長男くん(7才)が「空手をやりたい」と言ってきた。
理由は「保育園のお友達がやっているから」。
さっそく近所の空手教室を見学してみると先生は挨拶など「礼儀作法」にも厳しい様子。
なかなか親が言っても身に付かないのが「礼儀作法」。頼る訳ではないが、精神面を鍛えられるのも良い。
空手の技術を持ってれば自信もつくだろう。
そして、なにより私自身格闘技(ボクシング)が大好き。
だから理由はなによりやらせてあげたいと思った。
しかし現実は厳しい。
まず、声が出ない、
そして友達がいるものだから、キャッキャ(遊び半分)不真面目な態度、
先生の厳しいお言葉や、げんこつにも何も気にしない。。。
いつも見に行くたび、終わった後の(私からの)説教タイムである。
いつか見学している私にお友達が「◯◯くんのパパ、なんでいつも怒っているの?」なんて言われる始末。
でも、今年最後の空手教室で嬉しいことがあった。
なんと今日は「板割り」をするとのこと。
手を挙げた生徒から1人づつみんなの前で披露していく。
割れた生徒、割れない生徒いるのだが、うちの子はなかなか手を上げれない。
もじもじしている。
こっちを自信なさそうに見ている。
私は「大丈夫」と深くうなずいた。
その気持ちが届いたのか、その後先生の方を向いて手をびしっとあげたのだ。
そして結果、
見事蹴りで板を割ってみせた。
嬉しかった。
板が割れたことより、怖い気持ちを乗り越えて「手をあげてくれた」ことを。
少しだけ「カラテキッド」になれたかな?
※使用した板(1.5cmくらいの幅があります)。