木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

木の雅印

2021-06-24 20:32:46 | 篆刻
木で雅印を刻しました。

「淳思」   大きさは15mmX15mm

朝倉遺跡 唐門の淡墨桜 折れた枝を使っています。

印面の様子
木彫用のノミを使って彫っています。
300~400年の樹齢の木ですから 年輪も細かく彫り易い。

歴史に興味を持つ人でしたら 大喜びすることでしょう。

透かし彫り 終わり

2021-06-22 20:09:51 | 木彫
昨日から製作していた 透かし彫り   終わりました。

同じものを作りますから 型紙を作る事は必要です。

同じ様でも 長さがわずかですが違っています。
その分を修正する事が 気を遣いました。

糸のこ盤は イスに座って使う高さですから これだけ長くなると
  中腰で操作しないといけない時がありますから 腰が痛くなります。

早速 依頼主の所へ届けました。


透かし彫り

2021-06-21 20:16:31 | 木彫
塀の欄間部の透かし彫りを 作り始めました。

手すりなどでよく見かける文様です。
下絵を描きました。

それを厚紙に写し取り 切り抜きます。
複数枚作りますから 型紙を作った方が早く出来ます。

その型紙を使って 板に文様を描きます。

それを 糸鋸で切り抜きました。
    これで完成なのですが・・・・6枚必要です。

竹根印 作る。

2021-06-20 21:23:26 | 篆刻
仮名書道用に竹根印を刻しました。

 「洋」    「優」   「幸」
大きさは いずれも直径1cm前後です。

使った竹根印です。
拭き漆がされていますから この色この艶やかさです。
拭き漆を施した竹根印は 珍しい事でしょう。

彫った印面
  三つ一遍に撮影しましたから 良く分かりませんね。
  木印と違いはありません。

竹根印を彫れる人は少ないですから 
        これからは 貴重になる事でしょう。

梅鉢紋 完成

2021-06-19 20:02:45 | 木彫
欅で作っていました「梅鉢紋」  完成しました。

かなり堅い欅の木でしたから 手間取りましたが 完成しました。
堅い分 仕上がってくると 艶があり立派に見えます。

取り付ける扉も欅ですから 完成すると 立派な門扉となる事でしょう。

金沢の寺院ですから良く分かりませんが 加賀前田家の家紋を
   取り付けるのですから きっと由緒ある寺院なのでしょう。

梅鉢紋 荒彫り終わり

2021-06-16 20:10:19 | 木彫
製作中の梅鉢紋  荒彫りを終えました。

よく乾燥した欅ですから コツコツと荒彫りをするしかありません。
細かな 中央の部分の荒彫りを終えました。
円形部分の丸みも木目をよく見て 割れない様に終えました。

二枚とも 終えました。

後はコツコツ 仕上げて行きます。
            硬いだろうなァーーー
    「アイザカ」ではなさそうなのが 救いです。

椿の木の印

2021-06-15 20:17:54 | 篆刻
先日手元に届いた椿の木   早速「印」を作ってみました。

さすがに 樹齢500年の木です。
細かな年輪 落ち着いた木肌 色もしっとりしています。

「恵正」  大きさは15mmX15mm
一番使い易い大きさで作ってみました。

印面の様子
刃物の入り方もしっとりしていて 彫り易かったです。
今迄 椿の木は彫ったことがありませんでしたから 良い経験になりました。
樹齢500年のだからでしょうか?
椿の木だからでしょうか?

桜の木では沢山作っていますが・・・・ 
    ツバキの木の彫り易さに 取りつかれてしまいそうです。

梅鉢紋 荒彫り

2021-06-14 20:41:35 | 木彫
製作中の梅鉢紋  荒落としを終えました。

乾燥して硬い欅の木ですから 荒落としは大変でした。


二枚とも ここまで荒落としを終えましたから 
         後はコツコツ丸みを加えて行きます。
無理せず コツコツとノミを動かすことになります。



椿の枝

2021-06-12 19:40:41 | 木彫
椿の木が送られてきました。

運送屋さんが 「フゥー。 フゥー。」 言って家に運んでくださいました。
長さが1m20cm位あります。

直径は 18cmありました。
これで 枝だというのですから・・・幹はどれくらいあるのでしょうか?

一部に穴が空いていました。
鳥が巣くっていたのでしょうか?
樹齢500年だそうです。  県指定の天然記念物だったそうです。

三分の一位の所で 切りました。
とにかく重くて・・・扱いきれません。
切り口にボンドを塗り 紙を貼って 割れないよう手当しました。

半分に割りました。
さすがに500年に樹齢です。  実に細かな年輪
               細かな作業には向いています。

一部分を細かくしました。

縁あって 私の所へ来た貴重な枝です。
大切に 細かな部分まで活用しなくては・・・・。

寺紋  下絵描く

2021-06-11 20:30:26 | 木彫
寺紋  下絵を木に描き込みました。

直径が42cmありますから 普通のコンパスでは描き込めません。
使ったのはビームコンパス
   何年ぶりに使ったのだろう??

これは 円弧定規   これも久しぶりに使ったなァーーー

鉛筆では濃く描き込めません。
円弧定規を使って ボールペンで描き込みました。
最近は パソコン キャドで製図しますから 
          この様な製図用具は使わなくなりました。
紙に描くのなら これで良いのですが・・・・
私の様に 木に描き込むためには アナログな道具が無いと
                  描き込むことが出来ません。

欅の板を 丸く切りました。

それに 梅鉢の紋を描き込みました。

昨日頂戴した下絵が 微妙に狂っていましたので・・・・
                キャドで描いたのだろうに・・・・
それをカーボンペーパーで写して 定規・コンパスを使って
                アナログ的方法で修正しました。
     ・・・・どうなっているのだ??・・・・