補修作業1

台座の修理です。
　　　　痛みが激しく　欠損部分が次々見つかってきますから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当分　この作業が続くことでしょう。




　　　　　　　　　束の装飾　　欠けてしまっていますから補修。
獏かと思っていましたが　これは象です。
　　　　　　　　　このような部分の装飾に　象が使われているとは・・・・
　　　　　　　　　一つだけ　無傷のものがありましたから　補修できました。
　　　　この一つが無かったら　出来なかったでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　獏にしてしまったかもしれない・・・・


　　　　　　　　　　　力神も　欠損部分を補修。
　　　　　　　　　　　　　　　袖が無くなっていましたから作りました。


　　　　　　　　　　　これは　手先が無くなっていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　鼻の頭も欠けていましたから修復。　　　　　　　　　　
小さいなながらも　よく出来ています。
　　　　　　　　　　これを作った人は　よほど力量のある人だったのでしょう。
　　　　　　　　　　側面・背面　実に良くで来ています。

できたばかりの時の彩色　　　
　　今では分かりませんが　さぞ鮮やかな仕事だったのだろうと　推測できます。　　　　　　　　

九月 年中行事

今日から九月　　　　確かに過しやすくなり　風が心地好い。

江戸時代　　福井の年中行事を紹介しているパネル。
　　　　　　　　　　　　　九月は　鳥を捕る様子を紹介している。


　　　　　　　　　　　山中で網を投げて　鳥を捕まえている。


　　　　　　　　　　　特に行事として行っていたのでは　無いようだ。
この時期に始まるとのことのようだから　行事というより風習だったのだろう。

しかし　丸い網でなくＹ字型の網だったのだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木の枝を利用したからか？