怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

2月29日  カウントダウン 2<謝罪申入れ>

2012-02-29 08:29:37 | 学校に対して
          先の金曜に校長が、3月の月命日は

            3月16日にお参りに来ます

                     と言った。

               
             
               ・・・皮肉な偶然

2月28日  こじれ続ける中学と遺族

2012-02-28 08:29:28 | 学校に対して
事故が起き学校の行事によって娘を奪われた遺族への、なんの配慮もない元校長の言動の数々。

しかもその2ヶ月後には、重度ウツ病と言って中学を休職した元校長。

人生をボロボロにされた上、学校を信じられなくされた遺族にとって、当時新校長だけが救いであった。

だがその新校長も、赴任した自分の学校に存在しない生徒と親を、事故から除外視するには時間はかからなかった・・


2/24の金曜弔問時に、校長室プレートの文面遺族に言われて改訂したことを報告しに来た現校長。

続けて私は、2/17弔問時に改訂して欲しいと文書でお願いした、章南中の校外学習の安全対策マニュアルについて訊くと


新校長は校長室プレート改訂で頭が一杯だったようで、予想外という質問のように、

「安全対策マニュアルにつきましては、市教委の方が進めているものですから(章南中で作成じゃないの?)、市教委と相談して・・・」

           事故を招いたのは章南中学!     娘の命を奪ったのも章南中学!

                奪われたと 見当違いの被害者意識の当事者校・・





*****

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

                      (マザー・テレサ)

2月25日  命を奪ってしまいました

2012-02-25 09:07:24 | 学校に対して
昨晩の金曜弔問は、2/16の月命日弔問時に、校長室に置く事故情報プレートの文面に遺族として改訂を希望すると伝えた件で、校長も同席した。

校長から提示されたプレートの文面は、「いのちが事故によって奪われてしまいました。」という、中学の責任意識のない言葉から、


            「 奪ってしまいました 。」 に改訂されていた。


学校運営において権限のある校長が、ひとつひとつ、教育委員会にお伺いを立てねばできない中学。
その校長の資質を危惧し、1/20の市教委の月命日弔問時に、前もって言葉の改訂の承認を得ておいた。



事故後早くから 「人災」 と発表したことが自慢の教育長に、
この事故は 民間委託施設、静岡県教育委員会、章南中、

          この 3者の大人が なんの落ち度もない生徒の命を奪った

その責任の自覚をはっきりさせ、命を奪った という言葉に改訂して下さいと、遺族自ら 教育長に希望した。

2/20の光の事件判決で本村さんが、遺族にとって喜びはないが納得はできる という言葉が母親の私には切実に感じられた。
奪ったという言葉の改訂だけではあるが、去年の7月から遺族が要望した事故情報プレートへのわだかまりが、私の心の中で少しストンと落ちた。

                     親にとっても・・          娘にとっても・・

2月24日  N本元市議 

2012-02-24 14:12:43 | 事故後の動き
今日午前中、主人に外へ連れ出してもらった。
前田町のユニクロあたりで、N本元市議の衆院選を狙っての宣伝カーが走っていた。

娘と同じ小学校、娘と同じ中学校出身の彼
困ったらいつでも相談に乗りますよの笑顔の彼が、事故が起き、他の市議が詳しい事故状況を聞きに4名も弔問に来る中、保護者の方が事故について相談にのって欲しいとお願いしても断られる始末。
1万6000を超える署名を持って市議会に請願しても、彼が力を持つJ党事実上は非採択の趣旨採択の決定をした。

彼に力になって欲しいとは思わないが、政治家として状況を知りに我が家に来て欲しかった

彼の卒業した中学の学校行事で

        なぜ落ち度のない娘が命を落とすことになったのかを・・・

愛知15区を、こんな資質の政治家に任せてもよいのだろうか? 
                <昨年夏頃から貼られたままのポスター>

*****
賑やかな前田町は、重度ウツ病の元校長が新しく土地を買って家を建て住んでいる町という、私には複雑な思いがある。

2月23日  コメントをありがとう 12

2012-02-23 08:44:08 | 学校に対して
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2012-01-07   同級生の生徒さん  ( 1月5日  奇妙な偶然 )

何もしないから、何かしてくれたのかわからない。何が教育だ。何が忘れようだ...
ふざけるにも程があるっつの!!!



