今日のシネマ
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2007年 アメリカ映画
パリで暮らす25歳のエリート学生グザヴィエ。
将来への不安を感じていた彼はある時、スペイン語を習得するため1年間バルセロナへ留学することを決意。
そして間もなく、恋人マルティーヌとのしばしの別れを惜しみながらも現地へ旅立った。
やがて、バルセロナに着いたグザヴィエは、新しい留学生活の住まいに部屋をシェアするアパートを選ぶ。
そこにはスペイン、イギリス、ドイツ、イタリア、デンマーク、ベルギーといういずれも国籍の違う男女6人の学生が暮らしていた。
こうしてグザヴィエの騒々しくも楽しい共同生活の日々が始まった。 (TSUTAYAより)
留学って誰でも一度は憧れる時期があるのでしょうかね。
心配症の私は、OL時代に行った、たった10日間の欧州旅行で、
ドイツのフランクフルトの街をウロウロしてる何組もの男性グループを見てかなり怯え、
一緒に行った友人と二人で 休憩用に添乗員さんが用意したホテルの1室に
何時間も閉じこもっていました。
だから一人で異国の地で生活するなんて 絶対できないだろうなぁ。
その時、同じツアーに一人で参加していた女性は 全く臆することなく街中を闊歩し、
旅を満喫してる姿を見て、すごーくショックを受けたっけ。 (苦笑)
さて、映画の話に戻りますが ひとことで言うならば これは ”青春映画” でしょうねぇ。
主人公グザヴィエが 知らない土地で文化の違う人間と右往左往しながら生活する中で自分を再発見する、みたいな・・・。
留学経験のある人なら すごく共感できるかもしれません。
どこが見せ場、っていうこともなく進むけれど 日常を追ってるわけだからそれでいいと思うし、
それぞれのお国柄がすごく出ていて興味ありましたね。
途中でイギリス人の女の子の弟が登場するんだけど
コイツがまた、場が読めないわ うるさいわ、もうとってもうざったくてイライラしました。
その子がちょこっと活躍する場面が後から出てきて 少しは見直したりもしたけど。(笑)
アメリカのルームシェア生活とは 全く違う様子が見れたって点では楽しめた映画でした。
グザヴィエのフランスの恋人を あのアメリの オドレイ・トトゥ が演じてます。
アメリで初めて彼女を観たとき、「世の中にこんな可愛い子がいるかね!」 って感動したものだけど
人間の感覚って無情にも変化していくものなのね。
この映画の中では ほとんど魅力を感じなかった・・・。
それから主人公のグザヴィエ役は ロマン・デュリス という俳優さんですが
この人も私はあまり・・・・
こんな締め方だと映画全体の感想も良くないみたいに思われちゃうかもしれないけど
まあ、そこそこ楽しめるので良かったらどうぞ。 (なんかあんまりフォローになってないような・・・汗)