



レースは、最後の直線結構おもしろくって、周囲の異様な盛り上がりに我が家の姫ちゃんはビックリして大泣きだった(笑)。
さてこの日、「こどもの日って、母親に感謝をする意味もあるらしぃ」と、テレビを見ていた旦那からきいた。へぇ~、じゃあ我が家では、こどもの日はこどもに おもちゃを買ってあげるんじゃなくて、ママに感謝する方向で教えていこう、なんて思ったんだけど、よく考えたら、それって母の日とかぶるんじゃねぇ?という疑問がわいた。しかもこどもの日と母の日って、日にち近いし。5月の第二日曜日が母の日なんだから、数年に一度は、こどもの日のたった3日後が母の日、ってのもあるわけで。
それで、気になってこどもの日ってのを改めて調べてみた

1948年に祝日法が施行された際、5月5日が「こどもの日」とされ、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日、と定義づけされたのだそう。
おぉ、ホントだ、「母に感謝する」とある!

しかしこどもの日に母に感謝することがマイナーなのは、やはり母の日というものが改めてあるからなのかな。。。
ついでに、こどもの日のルーツは、古代中国の「端午の節句」にあるのだとか。
その昔、中国では5月は物忌みの月とされ厄払いが盛んに行われていて、 「端午の節句」とは、端=はじっこで、つまり、「最初の午の日」に行う厄払いのことをいうらしい。 それが、午と五のゴロ合わせで、5月5日が厄払いの日として定着してきたのだそうな。
古代中国ではこの端午の節句の日に、蘭の湯に浸かったり菖蒲酒を飲んだりして、厄よけと健康を願っていた。
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これが日本の武家社会へと広がり、菖蒲→「尚武=武をたっとぶ」とかけて、5月5日の端午の節句を盛んに祝うようになる。 また、武家に男の子が生まれると門前に幟をたてて、男児誕生を知らせ、お祝いする風習もでてくる。
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この風習が庶民へと広がっていくことによって、今のようなこいのぼりや兜、武者人形などを飾る行事に発展していったそうな~。

ちなみに、母の日の由来も調べてみた。
こちらのルーツは、アメリカはフィラデルフィア。ある少女が、自分を苦労して育ててくれた母親の命日に、母親が好きだった白いカーネーションを教会で霊前にたくさんたむけて母親を偲び、生前に母を敬う機会を設けようと働きかけたことに由来する。
日本に母の日が伝わってきたのは大正時代。当初は、母が亡くなっていれば白いカーネーション、健在であれば赤いカーネーションを胸元に飾って感謝の意を表していたらしいけれど、業界の提唱もあって、徐々にカーネーションを贈る習慣になったのだとか。
今まで慣習的に、母の日前後に母に何かあげたりおごったりしてたけど、そんなルーツを改めて知ると、何だかもっと大切なもののように感じられてくるなぁ

母の日、父の日。それぞれ感謝する日、というのがわかりやすく表立ってあれば、いい機会になると思う。ホントはそういう日じゃなくても、その都度、つねにありがとうと思って、表現していければ最高だけど、やっぱりそうは言ってもなかなかね。
だから、その日ばかりは正面切って、ありがとうを伝えていこうと思う。

