
ついったーでもレア、ブログじゃカテゴリーだけで記事0のコルトくん
年明けごろから加速時に微振動を発生させて嫌がる上に上もフケないため、不調理由を調査
①ガス残量が少ないまま1ヶ月近く置いていたためガスが腐った?
→ガスを満タンにしてガス計で半分程度まで連日走ってみたが気持ち程度の改善にとどまる
おまけに燃費はリッター10kmまで悪化
②そもそもこの感じ、900Rの一件と挙動が同じじゃないか?
→とりあえずプラグ確認しよう
というわけでプラグを確認することにしました
まあ900Rと同様プラグホールのパッキンが抜けてオイル漏れを起こしていたとしても、車ならヘッドカバーの上にフレームもないしそんなに手間じゃないだろうとこの時点でタカをくくっていました
目論見が外れたら部品が無駄になるので、とりあえずプラグとプラグレンチだけ購入
ちなみに三菱車は薄肉のプラグレンチじゃないと挿入できないらしい

まずは化粧カバーを外す
固定のネジとかついてないぞ?と思って調べたら爪にゴムブッシュを差し込んであるだけでした
下から持ち上げるようにすれば外れます

こちらイグニッションコイル
ダイレクトイグニッション採用車は産廃の車歴だとコルトとCRFだけ

10mmのボルトで固定されているのでこちらを外す
画像下側の物は外したダイレクトイグニッションにつながるカプラ
コイルは破損に気を付けて真上に引き抜きます


さすがにDOHCヘッドなのでプラグまでの距離が長いです
ハンドルにエクステンションを2重でつけてピッタリくらい

プラグが取り外されました
先日のサンバー同様、ネジが焼き付いていて外している最中はギリギリと音が……

焼け色の比較(右側がバッテリー側)
あからさまに1本だけ黒いですが、プラグホールにオイルの侵入ははありませんでした
ありゃ、アテが外れたな

とりあえずプラグを交換します
熱価が今までの物に比べて1段高いですが、調べたらこれが出てきたのでこちらを購入

さて、アテは外れましたが次はこいつを疑います
プラグ交換後、組み込み時に1番から4番までのイグニッションコイル配置を左右で入れ替えて組み込みました
今回はバッテリー側のプラグが不発っぽい雰囲気でしたが、プラグの問題であるなら交換後の時点で復調します
不調が続くようなら焼き色がつくころまでこの状態で走って、再度プラグ確認した際に反対側のプラグが湿気っていたらイグニッションコイルが犯人、
バッテリー側のプラグが湿気っていたら点火系のハーネスが犯人となります
読み通り、不調は回復しなかったため50kmほど走って再度プラグチェック


開けてみた結果がこちら
予想通り、反対側のプラグが不発っぽい
イグニッションコイル不良です
調べてみたら1本12kオーバー……
オクにて3k~5k程度で中古部品もありましたが、みんから等を見てみると10~15万km程度で交換している記事が散見されたほか、出品されていたコイルは10万km走行程度の使用歴がありそうだったため、新品購入

こちらが新品のコイル
現在13万kmを超えており、ほかのコイルも限界が近いと踏んだので4本まとめて交換です
……占めて50k弱


既存品と比べてちょっとマイナーチェンジ?
頭頂部が黒くなっていますね

サクッとコイルを入れ替えて作業完了
微振動が無くなり、加速時に嫌がる挙動も改善されました
もちろん高回転域もばっちりのフケ上がりで、ぬええkm/hを超えてなおメーターの上がり方が収まらないほどです
不調になる前でもここまでじゃなかったような気がするので、これが本来のパワーってところでしょうか
流石です。
作業内容だけで逝ったらジャッキアップする分オイル交換のほうが面倒くさいぐらい