木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

白川静先生  生誕100年記念

2010-04-24 19:23:01 | あんなこと こんなこと
漢字の研究で知られた 白川静 先生  生誕100年記念フォーラムが行われました。


         先生が最も好きだった「遊」字
     先生の生誕地に置かれている 記念碑に書かれている直筆。


     甲骨文字ですから説明も格調高く 神とのかかわりを説かれています。

古代文字の揮毫パフォーマンス・ご長女の日常的な思い出のお話。
そして 今 福井県で行われている白川文字学を取り入れた漢字教育の様子。
「東洋と西洋のあいだ」と題された講演が行われました。
西洋・東洋の神に対する考え方・風俗にまで及ぶ捉え方 独特の世界観だと言う。

篆刻は 古代文字を扱いますから 以前から先生の著作を参考にさせて頂いていました。
今ほど知られておらず 教えていただける方も居ず、ただ字形だけを見ていた。
                               そんな様子でした。

今日の取り上げられかたを見ると 隔世の感があります。

落款印  「順子」印

2010-04-24 08:47:01 | 篆刻
書道 仮名作品用の落款印   「順子」印を刻しました。


        「順子」    大きさは  18mmX18mm  六分です。
                    仮名の半切作品には適当な大きさでしょう。


        石は モンゴル巴林凍石    不可思議な模様が入っています。
  これが地中から掘り出される石。    どうしてこのような石・模様ができるのか?
          (このような模様のある石は その部分が堅いことがあります。)

  後ろから光りが当てられると 透明感が出せるのですがその設備が無いために・・・・

          自然は思いがけないものを 生み出してくれます。