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2012-01-08   agasaさん    ( 1月7日  生徒のために残ったS... )

橋下大阪市長が、現在の教育委員会を一度ガラポンする、といってます。独裁だ、ちびヒットラーとか言われましたが結局市民からは大喝采で受け入れられています。
確かに誰も責任を取らないこの教育制度は変えなきゃいかん。ぶっ潰さなきゃいかんと私も思います。
ホントに誰も責任を取らない。市長は、自分が治める市の子どもが命を亡くされているのに、弔問にも来ない。こういう輩が再選されないように、白日の下にこれまでの所業をさらさなきゃいかんと考えています。



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何となく… 2012-01-26   masaさん   ( 1月26日  カウントダウン )

《責任追求ではなく、再発防止を》の国交省のことばに

学校関係者はどう感じ 遺族に接していくのだろう…

ブログをたどればたどる程…中学校の対応に呆れてしまいます。

事故当日のことしかり…プレートのことしかり…電話対応しかり…



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驚きました。 2012-02-03   Unknownさん   ( 2月2日  謝罪のない中学 )

ウソでしょう。謝罪が無いなんて。
学校側は自分達はどういう立場にあると認識しているのでしょう。
あくまでも…他人ごとで…傍観者…時間が経つのを…

素朴で単純な疑問…

…ちゃんに心からの謝罪と責任の認識なくして事故再発防止なんてあり得るのでしょうか…



*****
乙過ぎ\(`д´)/ 2012-02-12  同じボートに乗船していた生徒さん    ( 2月10日  数々の疑問 1 )

「黙って漕げ!」
は?www
口悪すぎ乙www
なんか怒り通り越して
笑えてくるゎw
うちは知らなかったけど
まぁどの教師が言ったかは
想像できますね。

○ですよね!
口悪すぎな教師は。

乗ってたの
女教師の○と男教師の○だけだし。

なんかここの生徒であることの
恥ずかしさが大きいし、
なんでこんな学校の奴らの
言うこときかないといけないの?
って思うことが多くなってきました。

転校したくなってきました。

今の担任に事故のこときいたら、

「僕はその場にはいなかったけど
 すごかったらしいね。」

他人事に思っていますね。

学校側は、遺族の方に対しても、
うちら生徒に対しても
ちゃんと。。。

謝罪した?
態度示した?
朝の挨拶すら返してくれないよね。

まぢ学校側の神経疑います。

もっと怒っていいんですよ!
うちまだ全然怒ってますから!


2月21日  欠ける親への配慮

2012-02-21 08:41:02 | 学校に対して
2/17の月命日を兼ねての金曜弔問時に、
校長室に置く大人用の「事故情報プレート」の括弧書きの誓いのことばも、「章南中の校外学習の安全対策」同様に、
いのちが奪われてしまいました。」との文面を、

いのちを奪ってしまいました。」 に新しく先生達が異動してくる4月までに改訂してもらうよう、私はこだわった。 

再考して出直すと言う校長は、
「また別の曜日に、改訂した文面のチェックに私が伺います。」と。
「(校長弔問拒否の)金曜にまとめて来るか、FAXでもいいじゃないですか。」と主人は応じていた。

またか・・・
事故が起きてから、中学側は主人の仕事を顧みず
「ご相談したいことがありますので、○○曜日に伺います。」が度々あった。

中学の月命日毎の弔問。
その日と違えて市教委の月命日の弔問。
毎月繰り返され、平日の18時には自宅に戻っていなくてはならない主人は、仕事にはならなかった。
しかもマスコミの取材の数々。

