金子都美絵 著作

金子都美絵さんの本を拝見しています。


　この方の　漢字に関する本があることは知っていました。
　　白川文字学を現した　解説本であると知っていましたが・・・・
　　拝見するのは　初めてです。


　なるほど　一色で描かれた絵　　影絵です。
　　　解説は　今迄に拝見した白川先生の著作によっているようです。
　　　彼女の印象を　絵として表現した作品が面白い。


　文字を描くことは　その印象を描けばよいのですが・・・
　絵にするとなると　文字だけでは分からない事柄沢山出てきます。
　
　服装　道具　文様・・・・風俗・生活が分からないと　絵に出来ません。
　それらを調べて形にすることは　もっともっと大変なことだったろう・・・・。


　古代中国の人形を作っていた時　これらの事が分からず困っていました。
　資料がほとんどないのです。
　　金子都美絵さんはどうして調べたのか？？　　　そのことが気になります。

仕上げ開始

昨日で荒彫り作業を終えましたから　今日から仕上げです。


　　使うノミも仕上げ用に変えました。


　荒彫りを終えているとはいえ　やはり欅です。
　　　　　　　堅いですね。


　シノギの部分を仕上げるのは　手間もかかります。
　　　このケヤキは粘り気の有り彫りやすいのですが・・・・・
　　中には　脂分が無くバリバリとしていて　欠け易く　彫り難い木もあり・・・・
　ケヤキを扱うということは　こういう事です。

肘木 荒彫り

神社の木彫部材　　順調に仕事が進んでいます。
今日は　肘木の荒彫りをしました。


　小さな部材ですから　細かなノミを使い　コツコツ彫っています。


　数がありますから　とにかく　一つ一つ彫り進めていました。

コブシ 荒彫り

昨日と同じように　コブシを彫っていました。


　　大きさは　昨日のものと同じです。
　　　　ただ　一つずつになっています。


　　これだけ　荒ぼりを終えました。
　　　　全く同じことの繰り返し　単純ではありますが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　これを同じ姿勢で一日中するのも　結構大変です。

コブシ 荒彫り

昨日の木鼻に続き　今日はコブシの荒彫りです。


　形は木鼻より少し小さいですが　同じような物です。


　二つ繋がっています。　　両面とも彫ります。

　　同じことを繰り返します。
　　しばらくは　同じようなことを続ける日が続きます。

木鼻 荒彫り終了

古代文字関係の行事で　手をつけられなかった　神社の彫刻　再開です。


　　木鼻　　荒彫りを終えました。


　使う荒彫り用のノミも　だんだん細かな物になります。

　細かな作業になっていますから　ノミを研ぐことが増えます。
　

古代文字ワールド イベント

古代文字ワールド　イベント当日です。
　昨年から　県立図書館で開かれるイベントです。


　朝　８:３０に集合　　机を並べ・・・会場設定終了・・・　準備が終わり　
　　　　　皆さん　開場のための最後の細々した事も　終わったようです。


　図書館のホールで開かれますから　入り口の案内板。
　　教育委員会が主催ですから　案内は近く市町村の小学校に配られています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・集客力は抜群・・・・




　親子で　車で来ることになりますから　体験者は親子連れになります。
　私は古代文字のアニマルカー　デングリカーを作って頂きました。
　　本体・車輪　のサンドペーパー掛けは　親子で分業です。

　　皆さん　喜んで作った作品を持って帰られました。
　　　　　　　　　　　　竜の古代文字デングリカーを　作られる方が多かった。


　　今朝は寒く　午前中は少なかった人出ですが　午後からは会場が賑わってきました。

新聞記事

昨日の表彰式　　その様子が今日の新聞に掲載されていました。


　福井県には　地方紙が２紙あります。


　　普通ですと　片方には掲載されても　他方には掲載されていないことが多いのですが
　　県の行事・表彰ですから　両紙共に掲載されていました。
　　地方紙ですから　どうしても　本県関係が優先するのでしょう。
　　表彰者は３人いたのですが・・・福井県の人は私一人でしたから
　　　　　　　　　　　　　　　　写真は私の分だけになりました。

　　そうなると　殆どの方が見ていることになります。
　　
　　それほど　大きな事とは思っていませんでしたが・・・・
　　　知り合いから電話がかかってきたりして　その対応も一仕事でした。

　　明日は　古代文字ワールドが行われます。
　　その準備もあり　・・・・仕事が出来ない・・・・・

白川静漢字教育賞 表彰式

今迄に作ってきた古代文字玩具　　　評価されて白川静漢字教育賞優秀賞を頂きました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その表彰式が行われました。


　　会場へ行くとこの通り　厳粛な雰囲気になっていました。


　　副賞なども展示されていました。


　受賞者・選考委員などの方と挨拶。
　　　選考委員の方達は大学の教員がほとんど・・・・
　　　沢山のご名刺を頂いたのですが・・・・　一度ではとても覚えられず　恐縮するばかりです。


　　賞状を頂きました。　
　　　　私が賞状を頂くのは　本当に久しぶりの事です。
　　　　

　　副賞として　これだけの書物を頂きました。
　　やはり　「字統」を頂けるとは思っても居りませんでしたから　嬉しい！！

　活用して新しい作品を作らないといけません。

荒彫り

製作中の寺院の彫刻　　　昨日　今日　　文様の荒彫りです。


　　コブシ　　文様の荒彫りをしています。
　　　　シノギの部分の荒彫りと違い　小さなノミ・丸ノミを使います。


　これだけの数　　裏表とも文様を彫りますから　時間はかかります。
　
　昨日は　肘木の文様を彫っていましたから　細かなだけに疲れます。