🔵戦後の教育制度の改革と相まって、家庭教育の在り方が問われて久しい。爾来「家庭は全ての教育の出発点」と言われて来た。
しかし核家族化が進み、祖父母から孫への伝承的な躾などの教えは、ほぼ不可能になった。加えて都会地では女性の社会進出がすすみ、家庭における
子供教育は衰退の一途を辿りつつある。しかも小学低学年からの塾通いが定番になり、親が手塩にかけて子供を育てると言う温もりある家庭教育は、後退を余儀なくされている。⚫️一方、育てる側にも問題がある。特に戦後生まれの団塊世代(今年75歳前後)は、自我が強い割に依存性が強く、子育てもいい加減だったという。そのツケが小子高齢化と格差による難しい社会をもたらした。その団塊世代800万人足らずが既に定年を迎え、核家族化の中で孫達はいま小学、中学の教育過程にある。そして世界的なデジタル化の中で、殆どがアイパッドを操り、日常はスマホを使いこなす。親とは違った多くの新しい社会情報に触れうる立場にある。爺婆の世界では百歳時代の到来に備えて、「リカレント」(学び直し)の波が押し寄せている。まさに「教育、混濁の時代」と言っていい。
⚫️そして世界は、大国の覇権に揺れ動く。そのパワーバランスの基盤は、経済力や外交力や軍事力だが、その根底にあるのはマンパワー(知力と体力)だと言われる。いま世界はどの国も、SDGs化のなかで優れた人材を求め続ける。
長い道のりではあるが、人材育成のための教育の是非が決め手になる。
改めて松本名誉教授の「教育の再発見」に注目が集まる所以だ。(Yama)
. . . 本文を読む
最新記事
カテゴリー
- ⭕️いま推奨の題目⭕️(0)
- 🔴1)歳時記ーーーーーーー(0)
- ●歳時記2)(58)
- ●Head Line News1)(44)
- 🔵2)語録ーーーーーーーー(0)
- ●北條語録(42)
- ●中西語録(30)
- ●松本語録(25)
- ●山田語録(11)
- 🔴3)日本国ーーーーーーー(0)
- ●大東亜戦争(3)
- ●昭和の敗戦(14)
- ●戦後昭和(3)
- ●記憶と忘却の相剋(3)
- ●平成の時代(15)
- ●令和新時代(16)
- ●日本の政治経済(11)
- ●日本の人口問題(1)
- ●日本の外交(4)
- ●日本の国防(10)
- ⭕️日本の海⭕️(3)
- ●日本の旅(観光)(17)
- ●日本の市場と企業(4)
- ●日本の農業(1)
- ●日本の医療と介護(4)
- ●日本の伝統文化(6)
- ●日本の神社仏閣(4)
- ●日本のスポーツ文化(1)
- ●東京オリンピック(7)
- ●商都大阪(5)
- ●情報の時代(11)
- ●日本のトレンド(23)
- ●日本のキーワード(10)
- ●日本の新潮流(4)
- ●日本の明日(6)
- 🟣4)シニア&高齢者ーーー(0)
- ●百歳時代(7)
- ●シニアの生き方(17)
- ●年金と社会保障(2)
- ●リカレント(2)
- ●シニアの健康(2)
- ●社会貢献活動(8)
- 🟤5)ASEANーーーーーー(0)
- ●植民地の独立(1)
- ●ASEANの概要(18)
- ●ASEANの経済統合(2)
- ●ASEANと日本(5)
- ⭕️アジアの海⭕️(1)
- ●アジアのデータ(3)
- ●世界情勢(2)
- 🟡6)タイ国ーーーーーーー(0)
- ●タイ国王(5)
- ●タイの政治(11)
- ●タイのクーデター(21)
- ●タイの経済(6)
- ●タイの外交(4)
- ●タイの警察(1)
- ●タイの国防(4)
- ●タイの大運河構想(2)
- ●タイの社会(3)
- ●タイの教育(4)
- ●タイの国際観光(3)
- ●タイ医療ツーリズム(1)
- ●タイの大洪水(7)
- ●タイの歴史(3)
- ●タイの仏教(3)
- ●タイの伝統文化(7)
- ●タイの家族制度(4)
- ●タイの子供救済施設(1)
- ●タイの美食文化(5)
- ●タイのスポーツ事情(3)
- ●タイの魅力(3)
- ●タイのマッサージ(7)
- ●首都バンコク(3)
- ●古都チェンマイ(12)
- ●チェンマイ慕情(12)
- ●チェンマイ生活事情(3)
- ●北都チェンライ(1)
- ●日タイ修好の足跡(5)
- ●Jtiro公式訪問ミッション(2)
- ●チェンマイお茶会(1)
- 🟡7)タイ,ロングスティーー(0)
- ●ロングスティ・セミナー(1)
- ●介護ロングステイ(中西)(6)
- ●介護ロングスティ(5)
- ●タイロングスティ(26)
- 🔵8)JTIROーーーーーーー(0)
- ●NPO・JTIROの足跡(4)
- ●JtiroWebサイト(2)