銀二貫最終回

　結局寝てしまい　後半少ししか見ていませんが　原作を読んであらすじを知っていますので　そこは見損なった感はないです。
　原作にないシーンや人物の登場がありましたが　そこは視聴者に対するサービスだと解釈し　テレビ化のおまけなのかな？　
　ただ原作者の高田さんがどう思うかは興味が在るところです。　
　でも原作を大切にした丁寧な脚本は素晴らしいと思いました。　
　少し気になったのは　主人公松吉の言葉のアクセントでいつまで経ってもおかしいのは見ていて変に思いました。　彼は岐阜の侍の子に設定されていましたから、これでリアルなのかなとも思いましたが　まほさんも同様なので病は重いのです。

ドラマは途中から若者言葉にシフトしており　今の視聴者に分かりやすい演出かと思いますがせめて　大阪天満の発音くらいはちゃんとして欲しかったです。(まんま標準語でした)大阪の丁稚さんは大阪弁から教えられ直されると聞きますから　他の言葉はしょうがないとしても地名くらいは正確に発音してほしかったです。最後の決めの言葉が「大阪天満」なのですから。

　とはいえ今の大阪生まれの若者がもうおかしな大阪弁をしゃべっている現状では　笑えない現実なのです。
　発音でリアルだったのは　板尾さん　渋谷天笑さん(名優さんに失礼ですね　ごめんなさい)　石野ようこさん　勿論津川さんや塩見三省さんも印象的です。
　ただ、津川さん塩見三省さんは立派過ぎて商人というよりお侍さんのようでしたけど。
　さすがNHKよく作り込んだ見応えのある作品になりましたね。
　…と素人が偉そうなことを書いてごめんなさい　　
　いいドラマをありがとうございます。