怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

2月1日   成人式事件

2014-02-01 13:52:49 | 事故後の動き
         「 実は 調査して頂きたいことがあるんです。 」


1/21に豊橋市教育長と課長が、毎月の弔問に来た時、私は言った。

私:「私のブログに気になるコメントが入ってまして・・
   I地区の成人式に出席した新成人の方から、以前章南中で主幹教諭をしてみえたT先生がスピーチのなかで、
   ボート事故のことを話題にし、遺族のことを揶揄した上に、教育者への失望を感じたというコメントを頂いたんです。
   あくまでブログ上のコメントですし、一喜一憂する気持ちはないんですが、
   私には、その新成人の方が晴れの日の恩師のスピーチについて、ブログにコメントを入れてまで問題意識を持って嘆いてみえるのが気になったんです。
   タイミング良く、教育長達も弔問にみえるし、
   真実でしたら、遺族に無断でプライベートな話や、
   事故の風化防止のために遺族の話をするというのも問題です。」

教育長:「晴れがましい成人式に、事故の話を持ち出すのは道理に合わん。早速調べさよう。」








*****
翌週27日には市教委の幹部Kさんから
「誤解があるようですので、Tと一緒に説明に伺いたい」という電話。


ブログへのコメントは真実だったんだという悲しい気持ちと、
市教委がすぐに調査してくれたという感謝の気持ちで、複雑な私。


Kさんは1年前の章南中が卒業アルバムに娘の不掲載の決定をした時に、中学と遺族の間に入ってとりまとめてくれた市教委の中で信頼もある優秀な人だ。







*****
昨日31日T先生とKさんが来た。



T先生:「 私のスピーチでお父さんとお母さんに嫌な思いをさせてしまい申し訳ない。」

私:「 先生にとってはいつまでも生徒でしょうが、彼らももう20の成人です。
    立派に自分の物差しで、話の判断ができます。」

T先生:「 数人の恩師の最後にスピーチをした私は、命の大切さを彼らに伝えたかった。」

主人:「しかしコメントを入れてくれた人は、真逆ともいえる反応をしているんです。」

Kさん:「先生達にしか調査してませんが、T先生のスピーチには問題はなかったと。」

私:「 先生達ではなく、主役のスピーチを聞く新成人の側にたったスピーチがしてもらいたかった

    ボート事故はまだ豊橋市民にとって関心のある、食いつきのいい話題です。
    再発防止の為にもボート事故の話をして頂けるのは嬉しいですが、論点を誤ればもともこもなくなります。
    切実に娘の命の無念さを語ることができるのは、卒業式に娘の遺影を持って立っていてくれたT先生の仕事です。    どうか よろしくお願いします。」









*****
早い段階でブログに若い方の問題意識の高いコメントを入れて頂き、
市教委も迅速に反応し、T先生もすぐに説明に来て頂けより深く話し合え、なんのわだかまりも出ず、  感謝 。