にこだわっていると次に進めない、と自分の中で無理やり理解させる」。市長との面会後、友章さんは報道陣に胸中を語った。
 謝罪の場で友章さんは市長に「これまで責任を否定してきたが、どう変わったのか」と質問。市長は「認識は変わっていない」と繰り返した。質問を続けようとする友章さんに市職員が「以上で終わらせて頂きます」と退席を促した。予定時間より5分ほど前だった。
 友章さんは「学校(の対応)が不十分だったという認識に立って再発防止に取り組むべきだ」と言う。今後は、再発防止策についての公開質問状を出すなどして、市の取り組みを見守るつもりだ



*****
昨日16日11:30~12:00は、ようやく豊橋市長が私達遺族に直接謝罪する日だった。   

10分前に、市長室と秘書課のある市役所東4Fに着いた主人と私、そしてこの事故に疑問を呈する市議2人と支援してもらっている女性2人は、

「まだ時間じゃないので、この部屋でお待ち下さい。」と、秘書課の男性に言われ、控室で待った。

11時を5分以上過ぎ

秘書課男性:「どうぞお入りください。
市長室に入れるのは、(遺族の)お二人だけです
市長室の扉は開けておりますので(閲覧可能)、後の方は市長室外でお待ち願います。」

主人と私が通された市長室には、市長・市教委部長・市教育長・教育課長の4人が、多くのマスコミに取り囲まれ待っていた。

先ず市長が私達二人に向かい、裁判所和解文の内容に添った謝罪の言葉を、とても 上 手 に 述べた。

次に、娘の遺影と娘の骨を加工したプレートに、 手を合せた4人。

そして、市長に和解文を読み上げてもらい、その後、

お悔みなんか要らない私達にとって、この日一番の目的だった再発防止の質問をした。             
                             ▼   ▼    ▼

                              市長への質問 

1.これまでは、市長は豊橋市の責任について、豊橋市の答弁書などで述べられているとおり,
(1) 「カッター転覆事故を想定することなど全くできなかった。」
(2) 「自主艇の安全性につき問題はなかった。」

(3) 天候に関して「校長及び引率教諭は訓練実施の可否について十分な注意義務を果たしている。」
(4) 行方不明者の確認,及び消防等への花菜が行方不明であることの伝達についても「教諭は十分その責任を果たしている」
というご認識だったと思います。
 <1> 現在その認識はどのように変わりましたか。
 <2> 変わってないとしたら、どのような点について謝罪しているのですか。


2 和解条項では、「豊橋市は、学校教育の場で、生徒の安全を守るのは、第一次的に教職員であることを強く自覚させるために、再発防止に向けて不断の努力を約する」とありますが、市長としてどのような努力を約束してくれますか。また市教委にどのような再発防止策を要求されますか





予想外の質問に市長は、

「転覆事故につきましては、調査を待つとしまして、
あとの(1)~(4)につきましては、市の認識は変わってません。」


またボロが出だした市長に、進行役の教育課長が慌てて、「以上で終わらせて頂きます。」

主人:「まだ、5分あるじゃないですか(11:55)!」

教育課長:「(遺影等を指して)片付けの時間です。」 と、無理やり終了させた。

      ?       ?        ?       ?  



*****
豊橋市長の遺族への謝罪は、夜には衆院解散のビッグニュースの中、名古屋のNHKでも報道された。


未消化の気分だった私に、嬉しい電話が入った。

夜、名古屋のNHKから主人に掛かってきた電話は、

2年前のニュージーランド地震の富山の遺族も、市に謝罪を求め、私達への豊橋市の謝罪に注目しています。

 今日の豊橋市の謝罪を伝えます。 」  


市役所13Fエレベーターから見た、豊橋の街並み ↓    






11月14日  盗撮で先生が逮捕されちゃった

2012-11-14 08:18:14 | 学校に対して
                 だから  言ったのに・・



12日の夜から昨日まで、我が家は問い合わせの電話が次々入っていた。

【日刊スポーツ(共同) 2012年11月12日22時47分】

豊橋市立章南中学校:中島英和教諭、盗撮容疑で逮捕。

愛知県警岡崎署は12日、女子高校生のスカート内を盗撮したとして、県迷惑
防止条例違反の疑いで、愛知県豊橋市松井町、同市立中学校教諭 中島英和
容疑者(50)を逮捕した。
逮捕容疑は11日午後3時ごろ、岡崎市のショッピングセンターで、友人女性と
買い物に来ていた女子高校生(17)の背後から、右腕に着けたカメラ機能付
腕時計を使ってスカート内を動画で撮影した疑い。

