木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

八重桜

2010-04-26 08:05:38 | あんなこと こんなこと
ソメイヨシノが散ってしまって 今では新しい葉が出ている。
        
送れて咲く八重桜が盛りだ。


                 白い桜


              淡いピンクの桜


              濃いピンク  
どの花も八重だから ボリュームがある。
これらの木が大きくなったら ソメイヨシノに続いて 長い間桜が楽しめることになる。

益川敏英先生  講演会

2010-04-25 15:48:11 | あんなこと こんなこと
ノーベル賞を受賞された 益川敏英先生の 講演会が開催されました。


      福井大学  物理工学科創立50周年の記念行事として開催されたものです。


       1000人の席がほぼ満員。    福井大学学長の挨拶・紹介


    その後 先生の講演  一時間半このように演壇から離れて立ち 
                       少し動きながらお話されました。

テレビでお見受けし お声もお聞きしています。
   気さくな方だなァーー  と思って拝見していました。 その通りの話し方でした。

 演題は「現代の社会を生きる。」 とのことだったのですが・・・・
   ご自分でも 脱線してしまうので・・・・ 最近は 元に戻らなくて・・・・
          いかにも この先生の人柄!!  そのものです。

受賞の内容についてのお話もありました。
   繰り込み理論・・・  相対性の破れ・・・   と私に言われても・・・・
   4つとされていたクォーツを 6つと考えた事が最大のことだったとの事です。

印象に残ったのは 専門分野を理解したら もう一つ別な分野のことを研究すると
    思考は運動し発展する。  理論が深くなり信頼と理解が増す。

基礎科学の研究が 実際の生活に役立つまでには100年必要だ。

科学がブラックボックス化して 原因と結果だけで過程が分からない。
              科学の成果を生かすのは市民としての科学者の意識。 

     先生独特の口調で 脱線しながら お話になっておられました。  

白川静先生  生誕100年記念

2010-04-24 19:23:01 | あんなこと こんなこと
漢字の研究で知られた 白川静 先生  生誕100年記念フォーラムが行われました。


         先生が最も好きだった「遊」字
     先生の生誕地に置かれている 記念碑に書かれている直筆。


     甲骨文字ですから説明も格調高く 神とのかかわりを説かれています。

古代文字の揮毫パフォーマンス・ご長女の日常的な思い出のお話。
そして 今 福井県で行われている白川文字学を取り入れた漢字教育の様子。
「東洋と西洋のあいだ」と題された講演が行われました。
西洋・東洋の神に対する考え方・風俗にまで及ぶ捉え方 独特の世界観だと言う。

篆刻は 古代文字を扱いますから 以前から先生の著作を参考にさせて頂いていました。
今ほど知られておらず 教えていただける方も居ず、ただ字形だけを見ていた。
                               そんな様子でした。

今日の取り上げられかたを見ると 隔世の感があります。

落款印  「順子」印

2010-04-24 08:47:01 | 篆刻
書道 仮名作品用の落款印   「順子」印を刻しました。


        「順子」    大きさは  18mmX18mm  六分です。
                    仮名の半切作品には適当な大きさでしょう。


        石は モンゴル巴林凍石    不可思議な模様が入っています。
  これが地中から掘り出される石。    どうしてこのような石・模様ができるのか?
          (このような模様のある石は その部分が堅いことがあります。)

