■街に活気が、

■■■■■■都市に活気が戻って来た■■■■■■■

■「爆買い、大歓迎！」

ここに収録したのは、ここ５ヶ月間の主要新聞のヘッドラインである。

●「爆買い」対象の商品は、日本の安心、安全ブランドの証、

●地方の免税店を２万店に増やし、４０万人の雇用創出を目指す
●２０１４年訪日外国人数は１３４１万人、消費額２兆円(観光白書）

●政府、訪日客の消費４兆円を目標に(２０年２０００万人を前倒し）

●１４年関西空港旅客数１９８０万人、新記録（国際線外人６９９万人）

●外人旅行客消費額３５３３億円　関西経済を下支え、

●アジアの国々の休暇に合わせた商戦を展開(事例、中国春節など）

●成田国際空港、２０００万人前倒し目標

●日本の税収５３，９兆円、上振れ２，２兆円、企業業績好調、

■「訪日外国人の内訳」

●国土交通省の調査によると、２０１４年に日本を訪れた外国人旅行者は、

１３４１万３６００万人で、前年比２９，４％を記録し、２年連続で最高を記録

した。中でもアジアからの旅行者は、７９％の１０６１万人を占めた。

 

(順位）（国名）　　(人数）（シェアー）

１位　　台湾　　　　　２８３万人　　２１，１

２位　　韓国　　　　　２７６万人    ２０，５

３位　　中国　　　　　２４１万人　　１８，０

４位　　香港　　　　　　９３万人　    ６  ９

５位　　米国　　　　　　８９万人　　　６，６

６位　　タイ　　　　　　 ６６万人　　　４，９●

７位　　豪州　　　　　　３０万人　 　 ２，３

８位　　マレーシア　　 ２５万人     １，９

９位　　シンガポール　２３万人　　　１，７

１０位　英国　　　　     ２２万人     １，６

１１位　フイリピン　　   １８万人　   １，４　

１２位　カナダ　　       １８万人     １，４

１３位　フランス　　     １８万人     １，３

１４位　ドイツ　　　　    １４万人     １，０

１５位　ベトナム　　　   １２万人　　 ０，９

(出所；日本政府観光庁）

 

　　(来日したタイ、ＬｏｎｇＳｔａｙＧｕｉｄｅ　Ｍａｇａｚｉｎｅスタッフの人達）

 

■「止まらない訪日ブーム」

●いかにアジアの人たちの爆買い意欲が旺盛か、数字が物語っている。

日本経済なかんずく、アベノミクスも大いに、このアジア訪日ブームに助
けられている気配である。

●アジアからの観光客で、東京も関西も、街は連日の大賑わいである。

京都や大阪では、ホテルが満室で、ホテルの改装や増築や開業が続く。

関西では、姫路城の大改修や、高野山の開山１２００年を目指す日本の

歴史に詳しい外国の観光団が、後を立たたない。

 

●アジア諸国の中層化と円安、査証要件の緩和、消費税の免税などが、
一挙に連動して、このような観光ブームになったと考えられている。

しかもＷｅｂサイトの普及もあり、観光客は、日本の観光情報に詳しく、地方
の歴史的な史跡や、ひなびた温泉など、九州や北海道のはてまで足を延
ばす。我々日本人を凌駕する勢いである。

 

●そして帰国時には、日本ブランドの電化製品や水洗トイレ、和風菓子や

あのキットカットまで。平均して５０万から１００万円のおみあげをまとめ買い

する。　もちろん自国で買うより、約４割も安いそうだ。

関西の大手デパートの今期の決算は、このような、訪日外国人の買い物で

平均して、昨年対比２割程度売り上げを伸ばす勢いという・

 

■「二律背反は、もういらない」

●都心の新しい回転すし店では、中国から来たとおぼしき中年の家族ずれ
とカウンター席を同じくして、笑顔を交わしながら寿司をつまんだ。

おりしも国会では、尖閣を理由に集団的自衛権いわゆる安保法制について、
連日、白熱の議論が繰り広げられている、何とも不可思議な状況である。

 

●二律背反とは、このような事を言うのかと、寿司をつまみ乍ら考えたが、どん
どん両国の人たちが行き来することで、魔のボーダーラインがなくなり、何時
かは、よき隣国同志になって欲しいと願う次第である。

■■世界の観光都市ランキング ■■
■「世界旅行にまつわるデータ」

円安で、海外に出かける日本人は、約２割程度減ったといわれるが

折からの、アジアからのインバウンドで訪日の人たちが増え、補って
余りある結果になった、うれしい限りだ。

(インバウンド）

●１４６７万２７２人  /２０１４年度の訪日外国人数
●２兆２３４４億円   /海外の訪日客が日本で使った消費額

(アウトバウンド）
●１６６７万５９７２人/２０１４年度の日本からの出国者数

●２兆２４５億円　  /日本人の旅行者が海外で消費した額

 

■「アジアの観光都市ランキング２０１５」

●世界最大の口コミサイトの「アジアの人気観光都市ランキング２０１５」が

発表された。

(順位）　(都市名）　　  （国名）

１位　　 シュムリアップ　　カンボジア

２位　　 ハノイ　　　　　  ベトナム

３位　　 ウブド　　　　　  インドネシア

４位　　 バンコク　　　　  タ イ

５位　　 カトマンズ　　　 ネパール

６位　　 香港　　　　　   中国

７位　　 ホイアン　　　　  ベトナム

８位　　 テンパサール　　 インドネシア

９位　　 スミ二アック　　  インドネシア

１０位　 北京　　　　　   中国

１１位　 チェンマイ　　　  タイ　　　　   ●

１２位　 ジャイフール　　 インド

１３位　 ホーチミン　　　  ベトナム

１４位　 フ エ　　　　　    ベトナム

１５位　  ニューデリー　　 インド　

１６位　  東京　　　　　   日本

１７位　　上海　　　　　   中国

１８位　　シンガポール　　 シンガポール

１９位　　プノンペン　　　  カンボジア

２０位　　ムンバイ　　　　  インド

 ■「おいでやす」

●出版部数１００万部を誇る、世界で最も権威ある米国の旅行情報雑誌
「トラベルレジャー」が、読者による「世界の観光都市ランキング」２０１５
を選んで発表した。「舞子さん」の古都、京都が世界第１位に選ばれた。

 (順位）(都市名）　　　　　　(国名）

１位　　 京都　　　　　　　　 日本    ●

２位　　 チャールストン　   　サウスカロライナ

３位　　 フィレンッェ　　　 　　イタリア

４位　　 シェムリアップ　　 　 カンボジア

５位　　   ローマ　　　　　 　  イタリア