岡崎署によると、「女性の下着が見たかった。8月ごろから盗撮を始めた」と供述している。
ショッピングセンターで不審な動きをしていた中島容疑者を警備員が取り押さえ、同署に通報。
当初は「知らない」と否認していたが、署員が腕時計のデータを調べ、女子高校生の下着が
写った動画を確認した


 
                                



「章南中の中島先生って知ってますか?」

知ってるもなにも、金曜弔問に学校幹部として、持ち回りで毎月1回我が家に来る先生だ。

私の嫌いな合川校長と同じ体格で、校長と同じように話に的を得ない先生である。

今年章南中に赴任してきて、初めての金曜弔問で、遺族の前で自分の娘の自慢話をし

後日そのことを月命日弔問に来た教頭に、遺族からクレームされた先生だ。


                だから  言ったのに・・


先月10/18の市教委の弔問時も、中島校務主任の幹部の資質を疑う発言に、教育長達にクレームをしたばかりだった


                だから  言ったのに・・


*****
   今日の朝日新聞三河版  →  

                                     盗撮容疑教諭

                             ボート事故の中学校勤務

                                          豊橋教育委員長「重く受け止め」

 女子高生のスカートの中を盗撮した疑いで豊橋市立中学教諭が逮捕された事件で、豊橋市教育委員会は13日、記者会見し、監督権者として謝罪した。
 市教委によると、県迷惑行為防止条例違反の疑いで12日、岡崎署に逮捕された中島英和容疑者(50)は、市立章南中学校で生徒の生活指導もする校務主任。
 今春、市内の別の中学校から転勤し、3年生に数学を教え、陸上部の顧問だった。これまで懲戒処分を受けたことはなく、勤務態度はまじめだったという。8月には、盗撮防止も含めた市教委主催の不祥事故防止研修を受けたばかりだった。
 章南中では、2010年、校外学習中の浜名湖で生徒が乗っていたボートが転覆し、西野花菜(当時12)が亡くなる事故があった。加藤正俊教育長は「市民の信頼を失う事案。とりわけ章南中の教員であり、重く受け止めている」と話した



                だから  言ったのに・・



*****
昨日午後からは娘の携帯にも、保護者からの学校に対する失望と怒りのメールに混じり、
帰宅した同級生の生徒さんから一番早くメールが入っていた。



       「 2年前と同じように    信用されない先生たち    」 と。


相変らずいい迷惑は3年生になった同級生達だ!     受験を控え、数学の教師が逮捕されるという不祥事。

慣れたように、 「報道お断り」の看板を出した中学。



                だから  言ったのに・・

11月13日  「お願いされたから謝る。」って言っちゃった市長

2012-11-13 08:30:27 | 事故後の動き
            今日の新聞 →  

                   「和解で示された謝罪の場と理解せず」

                                  ボート事故両親と16日面会

 浜名湖ボート転覆事故で、亡くなった豊橋市立中学生の両親に市が直接謝罪する16日の予定について、佐原光一市長は12日の記者会見で「和解で示された謝罪の場とは理解していない」と述べ、すでに和解での義務を果たしたという認識を強調した。
 事故は2010年、市立章南中学校の野外教育中に起き、西野花菜さん(当時12)が水死。今年10月24日、市が事故責任を認め、西野さんの両親らに公式の場で謝罪する内容の和解が成立した。佐原市長は、翌25日に記者会見を開いて頭を下げ、「この場を持って謝罪する公式の場とする」と話していた。
 12日の会見では、佐原市長は「本来はお悔みに行くつもりだったが先方(両親)に謝罪もしてくださいとお願いされ、構いませんとお受けした形」と述べた。西野さんの父、友章さん(53)は「私たちはまだ謝ってもらっていない」と話している



