怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

9月28日 菜の花キャンドルを豊橋で 2

2013-09-28 07:50:09 | 学校に対して
昨夜、久しぶりに野外教育引率教諭二人の弔問があった
作成中の娘のアルバムに、大きくなった同級生の写真を一人一人確認するように見入る引率教諭達



私:「今豊橋で菜の花キャンドルを開催する計画をしています
先生達はまだうちに弔問に来てくれますが、
同じ引率教諭(8人)のK先生もS先生も異動したら一回も弔問にみえません。
我が家に来ることに抵抗があるなら、娘の追悼イベントをする杉山の公園だけでも来てもらいたいんです。
山川先生はもう望めませんが・・







娘は船が転覆する瞬間まで、生きていたのに・・


             生きたかったはずなのに・・


先生達を信じていたはずなのに・・









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26日の娘の誕生日は、同級生達の携帯でのおめでとうコールやプレゼント、下校後の弔問が続いた
                         

思いがけない同級生達の訪問に、偶然26日に予約を入れていた静岡新聞の若い記者3人とバッテング。


 ← 静岡新聞

                         風紋 

ボート転覆事故書類送検 教訓肝に銘じ危機管理  


2010年6月に県立三ケ日青年の家(浜松市北区)のボートが転覆し、豊橋市の女子中学生が死亡した事故は、県、指定管理者、中学校の関係者6人が業務上過失致死容疑で書類送検される形で一つの節目を迎えた。中でも当時の学校長の過失も問われたことは重い。教育関係者はしっかり受け止め、危機管理意識の向上に努めてほしい。
 事故は、悪天候の浜名湖で航行不能になったボートがえい航されている途中に発生した。県警は、訓練開始時は風雨が強く白波が立つ状況だったのに、校長が所員と何も協議しないで訓練を実施したことが悲惨な事故を招く要因の一つになった、と判断した。
 この他にも学校側の責任はいくつか指摘されている。数人の生徒が湖に漂流したままで安否確認ができていないのに、同乗の教員2人が現場を離れたため、女子生徒の発見が遅くなった。校長以外にも訓練中止を申し入れる教員がいなかったことも不思議だ。これらに象徴されるのは、訓練のプログラムの指導だけでなく、生徒の生命を守る責任まで施設職員に任せきりにした態度といえる。
 事故の原因究明と再発防止を進めている県教委は12年4月、県内の教職員向けに「青少年教育施設を利用する教職員のための利用者ガイド」を作成した。引率指導者の心構えとして「活動を進める主体という自覚を持つ」「安全を最優先に考える」などと明記し、野外活動の安全責任は第一義的に教員が持つことをあらためて明確にさせたといえる。今回の事故の背景には「野外活動のプロが言うなら大丈夫」という責任感の欠如が教員にあったのだろう。この言葉が言い訳にならないことを現場の教員は肝に銘じてほしい。
 「娘の命を預けたのは施設ではなく、学校」との遺族の言葉は今も心に残る。野外活動だけではく、日々の子どもの安全の確保が、現場の教員には求められる。事故を未然に防ぐための日頃の心構えこそが必要だ。今回得られた教訓を生かし、二度と悲惨な事故を繰り返さないでもらいたい。





静岡新聞の若い記者達は、細江署のN刑事のことも当時からうちに取材に来ていた同新聞社T記者のことも、
尊敬の念で捉えていた。

若い若いと思っていたN刑事やT記者が、責任ある立場にいることを実感させられた。









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菜の花キャンドルの豊橋での実施場所を探している時、私は結婚して豊橋にくる前に三重で一級建築士として働いていた頃を久々に思い出していた。

バブルの頃でもあり、駆け出しの一級建築士の私にも、公民館や市立保育園、小学校の体育館と次々たずさわらせてもらっていた頃の、使命感と夢を感じていた自分が懐かしかった。


9月21日 冊子の広がり3<寄贈の嬉しい反応>

2013-09-21 07:41:11 | 事故後の動き
昨日静岡県教委に宛てて、県教委管轄の高校配布用に冊子130部を送った。

数日前に県教委課長から、9月議会で認可が下りたので130部送って欲しいと連絡があった。
6月の小中学校への寄贈は各市教委管轄のため)