  後ろから光りが当てられると 透明感が出せるのですがその設備が無いために・・・・

          自然は思いがけないものを 生み出してくれます。       

落款印  自然石

2010-04-23 09:56:28 | 篆刻
落款印の依頼を受けました。
それが 以前に作った印と同じ様な 自然石の形で作って欲しいとのこと。

自然石ですから 同じ様な大きさ・形では なかなか揃いません。
それで 作ることにしました。


       篆刻の作品展用の大きな石  それを小さく切断・加工します。


      それらしくなりました。
ちょうど手ごろな石があると良いのですが 無いとこのように加工しなければいけません。
石を切って 加工し そして磨く。 
 
         ・・・かなりな手間・時間が掛かる。・・・


作品が出来ました。


          「芙美」    大きさは 30mmX18mm
書道 仮名の作品に押すそうです。
   この大きさでしたら 大きな作品  多分全紙横書きの作品でしょう。

書道 展覧会の作品は大きくなっていますから 作家の方も大変です。

竹トンボの本

2010-04-22 22:21:54 | 玩具
図書館で「竹トンボ」に関する本を 偶然見つけた。


        記録へ挑戦 と副題に記されています。
                  05年の発行なのに 今まで気付きませんでした。
科学の応用を技術と言う。技術を実際の物にまでする能力を技能と言う。・・
                             その理論は科学である。

理論と技術を紹介し、竹トンボ飛翔競技の世界記録を更新することを 目的としています。
                             と前文に記されています。

私が参考にした「竹トンボからの発想」も実用テクノロジの門前で退却している。
    として
回転翼理論・技術に踏み込んでいないとしています。
                 究極の竹トンボが紹介されています。

           ・・・よく読込んでみなくては・・・・
                       ・・・作ってみなくては・・・・

現代工芸展

2010-04-22 13:46:50 | あんなこと こんなこと
開催中の 現代工芸 福井会展。

本日 再度会場を訪ねました。  
       平日だけに鑑賞者も少なく ゆっくり拝見することが出来ました。


     七宝焼きの作品。
            小さなパーツを並べ合わせて 大きな作品としています。

一つ一つ焼かなけねばいけませんから 時間もかかりますから大変なことでしょう。


   これは 鋳金の作品です。
金属を溶かして 型の中に注ぎ込んで作りますから その設備が大変でしょう。
       そのための工房が必要になります。


     陶芸の作品。
   これだけの大きさですと 焼く窯はかなりの大きさが必要です。
          この作品は 環済みの技法で作ったとのこと。

  四角な作品だけに 良く割れないで作れるものです。

現代工芸の作品を作る方たちは 作品が大きいだけに 体力的のにも厳しいことでしょう。





印泥  手入れ2

2010-04-21 19:42:42 | 篆刻
先日 古い印泥の手入れをしました。

うっかり 古い印泥があることを忘れてしまっていました。


   これは 篆刻で使うような上等なものではありません。  銀行で頂いた印肉です。
    そういっても スポンジの印肉から比べると ずっと上等です。

    これも 同じ様に手入れしました。


        茶色と緑の印泥


       白と黒の印泥   そして その二つを混ぜてグレーの印泥。

   印泥には私は持っておりませんが 他に 金・銀 などもあります。

私のホームページに もっと沢山の印泥 そして面白い使い方なども紹介してあります。
       http://www9.ocn.ne.jp/~jun.k/tenkoku/5-kanano-inn.html
          仮名の印の下のほうに 紹介してあります。   

田んぼ

2010-04-21 07:35:54 | あんなこと こんなこと
静けさを破る 雉の声。    何処にいるのか? 頭の上から降ってくるひばりの声。

田植えの準備  田んぼの耕作も本格化している。


     水をはられた田んぼもある。


          耕耘機の跡が残っている。
 
見たところ 半分ぐらいの田んぼは耕作が済んでいる様だ。
はられた水に空が写って 見渡す風景が 明るく広くなったように感じる。

折鶴

2010-04-20 20:12:40 | 木彫
以前に 折鶴を木彫で作りました。




     折鶴を木彫で作ってみて 
    その形の整った美しさ 造形の確かさに「目からウロコ」を体感しました。

そして  今日 新しい形を一つ見つけました。


     折り紙の本を 何気なく見ていて発見しました。

折り紙作家の方たちも 工夫して折り方を考えているのでしょう。
       この折鶴も木彫作品にしなければ・・・・

これらの作品を箔彩色しなければ・・・ と思いつつ何年経ってしまったのだろう。