*****
中部電力などの大きな組織票があり、圧勝と言われた佐原現市長。
しかし、なかなか当確が出ず、結果として 62,897  対 55,671

現市長の批判票が対立候補に流れた。

選挙日当日は雨にもかかわらず、
この章南校区杉山地区の投票率は54%、老津地区49%と豊橋市内でも1番と3番に高かったという。

平均投票率41.16%。
投票率の高かった地区は現市長への批判票、低かった地区は現市長の組織票。


*****
                    私達遺族は市長に「謝ってくれ」なんて言ってない

                        裁判所の判断だ。  ▼   





*****

                         面白すぎる?市長





       ↑   たまたま写した選挙ポスターの「注意」の標識に、主人と二人で笑うしかなかった。



11月11日  事故当事者校の放ったままのHP

2012-11-11 08:08:58 | 学校に対して
   学校の過失を     生徒への配慮と     隠し続ける章南中学




2011年12/18 再発防止に何ひとつ動かない当事者校に遺族が要望し、実現した事故情報プレート。

引き続き、学校の謝罪文をHP上に掲載することを、遺族が要望すると、

合川校長に 強く拒否され

その代わりに 事故防止への学校の取組みを随時章南中HP上に掲載する事を、遺族に約束した中学


*****
2012年11/9の金曜弔問は、教務主任と1年の保健体育の教師2人であった。

先々週に教頭から、「これからは学校の行事や3年生の取組みを(交換ノートに)貼ってお伝えしますね。」と言われたように、
ノートには10/26の文化祭で、外部から講師を招いて行われた10近い講座(ふれあい講座)の一覧表と、モザイクアートという生徒の人文字のアート版の表であった。

主人:「手紙は辞めたのですか?」

私:「それじゃあ、(現場の)
先生達の事故に対する考えも、
命を奪われた娘への思いも伝わらない!
 


   前にも教頭に伝えましたが、私達遺族は、(当事者校のノー天気な)ふれあい講座やモザイクアートの取組みを見せられるより、

裁判所の和解文にあったような、安全対策や危機管理の取組みが示して欲しい! 」

主人:「当事者校にしかできない取組みを、HP等を使って(全国に)発信して欲しい。」

教務主任:「PCの好きな先生のいる小学校では、行事毎にHPの更新をしている学校は多いが・・・(中学では難しい)」


*****
先生達が帰り、章南中のHPを見た私達は愕然とした。

約束したはずの事故防止への中学の取組みどころか、再発防止の記事は何ひとつ掲載されていなかった

HP上の章南中の記事 ↓
<2011年12月18日(日)> 
 2010年6月18日、静岡県立三ケ日青年の家で実施した野外教育活動中の「カッター訓練」においてボートが転覆し、本校1年生であった西野花菜さんの尊い命が奪われてしまいました。この事故を決して風化させることなく、今後も、生徒、職員に伝えるために、事故に関する「プレート」を作成し、本校の図書室内にある「花菜文庫」に設置しました。
  


奪われたという 当事者校の過失を訂正する記事もなかった




   学校の過失を     当事者校の保身と    隠し続ける章南中学





*****
             11/10 朝日新聞三河版記事 →  

11月9日  期日前投票1<豊橋市長選>

2012-11-09 08:22:54 | 事故後の動き
11/7 9時に二人で車で出掛けようと、玄関で準備をしていると、主人の携帯が鳴った。
「小林弁護士(うちの弁護士)からだ。」と言って、メモを取るため、玄関横のリビングに消えた主人。

車の中で運転しながら、電話の要件を話してもらった。


・ 10/24の和解成立から2週間、ようやく遺族への謝罪日程の調整連絡が、市の顧問弁護士から入ったこと。

・ 遺族への謝罪は公共の場でもするが、佐原市長個人として一人で、我が家にお参りに来たいこと



そこまで聞いて私は

 嫌! 絶対 嫌!

謝罪の意味も理解していない人に、うちの祭壇に来られるのは絶対 嫌! 