*****
2/17の校長教頭が退席した後の金曜弔問で、
2年の先生達は今2年が楽しみにしている、3年生を送る会や、卒業式の準備、春の修学旅行の予定を、先生達も誇らしそうに話した。

娘の学校生活の今の状況は知りたいが、
せめて 「○○さんも一緒だったら」とか
「親御さんの気持ちを考えますと」 の一言が欲しい。

私だって娘のいない学校の話を、笑って聞ける程、人間大きくない。
「去年の卒業式のテレビニュースで、事故で亡くなった生徒の親が卒業証書を受け取る映像を見ました。
あ~ぁ、嫌だ。」 となんの配慮もない先生達に向かって言うのが、私の精一杯であった。

*****
2/17に校長に確認するよう言われていた「章南中の校外学習の安全対策」に、主人は「まだしっかりとは目を通していないのですが」と申し訳なさそうに応えていた。
校外学習の取組みの細かい資料。

こどももいない私達に、真剣に読めといわれても・・・

ましては一人娘を失い、将来の孫のために読むこともできないのに・・・・

*****

                         なぜ配慮してくれないんだろう。

                            教育者なのに・・・

                               
                                          
          <事故から毎週弔問に来る民間委託施設の所長(ボートを曳航した)からもらったウサギの置物。
                       娘のシュシュで結びつけて飾っている>

2月20日  映像の裏にあるもの

2012-02-20 09:14:30 | 事故後の動き
2/17の中学の月命日を兼ねての金曜夕方の弔問時に校長から、「月曜にCテレビが文庫の取材に来ます。」と報告を受けた。
生徒への配慮は厚いが、亡くなった生徒のプライバシーにはなんの配慮もない中学に危惧し、
「文庫上のプレートにある娘の写真は隠して下さい。」と、まずそのことを強くお願いした。

学年末テストも終わり、昨日娘の弔問に来てもらった生徒さんに、Cテレビが取材に来ることを伝えると、
「だから金曜日に先生達が大勢、図書室に集まっていたんだ。」と教えてもらった。

*****
学校にカメラが入って取材というと、1/27の国交省の発表を受け、NHKが1/28に放送した学校内の娘の花壇の綺麗な映像が思い出される。

放送された映像だけを見た視聴者は、新校長になっても、事故への取組みを何の形にもしようとしない中学に遺族が怒り、ようやく実現した花壇なんて思いもしないだろう。
事故を反省する立派な中学と感じただろう・・

花壇のプレートを作成した美術の先生が娘の担任であり、
ボート事故の時同じ自主艇に乗り、自分は外に投げ出され救助され、何もしてくれなかった先生。
責任を感じ辞職しようとした彼を、生徒達や娘が卒業するまでは辞めないでくれと言った私の前で涙し「辞めない」と誓って、裏切るように4月に退職していった娘の担任

 ←保護者ではないので、休日に門が開いていた校内に入り、主人と見に行った娘の花壇
   <去年の写真>

*****
今日の中学の文庫の取材はどうだろうか。

事故から1年以上過ぎても、事故情報を当事者校として もっともらしい文書 としてしか形に残そうとしない、呆れた中学に遺族が怒り ようやく形となった事故情報 プレート。


     ↑  寄贈時には娘と私が好きな、ゆみんぽさんの絵を文庫上に置いていた。
        文庫寄贈の準備が進んでいく中、学校から「(冬休みも近いし、)式かなんか(しなくて)いいですよね。」と言われた。
        「事故からちょうど半年のこの日に、寄贈式を願っています。」と、
        事故の遭った青年の家での献花台のピンクの布(殺風景な白から濃いピンクへと2回も変更してもらった)を幕に使ってもらい、寄贈主不在の寄贈式であった。

*****

     今日のCテレビの映像には、その裏にあった様々なことが、何も流れる訳もないけど・・
        
        


2月19日  数々の疑問 5

2012-02-19 06:19:03 | 学校に対して
国交省の事故調査報告書を読んでいると、数々の疑問が湧いてくる。

*****


              ずさんな民間委託施設

                
             娘の命を救えたのは


             場面場面で 先生達だけ だったのに・・・

           
             
                   なぜ ?

