若林正恭 著
お笑いコンビ、オードリーの若林くんが書いた本です
読書家としても有名ですが
日頃からボキャブラリーの豊富さと、垣間見える博識を感じていました
彼の本を読むのは初めてですが、
やっぱりねー 間違いないわ、と
彼の文章にどんどん惹かれていきました
私は旅行記とかを読むのが好きです
行ったことない場所に連れてってもらったり
むかーし訪れた所に再訪できたり・・
これは若林くんの
「キューバ」「モンゴル」「アイスランド」へ
一人旅した紀行エッセイです
チョイスされた国がもう既に、いい!
そして、どこどこのレストランがいいとか
名所旧跡をダラダラ紹介するのではなく、
例えば
社会主義というシステムの中にいる人々の暮らしを見たかった
それは東京をもっと知るために対極であるキューバがよかった
とか、
モンゴルの定住しない家族とはどんななのか知るために
とか、
彼のストレス解消が「花火」で、
新年のカウントダウンで街中に無数の花火が上がるアイスランドで
それを体感してみたかった、とか・・
そして、彼のお父さんとの関係にも
とても心に響くものがありましたし、
本の「あとがき」に こんなに感動したのも初めてかもしれません
”ぼくはきっと命を『延ばしている』人間の目をしていて、
ゲバラやカストロは 命を『使っている』目をしていた” (キューバの章より)
いいなあ 若林くん
読んでみたい。
どこの出版社?
コメントありがとう!
出版社は文藝春秋で文春文庫ってなってますよ
はいびちゃん、きっと好きだと思う
なんか、わかる~~って箇所がいっぱいありました
こんな文章が書ける人、羨ましいわ~
はいびちゃん、いつもありがとね