昨夜は豊橋市教育長と課長の弔問があった。
先月の冊子寄贈先の私の相談に、愛知教育大や愛知大の関係者に冊子を渡し返事待ちだそうだ。


1年前裁判で争っていた2者に、冊子の細かい添削をしてもらった上、配布先まで力を貸してもらえるとは想像もできず在り難かった







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私達も自分達なりに多くの関係団体に冊子を送付した。
(問い合わせのあった野外活動を扱うNPO法人や、静岡県警と細江署まで)



愛教大や静岡県立大教育学部など、HPで寄贈の申し込みをし、心良い返信をもらって寄贈した。
        ▼        ▼         ▼

静岡県立大学

西野 友章 様

平素よりお世話になっております。
静岡県立大学学生室の〇〇です。
ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。

西野様がお送りくださった冊子を本日、拝受いたしました。
早速関連部署に連絡をとり、学生や教職員が手にとれるよう
手配いたします。
貴重な資料をお送りくださいましてありがとうございました。


西野 友章 様

平素よりお世話になっております。
静岡県立大学事務局学生室の〇〇と申します。

本学のWEBサイトにご連絡くださり、ありがとうございました。
まずは、2010年の事故につきまして、心よりお悔み申し上げます。

ご提案いただきました冊子の寄贈について、厚かましいお願いではございますが
5冊ほどご寄贈いただけますと幸いです。
図書館や教職課程のほうで保管させていただき、本学学生の教育に反映させられるように
いたしたいと存じます。





愛知教育大学

西野友章様


お世話になります。愛知教育大学秘書広報課の〇〇と申します。
この度は、貴重な著書を寄贈いただきまして、ありがとうございました。
報告が大変遅くなり、申し訳ございません。

本学では、総務担当理事と相談しまして、寄贈いただく冊数を15冊とお願いしました。
内訳は、各学系(教育科学系、人文科学系、自然科学系、創造科学系) 4冊、
      各附属学校園(名古屋幼稚園、名古屋小学校、名古屋中学校、
             岡崎小学校、岡崎中学校、特別支援学校、高校)  7冊
附属図書館 1冊
      学長・役員  3冊
となります。

・到着間もなく、附属図書館では、学生・教職員が閲覧できるコーナーに配置しました。
・学長や役員、秘書広報課職員については、回覧をし、学長室と秘書広報課で保管。
・各学系には、西野様からの7月7日付メールをいただいた際の寄贈の主旨を書面にして、
 それぞれの学系長あてに著書と一緒に配布しました。
・各附属学校園には、同様に書面を添えて、本学の附属学校課を通じて、それぞれ配布しました。

各学系、附属学校園への配布が、本日やっと完了しました。
オープンキャンパスの事務処理や課の事務所の引っ越しなどで、気になりながらも大変遅れてしまい、
報告も9月に入ってしまった次第で、申し訳ありません。
本学では8・9月が夏季休暇となり、学生は授業がありませんので、
10月に入って授業が始まりましたら、それぞれの学系ごとに著書を活用させていただくことになります。
具体的に、学生の声などをお伝えできず残念ですが、
すでに拝見した教職員からは「貴重な記録を、教育大学として役立てたい」などの感想がありました。

大切なお嬢様をなくされてのご家族の悲しみや悔しさは、癒えることがないとお察しします。
このような事故なぜ起こり、どうしたら再発できるのかを、いただいた冊子から学ぶことで、
ご家族の皆様の無念の思いが僅かでも和らげばと祈るばかりです。
 