2月18日  20回目の月命日

2012-02-18 13:16:11 | 学校に対して
今日は娘の20回目の月命日。

それで昨夜の金曜弔問は月命日弔問も兼ね、二部構成で行われた。

いつもは弔問をお断わりしている、遺族に誠意のない校長と教頭も、月命日の弔問は学校のトップとして受け入れている。

月命日の弔問ということで、校長、教頭、2年の担任3名の焼香が終わり、校長から、

国交省の発表を受け、学校から我が家に、間違った発表の日を連絡していまったことと、辛い思いをさせてしまったことへの、丁寧な言葉で謝罪を受けた。

怒れてきた私は校長に向かい、HP掲載のため確認を頼まれていた、章南中校外学習の安全対策の冒頭の文面 「2010年6月18日に発生したカッターボート転覆事故により、本校1年生徒の尊い命が奪われてしまいました。-----」 を

「-----尊い命を奪ってしまいました。-----」 に改訂して下さい。

その後に続く文面に、教職員は事故を防げなかったことんを深く反省しとありますが、うちがその言葉に怒っているのは、事故を防げなかったこと ではなく、命を防げなかったこと なんです。  と声を荒げて何度も言っていた。

そして校長室に設置する事故情報プレートの進捗状況を訊ねた。

校長から差し出された下案には、以前ないと言われた教育長が謝罪している記事もあったが、やはり括弧書きの職員誓いのことばには、
「ーーーーー、静岡県浜名湖において、○○さんの尊いいのちが事故によって奪われてしまいました。----」

なぜ「 学校の事故 によってーーー」 と書けないのだろう???

なぜ奪った主語が書けないのだろうか?

*****
そして20日月曜にCテレビが文庫の取材に来るということを知らされた。

実は20日の市教委の月命日弔問時に、お願いをしようと思っていたことを、恥ずかしいが中学側に言った。

うちは文庫に書籍だけでなく、母親の私が設計した書棚も100万以上かけ寄贈した。

文庫上の事故情報プレートには、生徒への厚い配慮があったのに比べ、

寄贈から1年以上経つが、寄贈主の親の名は文庫のどこにもない・・・

神社等でも寄贈主は明記するのに・・・

恥ずかしかったが、寄贈主本人から、親に対してなんの配慮もない中学に、名前を片隅にでもいいから明記して欲しいと頼んだ。

       娘の命を奪った加害者の中学に被害者の親がどんな思いで寄贈設計したか・・・

2月17日  罪の意識のない中学

2012-02-17 08:57:34 | 学校に対して
先週2/10の中学の金曜弔問時に、「章南中校外学習における安全対策について」という文書をもらった。

国交省の事故調査報告の発表を受け、学校の非に言及されていないのに気を良くしてか?
発表になって今更この時期にマニュアルの改訂や、市教委も特別班の検討をがぜん言い出した。

                   事故から20ヶ月

もっと短い周期で、順次やっていくものだろうに。

「文書の確認を校長から」ともらったので、目を通した。

冒頭に括弧書きで、
「2010年6月18日に発生したカッターボート転覆事故により、本校1年生徒の尊い命が奪われてしまいました。-----」

                          またか・・・

中学は 自分達が奪った という自覚のない文面。
文庫寄贈時に二度と起こさない 学校の誓いの言葉を作成して下さい とお願いした時も「命が奪われた」の文面。
当事者校の罪の意識の無さに愕然とし、遺族が怒ったことをまるで覚えていない中学
はっきりとした娘の年齢を間違えたことに、怒ったことしか覚えてない?

罪の意識のないことが根底にあるマニュアルに、私は読む気がしなかった。
    本当の安全対策ができるのだろうか?

*****
2/15に毎月来て頂いている若い刑事さん達の弔問を受けた。
この1年半毎月片道1時間半をかけ弔問に来て頂いている、真剣な眼差しの刑事さんは、

         「世の中がおかしいと思っていることは追究します。」  様々な角度から、罪はあると。

娘の命を救えたはずの中学

*****
今晩20回目の月命日の中学側弔問がある。

やってますというアリバイ作りにはなってないだろうか・・




2月16日  数々の疑問 4

2012-02-16 08:52:40 | 学校に対して
国交省の事故調査報告書を読んでいると、数々の疑問が湧いてくる。

*****
(19頁)
2.9 本事故後のA船の船内の状況に関する情報 
  ーーーーー
  船内に閉じ込められた生徒16人のうち生徒2人は、ーーーーー、死亡した生徒の声を聞いており、そのうちの1人は、生徒がそばにいたのを確認していたが、ーーーーー行方が分からなくなった。-----、船内に閉じ込められた生徒のうち2人は、船尾側で救命胴衣を付けたうつ伏せ状態の生徒を目撃していた。

