「伊勢屋」について考える 旧境町

昨日から引き続き、風が強い一日でした。
朝、ウォーキングをしていると、東から袈裟丸、赤城、子持、小野子、榛名、浅間・・・上州の嶺々は濃淡はあるものの、一様に雪化粧をしていました。

先日のニュースで知ったのですが、今年は伊勢神宮の参拝者が非常に多かったとか。

「伊勢」は言うまでもなく、現在の三重県の一部の旧国名ですが、「伊勢」と訊いて思い出すのは・・・
個人的には「伊勢神宮」「イセエビ」「伊勢丹」・・・
その次あたりに「伊勢屋」があげられます。

実家に住んでいたころ、渋川市には「伊勢屋」さんが三軒存在しました。
どのお店も、団子・海苔巻き・おこわ、中華そばなどを商っていたように記憶しています。
駅前の一軒「伊勢屋カフェ」になったそうですが。
まあ、同じような商品を扱っているし、のれんわけだな、と子供ながらに思っていたのですが、
富岡市など、ほかの市町村でもよく見かける屋号ですので、だんだんワケがわからなくなっていきました。

深谷に越してきて、こちらでも二軒、同じように団子や軽食を扱っているお店がありました。（ほかに呉服屋さんもありますが）
のれんわけなのか？チェーン展開とも思えませんしね。

そういえば、ベイシアグループのカインズホーム、
２０数年前は「いせやホームセンター」でしたね。（古すぎるか）

先日、旧境町を歩いたときに、「伊勢屋」さんを発見したのでよってみました。


こちらが、その店舗。



なかなかの風格のある店構えです。
通りのほかの建物ともよく調和しています。
こちらでは、草もち、団子、おこわムスビ、大福などを扱っているようです。


お団子。一本だけ買ったのですが、お母さんがタレをたっぷりつけてくれました。

こんな紙袋に入れてもらったのは・・


覗いてみましょう。




ハイ、豆大福です。
中身はねっとりとした粒餡。お団子についているタイプ、と考えればよいでしょうか。

こちらでは、中華そば・海苔巻きなどは扱っていないようですが、団子、おこわなど、ほかの「伊勢屋」さんとラインナップは似ています。

いったい、「伊勢屋」の業態はどうなっているのか・・・
謎は深まるばかりです。