ゆっくりかえろう

散歩と料理

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ウエストレベル

2010-10-03 | フィルム-その他
 2眼レフはカメラを首からぶら下げて
 上から覗き込むように撮る
 だからどうしても視線が下がる

 ピントあわせをしてから そのまま吊り紐ギリギリまで
 カメラの位置を下げて腰のところまでもっていって
 そのままフレーミングして撮るとほんとにウエストレベルで撮影できる

 視線を下げれば見える世界が下がる これが結構面白いし
 撮影している姿も 偉そうでなくてすてきだ

 ちなみにこの166Bというモデルは ソビエト国内向けだそうだ
 輸出用はU(ユニバーサル)という

 初代のコムソモーレッツというモデルは 金属製で重たい
 ルピテル名になってしばらくして 樹脂製にかわったようだ

 ピントあわせは大変難しい 中心像はたいへん暗いし
 ルーペも小さく ぐらぐらで 接眼位置より下がり気味

 カメラに詳しくない人は 使いこなすだけで大変だと思う
 写りは悪くないのだが

 最近でてきた中国製造の新しいモデルは 改善されているそうだが
 そのへんどうだろう

 ロモ ルピテル166B レンズT22 75mm4.5

ツアイスイコン セミイコンタ7.5cm3.5

2010-10-03 | カメラ紹介
 ツアイスのイコンタシリーズは 蛇腹カメラ
 使用フィルムは主に120のブローニーで(127もあり)
 画面サイズによって 分類されます

 このカメラは4.5×6サイズのセミ版

 距離計のあるものがスーパーセミイコンタで
 距離計のないものがセミイコンタ

 レンズは普及型のノバーと高級タイプのテッサーで
 距離計の有無とレンズの種類であわせて4ランクあるわけです

 初期のタイプだとレンズは7.0cmですが
 あとのタイプは望遠側にふって7.5cmとなります

 仕上げはやっぱりツアイスで 蛇腹の質がよく
 分厚いのにしなやかで 角の傷みも少ないようです
 メッキ部分は傷みも少なくキレイですが
 黒い塗装部分ははげやはがれがめだちます

 放置すると錆が出てしまいますから
 はやめの補修が必要です

 中判の目測撮影は、なれないものには難しく
 単独距離計を持ち歩くと安心です

 写りはツアイスらしいスカッと抜けた絵がでてきますが
 これより使いやすい パールの出番が多くなってしまいます

ゾルキー

2010-10-03 | カメラ紹介
 ソビエトカメラゾルキーとフェドは
 共にバルナックライカそれも戦前のものの
 コピーです

 これをもとに改良改造しながら 
 数十年も作り続けたそうです
 世間じゃ巻上げがスムースじゃないとか
 荒い作りだとか文句を言う人がいますが
 こんなに安いカメラにそれを求めるのは
 粋じゃないですね
 ドイツ製もロシア製もカメラはカメラ

 どっちもステキです