6月18日には多くの方が来て、お花がたくさん花菜の前にそろいました。
1年前にお母さんと一緒に来た時に、Aちゃんにお願いしたことがありました。
「今度の学校いのちの日に、Aちゃんが章南中の先生の前でお話をして欲しいんです」
年が明けてメールでAちゃんに「あの時の話覚えてる?」と聞きました。
Aちゃんは「先生たちの前で話のは苦しいので記者さんの前で話す」と言ってくれました。
私はすぐ中日のI記者に連絡を取りました。
6月の日程を合わせて東京から来てくれました。
私はAちゃんが心療内科に通院していることを聞いていたので、ちょっと心配になりました。
私はAちゃんが来る前に私の絵本を読みました。それはAちゃんが傷つかないか気になっていたからです。
主人が「Aちゃんは自分の意思を言える子だよ」
Aちゃんは事故の時、ボートに閉じ込められてD氏に助けられた子です。
自分が低体温症にもかかわらず、「花菜ちゃんがいないよ」とみんなに訴えてくれた子です。
でもAちゃんが学校に戻ると、事故のことを拘っていて、こだわるAちゃんは異色の存在になりました。
学校は事故のことを口にするのは許さなかったのです。
I記者に取材される時が来ました。
I記者は事故のことを全部知っているので大丈夫だと思いました。
実際にAちゃんはしっかりと答えていました。
私はAちゃんのお母さんも来てくれていたので安心しました。
もしAちゃんがPTSDになったら大変だと心配していました。
Aちゃんが訴えることはI記者も知らないボートの転覆後の状況でした。
私も怖かったです。
でも、なぜか花菜が隣にいてその話をしてくれているようでした。
(大変だったんだよ・・・花菜)
ヴァイオリンの話。
6月18日の前に主人にNHKから連絡がありました。
「花菜のヴァイオリンを使って章南中で演奏することを(いのちの日)取材したい」
放送は6月18日に予定されていました。
6月18日はバタバタになりました。
しかも、大阪では地震で大変な状況がありました。
主人に「放送されるかなぁ」と私は聞きました。
そんな大変な時でもNHKは放送してくれました。
6月18日はいっぱいいろんなことがあった日でした。・・・・・ おわり
安全に気をつけようと思いました。お悔やみ申し上げます