国交省の調査官の、2時間半に及ぶ説明の中で、一番辛かった、親としては聞きたくなかった部分の状況説明である。
なぜ学校側は救出された生徒達から、この確かな娘の不明を断定する報告を受け、何も確認しなかったのであろうか

*****
H23.4.19のうちの質問に対する市教委の回答
 2.行方不明がいるという情報を,校長,教員等は,いつ,どこで,誰から聞いたのでしょうか。
   a校長,b各教諭,c所長,d水難救助隊
 
A: a 校長: 16:00頃、-----、Y教諭から○○さんと△△さんがいない」と聞きました。
   b C教諭: -----、転覆したボート上の生徒たちがいない子がいるといっているのを聞きました。
     S教諭: -----、救助艇らしきモーターボートがーーーー「○○さんと△△さんはいませんか。」と尋ねました。----
     K教諭: -----、S教諭から聞いて、行方不明者がいることを知りました。

先生達はここまではっきりと娘の不明の情報を得ていたのにもかかわらず、なぜ最後まで確認をしなかったのだろうか?

                 2時間半後に発見されるまで・・・

2月14日  数々の疑問 3

2012-02-14 10:00:41 | 学校に対して
国交省の事故調査報告書を読んでいると、数々の疑問が湧いてくる。

*****
(6頁)
2 事実情報 
2.1(3) A船がハーバーを出港してから転覆するまでの経過
  教諭3Aは、被えい航中、当初、B船の後について行こうと思い、左手でティラー(舵を動かすための棒)を操作していたが、途中からどのように舵を操作してよいか分からなくなり、左手をティラーに添える程度にして舵が自由に動く状態にしていた。

国交省の調査官の説明によると、舵を操作していれば転覆は免れたかもしれない、と言っていた。
なぜ学校は舵の操作もできない教諭を自主艇に乗船させたのであろうか?

*****
3.2.9 A船のえい航に関する解析
(56頁) d 教諭3Aは、カッターの舵の操作を行うのが初めてであり、-----、途中からどのように舵を操作してよいか分からなくなり、左手をティラーに添える程度にして舵が自由に動く状態にしていたものと考えられる。

*****
3.2.13  事故発生に関する解析
(61頁) k 教諭3Aは、カッターの舵の操作を行うのが初めてであり、-----、途中からどのように舵を操作してよいか分からなくなり、左手をティラーに添える程度にして舵が自由に動く状態にしていたものと考えられる。
 
⇒⇒
転覆したボートに乗船していた生徒さんから、私は今まで口が裂けても事故のことを訊いてはダメとしていたが、公式の発表後1/28に初めて生徒さんから、当時の状況を僅かながら知った。

先生、あの時、笑ってたんだよ!」と。

以前にも別の生徒さんからも「笑っていた」と知った。

最初は生徒達を落ち着かせるために、敢えて平気を装ったのかと考えたが、

二度も同じ言葉を聞くと、

             転覆直前まで、生徒の命への危機意識がなかったのでは? 

2月13日  コメントをありがとう  11

2012-02-13 09:51:51 | 学校に対して
*****
はじめまして     2011-12-28   mayuさん    ( 12月28日 子供の命を守る )