今までの市の不誠実な対応から、だますように、これで遺族への謝罪は済んだと、言い兼ねない市長。

私の剣幕から主人はすぐに車を停めて、小林弁護士に電話を入れてくれた。
そして弁護士に相談しながら、「 マスコミにも取材してもらえる市役所でだったらいいよね? 」


*****
偶然にも連絡のあった7日は、私達は市長選の期日前投票に出掛けるところだった。

地区指定の投票所は、小学校の体育館で、車椅子では無理な私のため、主人が段差のない投票所を探してくれたのだ。




*****
投票の帰り道、景観をぶち壊すように昨夏から乱立している根本元市議の衆院選?ポスターが、一部変わったことに気づいた。
今年5月→        現在→ 

 ↓ そして昨日8日の新聞の折り込みチラシの中に同じものが入っていた。

候補者の名前も写真もないが、裏には「1st stage この4年の主な実績」として多くの政策の文面。

4日に告示され、これって 公職選挙法ギリギリじゃないの?



     


*****
昨夜うちのPCに、 謝罪日程が決まったとメールが入った。

               11月16日(金)    11:30~12:00    市役所東4階

現市長の任期16日までのギリギリで、ようやく決まった30分の日程。



             市長のお悔みだけの謝罪なんて遺族は要らない!  

 
     再発防止の和解事項の実現に尽力を尽くしてもらいたいだけ!
 

             


11月6日  第5回民事訴訟(4回弁論準備手続き)

2012-11-06 08:01:40 | 事故後の動き
昨日主人は午後からの、第4回弁論準備手続きに出掛けて行った。

10/24の第3回弁論準備で、想定外に早い豊橋との和解成立が、大きく報じられたため、
直接弁論準備に出席していない母親の原告である私でさえ、「まだ続くの?」 と主人に訊いた位だ。


*****
前もって私達は被告となる静岡県教委次長に、民事提訴に踏み切る決意を打ち明けていた。
困惑した次長からは 「できるだけ早くに(裁判を)終わらせて欲しい。」 と繰り返し強く言われた。

それが皮肉にも、
想定外とも言える豊橋市との早期の和解成立に 、段階を踏んで県議会の承認を得る必要のある静岡県教委側がまだ12月も弁論準備を続けなければならない。


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3分で終わった昨日の弁論準備。

その後、静岡県教委の民間人で構成される教育委員会トップの委員長、行政トップである教育長・課長、
3人の我が家への弔問を受けた。

<二度と繰り返してはならない!>という3人の強い意志を聞き、安心した私は改めてお礼を言った。

「 結果として、誠意ある静岡県教委と小プロの両者を巻き込んでしまった民事訴訟でしたが、

裁判所がはっきり 学校の責任 を認め、(全国の学校教育への姿勢に)意味のあった訴訟になりました。 」


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昨日午前中買い物に駅の近くを車で走った私達は、昨日告示された豊橋市長選で、 街頭演説をする対立候補の姿を、複雑な想いで眺めた。

                         まだ遺族に謝罪のない豊橋市長・・




                          私達には市長選なんて関係ない!


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夜になって主人がPCを開くと、
夏に名古屋であった 学校事故・事件を語る会のシンポジウムで主人に私達の事故の事例報告の依頼をした大学教授からの、
いじめ自殺事件の遺族の方から、うちのメールアドレスを教えて欲しいという問い合わせのメールであった。

「メールアドレスならいいよな。」と私に確認をする主人の言葉には、


       娘の死が無駄にならず、多くの命に 微力ではあるが力になっている

                                                        嬉しい実感があった。


そして教授のメールは、「和解が実現するも課題も残されている」で始まっていた。


                              ↑ 静岡県教委に供えてもらった あたたかな花

11月3日  同級生の前で娘に誤って下さい 3(校長の突然な申し出)

2012-11-03 08:54:33 | 事故後の動き
                        私は娘のお友達の生徒さん達が大好きだ


中3になった今も娘は仲間だと、娘の携帯にメールをもらったり、娘の祭壇にお参りに来てもらったり。

お友達の母親である私に、屈託なく接してくれる。

                どんなに、娘のお友達に癒されてきたことかわからない

生徒さん達からもらった今年の誕生日プレゼントと事故後の手紙の一部→  




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豊橋市との和解が成立するまでの弁論準備手続きの中で、裁判所に原告・被告各自にそれぞれの和解案を提出する必要があった。

