上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

ピーピー草とシビビ

2013-04-23 20:14:58 | 上州お国言葉
日中は大分気温が上がり過ごしやすかったのですが、ちょっと雲が多かったです。
明日からは雨の四歩ですもんね・・・

さて、昨日のゲンゲ(蓮華草)の花の前に生えていた草。

ゲンゲの右手前にあるやつね。
これがこの時季の田んぼで一番多く見られるものの一つ。



上州の方言でピーピー草、と呼んでいた。
穂を抜いて茎を口にして息を吹き込むとピーピーとなったから、そういうのだと思うのだけれど・・・
標準和名は「スズメノテッポウ」というらしい。

稲作と同時に入ってきたふるい帰化植物だそう。
鉄砲が入ってきたのが1543年だから、このスズメノテッポウという名前がついたのは少なくともそれよりもあと。
まあ、それまでに標準和名なんてないだろうけれど・・・

それにしても、草の名前にスズメやらカラスやら鳥の名前が多い。


同じく田起こし前の水田に生えていたスズメノエンドウ。


こちらはカラスノエンドウ。
カラスノエンドウは上州の言葉でシビビといっていた。
これも音から来た名前。

こちらは葉を唇に当てて音を立てると「しびびび・・・」という音がするから。

で、こちらが。


食用のエンドウの花。
もちろん、手伝いに行った畑に植えてあるもの。

大きさこそ違うけれども配色やら形やらがよく似ている。
スズメノエンドウの花は白くて小さくて似てもいないのだけれどね。

これは・・・

渋川でも咲いていたカキドオシ。


これは似ているけれども、違うような気がする。
なんていう名前だったか・・・


石垣に咲いていたこちらは?


水田に咲いていた黄色くて小さい花。
カタバミでもヘビイチゴでもない。

名も知らぬ花々が水田と言う小さな世界で、春を謳歌していた。
気温は低かったけれど・・・

さて、なんだか眠そうなムスメさん。
・・・と思ったら、食い入るようにレストランの紹介本を見ています。
食いしん坊だねぇ・・・
誰に似たのでしょうか・・・・

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