今では珍しい日本剃刀 私はかたくなに使っています。
本職の床屋さんでも 替え刃式の剃刀の時代
今では貴重な存在かもしれません。
何しろ 若い理容師に聞くと 今では理容学校でも
剃刀の研ぎ方を教えないのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/cf/14081b7c30ff4acc225f7ab58df1b6da.jpg)
使って研いでいると 裏スキが無くなってくるのです。
そうすると 研いでいる砥石と剃刀が密着することがあり 研ぎ難くなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/2b/b8dc9c23109261464603b9438cfc69c1.jpg)
それで 裏スキを作るのですが・・・・
それを作る時に使うのが 銑(セン)
以前は 床屋さんは持っているはずなのですが・・・・
今では 廃業する床屋さんも多いですから 中古の道具があるはずなのですが
古い問屋さんに聞いても無いとの事。
止むを得ませんから 丸ヤスリで代用しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e6/cb82c26795bbc413f8bb55ff842e0bfb.jpg)
それらしく 中央を透くことが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/47/0e4a2c8b3d08a5ff24dac9dba263b682.jpg)
それを研ぎ上げて・・・・剃刀研ぎを終えました。
やはりよく切れる剃刀で髭をあたると
剃り心地 剃り後の肌が全然違うのです。
床屋さんで 「剃刀が切れているねェ。」と言えば
誉め言葉だったのですが・・・・・
替え刃式の剃刀を使っている現状では・・・・・。
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