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中山競馬場バックヤードツアー♪

2010-08-15 12:22:17 | 乗馬・競馬

昨日、土曜日は久しぶりに中山競馬場へ
今中山は開催なし。でも今、「夏休みはVIVA!アソビバ!」と銘打って、イベントをいろいろやってるんですよ~。日曜日はキャラクターショーなんかも。我が家のお目当ては、小学生以下の子どもを対象にした縁日と、バックヤードツアー。バックヤードツアーは抽選だったのだけど、1日3回、各6名限定という少ない枠を見事ゲッツ! 馬券は当たらないのに競馬場のこういう抽選には強いうちのパパ・・


このバックヤードツアー、ワゴン車で移動、普段足を踏み入れることができない厩舎エリア、調整ルーム、パドック、本馬場入場口、コース内側に連れて行ってもらい、途中乗り降りを何回かしてそれぞれの場所が見学できるという、マニアックなツアー


さっそく車で出発~! 最初に向かったのは、ジョッキーがレース前に寝泊まりする調整ルーム。あ、ちなみに写真も撮ってよかったのだけど、公開はちょっと・・とのことなので、支障がない程度の紹介にしときます。ということで、以下、基本文字だけで失礼

調整ルームは、普通に宿舎、といったかんじ。入るなり、入り口に部屋割り表があってジョッキーの名が連なるホワイトボードが。並びを見てると、なんとなく人間関係が見えてくるよ~なカンジで(笑)。だいたいもうジョッキーによって部屋が決まっていて、私物も置いてあるのだそう。部屋ものぞかせてもらったのだけど、マンスリーマンションみたいに、ベッドと机、イス、テレビがあるようなシンプルな部屋。私物といっても、整髪料や鏡、時計、といったものくらい。でも机の上にきれいに並べてあったり、違うジョッキーの部屋では、鏡はテレビの上においてあったり、その配置に性格が出てるのもおもしろかった。和室タイプもあって、4畳半くらいの広さ。基本寝泊まりするだけだから、それで充分なのでしょう。
お風呂場ものぞかせてもらい、お風呂場の隣には汗とりと呼ばれるサウナが。ジョッキーは体重管理が重要だから、デッキチェアがあってゆっくり汗を落とせるようなつくり。
おもしろかったのは、お風呂の脱衣所や調整ルーム入り口、いたるところに『ファンと騎手との集いご案内  参加する方は16:55までにパドックにお集りください』といった張り紙があったこと。らしぃな~

調整ルームを後にして、車で移動、お次は厩舎エリアへ。馬房が12個で1棟、1~21棟まであって、その他A~C、そこには外国招待馬や関西馬が入るのだそう。想像以上の規模でびっくり。

そのあしで、出走前に馬体中を計るところおよび装鞍場を遠巻きながらに見て、今度はパドックへ。レース当日の馬が歩くコースを行ったわけだけど、広大な敷地の競馬場、アップダウンもあるし、相当な移動距離。こっちは車だからいいけど、こりゃ馬を引く厩務員さんが一番大変だ、と思った。いっそのこと、乗っちゃいたいだろうな、馬に(笑)。
パドック内は馬の気分で1周歩かせてくれた。


ジョッキーがパドックで馬にまたがる前に、待機してた部屋から出て整列する「騎手整列位置」と書かれたラインに家族3人並んで記念撮影したり(笑)、ジョッキーたちが待機してる部屋のなかも見せてもらうとベンチの足元にお堀みたいのがあって、冬なんかは手をあたためるよう、そこに炭を入れると言っていた。 壁に、『負担重量 乗る前に 確かめましょう もう一度』といった、標語のような注意書きがあるのも、とってもらしかった。

そして本馬場入場口へ

車を降りてスループをのぼっていくと・・

レースのときは白い柵がない状態なので、ダートならこのままダートコースへ、芝のレースだと、ダートコースを横切って芝コースに出て返し馬。


ゴール板。びっくりしたのが、基本はレースの判定は、目視、なのだそう! ゴール板のちょうど正面、スタンド席最上階のガラス張りがちょっと出っ張ってる部屋で、審判(というのか?)が目視で判断するのが基本なんだとか。そのため、ダートコースと芝コースのゴール板は微妙に位置がずれている。 もちろん目視不可の時は、ウワサの写真判定ですよ。基本写真判定でやってんのかと思ったらそうじゃないので、驚いた。


これは、パトロール塔。ダート、芝、それぞれにパトロール隊が監視する塔があるのだけど、実は監視する人は一人しかいないから、この塔、高さ30mほどもある塔を上り下りしなければならないのだそうな・・相当な体力がいる仕事だ

あと、このダートコースの砂! 

中央競馬全競馬場のダートコースの砂はすべて同じで、青森県の六ヶ所村というところのらしい(たしか)。さらに驚くのは、開催が終わるとこの砂を回収して、洗って、山積み状態にして干していいコンディションを保っているのですってよ。びっくり。後にコース内側の道路を車で走ったときに、たしかにあったゎ、工事現場のような砂の山がッ。


そう、あとは、中山で使ってた出走ゲート、どこにも見当たらなくて、「どこにあると思います?」とツアーのガイドをしてくれてた方が言うので、メンテナンスとか、掃除とか?と思ってたら、なんと今は新潟で使ってるのだそう。真夜中に高速などを使って普通にゲートを運んでるそうなので、もしかしたら目にすることが・・・普通ないな(笑)。「競走馬輸送中」の車は何回か見たことあるけど、ゲートが走ってんのはかなりレアな現場です。見かけたらぜひご一報ください


そんなカンジで、「Driving at パークウインズ中山競馬場 バックヤードツアー」、普段目にできないもの、聞けない話、1時間以上もみっちりと目の当たりにできて、とても楽しいツアーでした

夏休み中は他にもイベント多数。詳しくはこちらでぜひ。

子どもが遊ぶ場所はあるし、館内は目が覚めるほどに涼しくて気持ちがいいし、競馬中継は流れてるし、食べるところももちろんあるし・・こりゃ子どもが図書館行く感覚で、絶好の涼み場だゎね、と改めて見直したゎ

あ、もうひとつの目当てだった縁日・・・受付のテントを目の前にしながら、「どこで縁日やってんだろーね、こんなさびれてるとこなわけないし」と堂々と言ってたくらいなもんですから・・。ヨーヨー釣りと水鉄砲の射的があるくらいだった・・。しかも500円分の馬券を見せないとやらせてもらえないし・・。 よ、よかった、バックヤードツアー当たって(笑)。




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