私達原告の和解案をうちの弁護士に相談する前に、先に作ってもらてあった弁護士先生の和解案に沿って主人と私はお互いの主張を確かめ合った。


直接同級生の生徒さんと接触する機会の多い私が、主人に弁護士の和解案に追加で盛り込んで欲しい事項は、二つあった。

(1)娘と両親の私達に謝罪するだけでなく、事故の犠牲者である生徒達にも謝罪すること

(2)当事者校の章南中合川校長に卒業していく同級生の前で謝罪してもらうために、市長の謝罪日を早期に期限を付けること



心配したが、2点共うちの弁護士に理解してもらい、(2)については年内と相談の時点で話し合った。

その翌日には、市の顧問(足立)弁護士から、和解成立後1週間位に市長が謝罪すると確認を取ってもらっていた。



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昨日11/2の章南中 金曜弔問。

いつも通り中学を出発する前に入る18時の教頭からの電話は、

裁判所の和解文を受け、我が家への弔問拒否している合川校長が同席し、
                  突然 私達に謝罪したいという旨のものだった。


電話を受けた主人が即座に、 「 無理です! 」   と言っている声が聞こえてきた。

結局 先週と同じ、教頭と主幹教諭二人で行われた金曜弔問

私達は、2点お願いした。


 <1> 私達への謝罪の前に、和解を受けた当事者校校長の考えを、11月の月命日(11/18)までに、文面にして提出してもらうこと


 <2> 娘の命が奪われて2年半になる12月の月命日(12/18)までに、
同級生の前で娘に、公に(マスコミの前で)謝罪
してもらうこと





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私達が民事訴訟で勝ち取った学校の非を全面的に認める 裁判所の和解文
全国の学校事故事件に苦しむ方々に朗報として受け入れられ
「全国学校事故・事件を語る会」「NPO法人・ジェントルハートプロジェクト」「全国柔道事故被害者の会」へと瞬時に転送されていった。


私達が民事提訴に踏み切る力になった、学校の責任を認めた千葉の事例のように、
      私達の和解文が微力でも多くの方の力にしてもらえば、娘の死は無駄ではなかった

11月1日  私達にはいつ謝るの?

2012-11-01 08:37:21 | 事故後の動き
                   まだ市長に苦しめられている

「両親に癒しがたい悲しみや多大な心痛を与えたことに対し、衷心よりおわびする。」って、25日の報道用の謝罪会見で言ったことは、嘘だったの?

                      嘘ばっかり  

私達の悲しみに追い撃ちをかけるように、責任否定したり、直接の謝罪日を決定しなかったり。

               選挙に不利になるという大人の汚い事情?

             どうして180度翻って謝罪を言い出したの?! 

損害賠償がないことに、市の税金を使わずに済む感謝の気持ちがあって当然なのに、市に責任もないって言ったり

                  狂っている豊橋佐原市長



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浜名湖ボート転覆事故で、亡くなった豊橋市立章南中学生の両親に市が謝罪する内容の和解が成立し、31日で1週間が経った。だが、佐原光一市長が両親に会って謝罪する日取りが決まらない。市側から候補日の提案もしていない。
          ーーーーーーーーーーーーーー 中略ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 両親によると、10月26日に両親側から連絡を取り、同30日と11月2日を面会の候補として、市に提案した。しかし、その日のうちに「市長の都合が悪い」と断られたという。その際、市から候補日を伝えると言われた。しかし、その後、10月30日夕方時点で市から両親側に連絡が入っていない。
 西野さんの父、友章さん(53)は「本来、謝る方から何らかの日程のめどでも連絡するのが筋ではないか。これでは心の底から責任を感じているとは思えず、再発防止が期待できない」と憤っている。
 豊橋市の永田憲司・秘書課長は市長選の告示が今月4日に迫っていることを挙げ、「政務で多忙のため、すぐに時間をとるのは難しい」と話している




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24日報道用の市長謝罪会見の記事→   
会釈のような頭の下げ方が1回で、シャッターチャンスを逃した多くの新聞が、市長直立姿勢の記事であった。