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日本教育新聞社にまで寄贈し、




実は国会図書館にも送付した。  

国会図書館HPによると納本は出版から1ヶ月以内の国民の義務と明記があり驚いている。








9月11日 両手いっぱいの娘を残して3<娘のアルバム>

2013-09-11 07:56:23 | 学校に対して
夏休みを期限に、同級生に呼びかけて娘のアルバムを作っている。

高校生活に忙しい同級生達に、自分の高校の制服や部活の写真と娘への手紙をお願いした。




卒業アルバムに娘の写真を掲載しない常識ハズレの決定をした中学に愕然として

私:「中学に娘が在籍したという証まで消すというなら、うちはうちで娘を中心にした娘のアルバムを作ります!」

卒業アルバムに事故と娘を掲載しない問題を新聞報道され 
急遽召集をかけられたPTA役員の母親から 「話し合いなんかなかったの。もう中学が決めていたの。」




結局新聞に取り上げられたおかげもあり卒業アルバムに娘は掲載された。


しかしうちで娘中心のアルバムを作成するのも悪くないなと思い、
卒業式の後、娘の弔問に集まってくれた多くの同級生達に
「落ち着いたら花菜のアルバムを作りたいんで、その時は協力してね。」とお願いしていた。









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高校生になって市内市外の各高校に散らばってしまった同級生達に連絡が取れるか心配ではあったが、
携帯の無料アプリ ライン等で繋がっている同級生達から、次々送られる写真と手紙に感謝で一杯であった。







大好きな同級生達も両手いっぱいに娘を想ってくれたことに

                                        娘はどんなに喜んでいるだろうか










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9/9に6/17(娘の命日の前日)以来、久々にN刑事とO刑事が来てくれた。



同級生とのアルバム作りに嬉しい私は自然と彼らに報告していた。

私:「今 同級生に呼びかけて娘のアルバムを作っているんですよ。

          花菜も今月で16歳です。」
 





N刑事:「私達も花菜さんに誕生プレゼントを持ってきたんです。

お互いに何がいいか考えることにしていたら、西野カナのベストアルバム  で同じだったんです。」
 








若い彼らも両手いっぱいに娘を想ってくれていたことに

                                 娘だけではなく親としても感謝で一杯であった。









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余談になるが、嬉しくて作りかけのアルバムを彼らに見てもらった。

N刑事:「調書を取った時の覚えている顔があります。」


9月7日 菜の花キャンドルを豊橋で 1

2013-09-07 07:53:19 | 学校に対して
8/29 章南中新校長に「菜の花キャンドル」章南中開催を強く拒否された時


私:「  (娘を失った)母親の私は、この中学に殺された と思っています


(中学に謝罪の気持ちがあるなら)
この中学で、菜の花キャンドルを開催して欲しいんです



地元の中学でなら、
同級生やうちの署名活動に力を頂いた校区の方々にも、見てもらえますし、
いまだに心理的に浜名湖を見ることもできない車椅子の私でも、初めて娘の追悼に参加することができます
。」



                                    ↑ 2010年12月の菜の花キャンドル








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小プロが青年の家での静岡県教委民間委託業者から外れて、菜の花キャンドルが無くなることが、私は悲しかった。
でも反対に、地元豊橋での開催可能性が強まったことが、嬉しかった。
そのために、章南中と小プロに開催希望の手紙を書くと言ってくれていた同級生の存在も嬉しかった。




事故後の3年前 豊橋教育長:「静岡の不良パッケージを買わされた。」と同じく、
8/29 章南中校長:「浜名湖で小プロが行うべき行事だ。中学は関与しない。」
とキッパリ線を引かれてしまった・・




9/3に小プロ執行役と担当者達が弔問に来た時、豊橋でのキャンドル開催のお願いをするのは不安で一杯であった。

私:「費用面や法的届出の問題やいろいろ済まさなければいけない事はありますが、
豊橋でもあの綺麗な追悼行事 菜の花キャンドル開催はできませんでしょうか
 」



立場的に強く主張できない小プロではあったが、
まずは小さな集まりから、私達がキャンドル候補場所を探すことに快諾してくれた。





 「花菜も馴染みのある西南代公園 ▼ ならみんな集まってくれるかな?」 

早速同級生達にメールで確認した私
 


 「西南代で全然いいと思います!」  今風?返信の同級生。 



でもここからがまた問題・・・  
公園使用許可の届出やら自治会へのお願いやら・・・









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去年 同級生と娘への学校の謝罪や、今年春のハナミズキ記念樹植樹、そして菜の花キャンドル豊橋開催等に

私がこだわるのが不思議なような主人。



「事故情報プレート設置」の私の案には、すぐ賛成してくれた主人だったが・・・



私:「 タイミングが肝心。   後で後悔したくないもの 」