上武散歩道

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源平合戦の英雄に会いに行く。 畠山重忠

2010-10-24 18:31:05 | 武州の道
こんばんは。今日は天気がいまいち・・
雨も降ってきたし・・
高速もえらい渋滞だったし・・
山にはいけませんでした。
まあ、風邪が治りきってないからよかったのかも。

と言うわけで、今日は久々に武州の町歩きのご紹介。
いつ以来かなあ。
実際に歩いたのは、8月なのですが。

今回歩いていったのは、旧川本町の荒川の向こう岸、畠山重忠公史跡公園。
畠山重忠は、旧川本町に所領を持った源平合戦のころの武士で、「坂東一のもののふ」と呼ばれた人物です。
父親の大までは、秩父地方の出だったようです。



荒川を渡ると、

こんな看板が見えてきます。
川本町で重忠が大切にされているのがわかるのが、名前と、史跡の間に「公」が入っていること。「家康公」「義昭公」など、将軍や大大名につける「公」がついています。
結局、重忠は北条氏との抗争に敗れて滅ぼされるわけですが、その辺が判官びいきに通じているのかな。


こちらが畠山重忠公史跡公園。敷地内に重忠の墓所があります。


こちらが重忠の墓所。もう少し寄って見ると・・

重忠と一族の墓石が祭られています。

さて、旧川本町ですが・・・


史跡公園内にあった、案内板によると、3コースほどの散歩道が整備されているようです。
そういえば、休憩している間に自転車で回っている人を多く見かけました。
さすがに、歩いて回る人は少ないようです。


町域のあちこちにこんな道しるべが立っています。
上の赤いマーク、ここがコースを表していて、コースによって色が変わるようです。
重忠公史跡公園は赤のコースの一部。ほかのコースも含めて、全部歩いてみたいなあ。

さて、重忠の一番の見せ場と言えば、一の谷合戦でしょう。
源義経の鵯越の逆落としで有名なあれです。
鹿を落として、無事に降りたから、人間が操る馬は大丈夫とは、むちゃくちゃな論理ですが・・・
重忠公は、馬をいたわり、担いで下ったとされています。
当時、馬はそれほど貴重だった、と言うことでしょう。
公園内に、そのときの銅像が建っています。


角度を変えてもう一枚。


これ・・かっこいいですね。
重忠のきりりとした表情、力強さ・・
ここ最近(歩いて)見に行った銅像の中で一番好みかも・・・

さて、最後についでに。
重忠は橋の名前にまでなっています。

しげただ橋、公園から一番近い橋ですね。

旧川本町、面白そうなところがまだありそうです。歩いてみたいなあ。
川本まで歩いていくのがたいへんだけど。

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