2/17の中学の月命日を兼ねての金曜夕方の弔問時に校長から、「月曜にCテレビが文庫の取材に来ます。」と報告を受けた。
生徒への配慮は厚いが、
亡くなった生徒のプライバシーにはなんの配慮もない中学に危惧し、
「文庫上のプレートにある娘の写真は隠して下さい。」と、まずそのことを強くお願いした。
学年末テストも終わり、昨日娘の弔問に来てもらった生徒さんに、Cテレビが取材に来ることを伝えると、
「だから金曜日に先生達が大勢、図書室に集まっていたんだ。」と教えてもらった。
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学校にカメラが入って取材というと、1/27の国交省の発表を受け、NHKが1/28に放送した学校内の娘の花壇の綺麗な映像が思い出される。
放送された映像だけを見た視聴者は、新校長になっても、
事故への取組みを何の形にもしようとしない中学に遺族が怒り、ようやく実現した花壇なんて思いもしないだろう。
事故を反省する立派な中学と感じただろう・・
花壇のプレートを作成した美術の先生が娘の担任であり、
ボート事故の時同じ自主艇に乗り、自分は外に投げ出され救助され、何もしてくれなかった先生。
責任を感じ辞職しようとした彼を、
生徒達や娘が卒業するまでは辞めないでくれと言った私の前で涙し「辞めない」と誓って、
裏切るように4月に退職していった娘の担任。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/77/0590a42d622ca6e229daeed92c8eea82.jpg)
←保護者ではないので、休日に門が開いていた校内に入り、主人と見に行った娘の花壇
<去年の写真>
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今日の中学の文庫の取材はどうだろうか。
事故から1年以上過ぎても、事故情報を当事者校として もっともらしい文書 としてしか形に残そうとしない、
呆れた中学に遺族が怒り ようやく形となった事故情報 プレート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/34/59ddfa7754f7a7fe743daf6a9552c876.jpg)
↑ 寄贈時には娘と私が好きな、ゆみんぽさんの絵を文庫上に置いていた。
文庫寄贈の準備が進んでいく中、学校から「(冬休みも近いし、)式かなんか(しなくて)いいですよね。」と言われた。
「
事故からちょうど半年のこの日に、寄贈式を願っています。」と、
事故の遭った青年の家での献花台のピンクの布(殺風景な白から濃いピンクへと2回も変更してもらった)を幕に使ってもらい、
寄贈主不在の寄贈式であった。
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今日のCテレビの映像には、その裏にあった様々なことが、何も流れる訳もないけど・・