偶然、このブログを見つけ拝見しています。

当日のテレビ報道、その後の新聞報道など拝見してまいりましたが、、、

わたしは事故にて娘を亡くした親ですが、
報道を見る中では、同じように、我が子を亡くした親として
ご両親のお気持ちがどれほど辛いものか・・と思っておりましたが、

現実には、我が子を亡くした苦しみだけではなく、
学校、教師、教育委員会等々との戦いにも
苦しんでいらしたことを知りました。

演奏会や図書の寄贈の記事を読みましたが、
その裏での学校との軋轢・・

学校、施設、教育委員会などが非を認め、
心ある対応をされる事を祈ります。

○○さんご夫妻が、心おきなく○○さんの事だけを思ってあげられる日が
1日でも早く訪れますようお祈りいたします。

2月12日  数々の疑問 2

2012-02-12 13:31:36 | 学校に対して
国交省の事故調査報告書を読んでいると、数々の疑問が湧いてくる。

*****
(33頁)
2.18 本件中学校の野外活動授業に関する情報
(1)野外活動授業について
  d 生徒の座席配置については、教諭3Aが、本件青年の家に赴く前、事前に生徒を体育館に集め、座席位置を決めていた。


2010.12.25に引率した先生達に、事故状況をようやく親が教えてもらった時、教諭3Aは生徒を体育館に背の順に並ばせ、乗船位置を決定したと言っていた。
背丈の順ではなく、なぜ体重順に乗船配置しなかったのだろうか?
事故の1年前にも、生徒を引率したカッター経験のある教諭3Aなら、生徒の身体検査測定のデーターから、簡単に船体の重量バランスを第一にした配置ができたはずなのに・・

*****
(14頁)
2.5.4 A船に乗船した生徒等及び積荷に関する情報
ーーーーーA船に乗船した生徒等及びその乗船位置は、-----、生徒等の乗船時、左舷側の人員重量が右舷側よりも約45kg重かった

(50項)
3.2.5 A船の滞留水及び船体傾斜等の状況
 (1)生徒等の乗船時
   ーーーーー、A船は、生徒等の乗船時、左舷側の人員重量が右舷側よりも約45kg重かったことから、目視では船体の傾斜が分からない状態であったが、左傾斜角度が約1.6°だったものと考えられる。


45kg分といえば、12歳13歳の生徒体重の一人分。
小柄な女性一人分の体重に相当する。

目視では分からなくとも、1.6°傾いていれば、実際に乗船した生徒達が水が溜まっていると騒いだ時点で、二人の教諭は何も感じなかったと言っていたが、生徒の命を預かっている という自覚があれば、ささいな異常に気がつき、「黙って漕げ!」と訓練を時間通りに進めることに必死にならずに済んだだろう。

2月10日  数々の疑問 1

2012-02-10 13:05:34 | 学校に対して
国交省の事故調査報告書を読んでいると、数々の疑問が湧いてくる。
学校や豊橋の非の部分はスルーされ、元国交省しかも船舶の部署にいたということを得意がる、市長の力がはたらいたかのように。

*****
(108頁に及ぶ報告書の4頁)
A船(転覆したボート)は、生徒達が乗船した際、目視で左舷側に傾いていることが分かるような状態ではなかったが、船内に降り込んだ雨水がうっすらと左舷側に流れるような状況であった。

我が家に弔問に来てくれた生徒さんから、その時生徒達が船内に雨水が溜まっていることを騒ぐと、教師から「 黙って漕げ! 」 と言われたそうだ。

(54項)
本件訓練時には、雨が降っており、カッターには、滞留水が生じていたが、カッターの滞留水の排水は、通常、訓練参加者が乗船する前に指導員が行っていたことから、訓練参加者には教えておらず、指導員3は教諭等に教えていなかった。

指導員の乗船しない自主艇のA船。
いくら指導員が教えていなかったにしろ、
生徒達が不安の声を挙げた時、なぜ、教師達は黙って漕げと言って状況の深刻さを考えず、指導員に連絡しなかったのであろうか?

(8項)
1番船ーーーーー、2番船ーーーーー、4番船ーーーーーそれぞれ柄杓を見付けて船内の滞留水を排水していた。

なぜ、3番船A艇だけがその柄杓を見付けて排水できなかったのか
もう1艇ある自主艇の4番船は見つけていたのに・・・

*****
この事故の転覆の大きな要因に、滞留水による船の傾斜がある。

    早く先生が排水を行う手段を講じてくれてさえいれば、娘が命を落とす ことはなかっただろう。