木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

「赤」展

2010-10-31 19:29:35 | あんなこと こんなこと
今 福井県立歴史博物館では 「赤」展が開催されています。


   パンフレット自体が妖艶です。

古代の赤・江戸の紅花 との副題どおり古墳時代の呪術的な赤
     人々の生活を彩った赤

一万年前の旧石器時代から 赤い色に特別の意味を見出していたようです。
    辰砂の石を砕いて粉にする道具(石)が展示されていました。

紅花の赤は 紅として化粧に 染料として使われていた事などが紹介されています。

一番興味を持ったのがこれ


    古墳の壁画として描かれていた模様だそうです。
今までに見たことが無い絵です。
    人物・動物が描かれていますから 狩猟に関することなのでしょう。
    大きく描かれた渦巻き文様  これは何だろう??

解説によると 「渦巻き模様を呪術的文様である直弧紋と位置づけ 
       生と死の再生を描く壁画とする解釈が示されている。」 のだそうです。

「べんがら」は生活の器物・玩具だけでなく 
         建物に多用されてきたのに それらの説明が無かった事が残念。


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