木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

仏像 仕上げ中

2017-01-31 18:41:33 | 木彫
制作中の仏像  仕上げ中です。


  仕上げ作業は 細やかな仕事ですから 一日していても・・・
      なかなか作業の進展が分かりません。
  

  大分 仕上がってい入るのですが・・・・
                  まだ しばらくはかかりそうです。


  講座の受講者の方達の手本ですから やはり丁寧に作っておかないと・・・・。

  ちょっとずつが修正があり なかなかはかどりません。

  もう少しで終わるでしょうから 頑張らないと・・・・。
    しかし 仏像の仕上げ作業は 肩が凝ります!!

県立美術館 展示会

2017-01-29 19:44:23 | あんなこと こんなこと
県立美術館  知り合いの方から案内状を頂きましたので 出かけました。




  書道展  少字 の作品    このような書を研究しているグループです。




  書道展  別なグループです。
    ごく普通の書を研究しているグループ


   普通といっても やはり何か違うことをと考えているのでしょう。
   六角にパネルを立て 作品を展示されています。




  愛石展   別の部屋ではこのような展示会も行われていました。
  こんな変わった石 どこで どうして見つけ 集めるのでしょうか??

  お話すると 皆さん好きなこととは言え 苦心されているようです。
  お土産に 石を一つ頂いてきました。
   タダで拾ったとは言え 持って帰った労力を思うとありがたい・・・・。


仏像 小作り

2017-01-28 19:47:43 | 木彫
先日 荒彫りを終えた仏像  木作りを終えました。


  この段階が一番大事  全体の形が決まりました。


  正面から見たり 背面から見たり・・・
          上から見たり 下から見たり・・・・


  写真は四方向から取られていますから それらが自然に 丸く繋がるようにしなければいけません。

  一般の方には難しいことだと思います。

  後は 丁寧に仕上げてゆきます。

研ぎ直し

2017-01-27 22:55:26 | 木彫
昨日の実技指導  昨日使った刃物を研ぎ直しました。


  仕上げ作業で使った丸ノミ
   普段刃物を使った事のない人たちですから どうしても使い方に無理があります。
   刃先が痛んでしまうので 研ぎ直すことになります。


  やはり 傷むのが激しいのは 小刀の先
  地紋彫りは刃先を使いますから どうしても研ぎ直さないといけません。


 荒彫りの作業も始まりましたから 荒彫り用のノミも研ぎ直しです。
  これは使い方が悪いのでなく もともと研ぎ直さなければいけないと思っていたもの。
  使い方が悪いからだというと 学生たちに怒られそう。

 学生が一斉に使いますから 研ぎ直す数も多くなります。
 何事によらず 準備と後始末がありますから 
             実際の講習の時間の2~3倍の時間が掛ります。

講義

2017-01-26 19:08:33 | 木彫
大学 建築学科での実習指導    二日目です。


  前提の講義も終わり 実習指導が本格的に始まりました。
  研ぎの指導   学校の実習で使ったノミを研いでいます。
  包丁は刃が長いので研ぎ易いですが ノミは幅が狭いですから研ぐのは難しい。


  下絵の練習   筆・墨を使っての実習
   今の学生は 書道をしている学生以外は筆を使う事がありません。
  小さな筆で細かな絵を描くことは難しいことでしょう。


   荒彫り  使った事のない道具 どうするのかもわからないことでしょう。
   

  ノコギリを使って切ることも 今迄なかったことでしょうから
    持ち方 姿勢  縦挽き・横挽き  それから説明しないと・・・・


  仕上げ作業  多くの丸のみを使って彫り上げます。

いずれの作業も そう簡単にできるとは思いませんが 普段できることではありませんから  経験として 思い出に残ってくれれば・・・・・

仏師の本

2017-01-25 19:35:01 | 木彫
先日開かれた「松本明慶展」
  その会場で販売されていた作品集  そして随筆というのでしょうか?


  新聞に連載された文をまとめ 出版されたようです。
                   22の文が掲載されていました。
  短文ですから読みやすく  主題も多様ですから面白く拝読しました。
  ご自分で書かれたようで 作文を読んでいる雰囲気で分かりやすい。
           17年前の出版です。


  これは27年前に出版された物  著者がいますから 聞き書きされた物でしょう。
    専門の作家の作品ですから 文が見事です。
  内容が同じでも 前著より劇的に紹介されています。


  そもそも 仏師の事が本として紹介されることが 今の時代なのでしょう。


  文庫まであります。
  
  当然ですが作家の手によるものは 一気に読ませてくれます。

  仏像が静かなブームと言われますが 鑑賞ですとブームなのかもしれませんが
    実際に作るとなると 技術的には難しいですから ブームというほど
                  愛好者が 増え多くなるとは思えません。 

観音像 荒彫り

2017-01-24 21:31:03 | 木彫
昨日 木取りした観音像     荒彫りしました。


  この冬 一番の寒波  外は寒そうです。
  部屋を暖かくして コツコツ荒彫り。   こんな時はこの仕事をありがたく思います。


  昨日 木取りした観音像 ほぼ荒彫りを終えました。


  後は コツコツと仕上げてゆくことになります。
 木彫講座のサンプルですから 丁寧に作らなければ・・・・・。

  講師の役割と言われてしまえば それまでですが・・・・・。
    やはり気を遣います。

観音像

2017-01-23 19:07:23 | 木彫
観音像を作り始めました。


  担当している木彫講座   その手本として作ります。
  テキストにある写真   
                傾き・大きさに微妙な狂いがあります。


  それを修正した写真を準備


  材料も準備しました。

  木彫講座の受講者の皆さん
  頑張っていますから 今迄に作ってある見本を作り終えてしまった人が出てきました。
  新しい見本を作らないといけなくなりました。
 
  以前から 作らないといけないと思っていたのですが・・・・何かとすることがあり・・・・
  

書道展

2017-01-22 19:16:51 | あんなこと こんなこと
知り合いの方が活動している 書道団体の展示会へ出かけました。


  ご覧の通り普通の書道展とは趣を異にしています。
     前衛書道の団体です。


  文字を書くのでなく 白と黒の造形性を追求します。


  使う筆も 普通のそれとは違います。
    筆でなく刷毛・連筆・極端に細長い筆・・・・
    多種多様な素材 思いがけない使い方・・・・・
     

  全く文字の雰囲気がありません。
     グレーの紙に黒い文様がある・・・・


  これは文字として読めます。
     「母」の古代文字形です。
   広い白の空間 ここまで変形されてしまうと 「母」という文字とはなかなかわかりません。

  他には黒い紙に黄色い色の文様が施された作品などもあり 造形性を追求する書道
        これから どの様に展開するのか???

    見ている分には楽しみです。
           考え 表現する方達は 大変なことでしょう。

気球 発泡スチロール

2017-01-21 19:23:53 | 玩具
気球を作りました。  今日は発泡スチロール製です。


  発泡スチロール製ですから 軽くなり大きくできます。
    発泡スチロールそのままですと どうしても軽々と見えてしまいますから表面は加工しました。


  木球製ですと重くなり球が小さく思えるから軽い素材で作りました。
            比べると これだけ大きくできます。


   フワフワと浮いている様子。   


  全体は この様子です。
    やはり 一つだけで見ていた方が良いようです。

  人に見せると 発泡スチロール製よりは 木球の方が良いとのことです。
     もっと 軽い木で球を作ると良いのかな??