ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

死にそうになったこと

2005年01月20日 01時49分01秒 | 思い出
人間30年も生きていると一度や二度は死にそうになった経験はあるだろう。そんな私の経験の一つを思い出してみる。

あれは幼稚園の頃、家の近くにあった大きな公園での話。その頃は体も小さく、遊具がとても大きく見えた。

その日は公園に入ってすぐの広場にいつもは存在しないすべり台があった。小さな体にはそれがとても大きく見えたのを今でも覚えている。しかしその大きなすべり台は工事中で、登りきったところには手摺りが存在しないものだった。

なぜ登ったのかは覚えていないが、私はそれに登って一番高いところから落ちた。

そこからの記憶は途切れ途切れであまり覚えていない。

まず頭から転落した私を誰かが家まで送ってくれたこと。その人が大変に慌てていたこと。そして家でタオルを頭に当てるがすぐにタオルが真っ赤になったこと。

それ以外は覚えていない。痛みも。それなので時々夢だったのではないかとも思う。でも髪の毛で隠れた部分には縫った後が残っている。

竜 宮城vs朴 賛烈(G+観戦)

2005年01月16日 13時45分31秒 | ボクシング
▼S・フェザー級10回戦
竜 宮城 対 朴 賛烈
結果:宮城 2回2分19秒TKO勝ち

朴はスタートこそ思いっきり良く攻めに出てきたが、竜のパンチを受けると(パンチの強さを思い知ったか)距離をとりはじめる。1R中盤からは竜のペース。強打が良く決まり朴がふらついたところで、朴のコーナーがタオルを投入した。

ゆっくりとしたスタンスから放つ竜のパンチは、ハンドスピードと堅さがあり迫力十分。同じ沖縄の「平仲信敏」選手を思い出す。攻めもパンチの強弱があり、上下の打ち分けもありとよく考えている。今後が期待できる。

ネストール・ロチャvsシャーウィン・マナタッド(G+観戦)

2005年01月16日 13時35分11秒 | ボクシング
▼バンタム級10回戦
ネストール・ロチャ 対 シャーウィン・マナタッド
結果:ロチャ 3-0判定勝ち(100-91、100-91、99-92)

ロチャは帝拳USA所属の米国人選手。髭をはやしており、見た目はベテランの風貌だが22才のホープ(はじめの一歩のリカルド・マルチネスを思い出した)。

初回から相手とのレベルが違い、ロチャの一方的な展開。相手のガードが高く、なかなか決定打を決めることができなかったが、8Rにやっとボディでダウンを奪う。しかしKO負けを逃れようとする相手に、最後は逃げられてしまった。

ロチャは基本がしっかりしている良い選手。途中、サウスポーにスイッチしたりと器用な面も見せる。しかしパンチの強弱に乏しく、全てが大きなパンチだったのがKO出来なかった原因か。あとは攻撃時にガードが開くのが気になる。

松橋 拓二vsタタ・レガツナ(G+観戦)

2005年01月16日 13時21分36秒 | ボクシング
▼S・ウェルター級8回戦
松橋 拓二 対 タタ・レガツナ
結果:松橋 初回2分48秒KO勝ち

前戦で左肩を脱臼し1年2ヶ月のブランクを経験した。しかし松橋は1Rからそのブランクを振り払うような連打を展開し、早々のKO勝ちとなった。

とりあえず左肩の影響は無さそうだが、相変わらず攻撃時のガードに不安を覗かせる。何度かカウンターも受けてヒヤリとさせられたが、相手が松橋の勢いに圧されていたから問題は無かった。

この日は他にも帝拳ジムのホープが豪快なKO勝ちをしている。中でも日本ランカーの「辻昌建」はスピードがあり、左ストレートに切れがあった。「落合雄治」はわずか3戦目ながら綺麗な左フックを打つ。パンチも強い。

榎 洋之vs金井 晶聡(G+観戦)

2005年01月09日 01時22分21秒 | ボクシング
▼日本フェザー級タイトルマッチ
榎 洋之 対 金井 晶聡
結果:榎 7回1分35秒TKO勝ち

無敗同士の注目の対戦は、まさに榎の独壇場、一方的な試合でチャンピオンの防衛となりました。

リングに上がった両者は、表情及び体に堅さを見せた金井に対して、非常にリラックスしていた榎と、両極端でした。1Rは榎のジャブに対し、金井の右ストレートと両者まずまずのスタートと思われたが、2R以降は榎のジャブをモロに受ける金井は自分の距離を作れず、得意の右ストレートも単発で効果的なパンチを当てることが出来ませんでした。榎は左ジャブが良く、的確にそしてテンポ良く当たったので、思い通りの試合を展開することが出来たと思います。結局、最後は金井の右目上が腫れ上がってレフェリーストップとなりました。

初めて金井という選手を観ましたが、パンチ力(切れ)というのは良いものを感じられましたが、上半身の動きが堅く防御技術に難があるように思えました。また、攻撃もやや単調だったと思います。ただ素質は素晴らしいと思いますので、経験を積み再び上昇してくるでしょう。

会場には金井選手の応援として辰吉選手がいました。気のせいかもしれませんが、辰吉選手が応援とか試合の解説とかで会場にいらっしゃる場合、その選手が負ける確立が非常に高いような気がします。。。まぁ気のせいかな。

川嶋 勝重vsホセ・ナバーロ(テレビ東京観戦)

2005年01月05日 00時19分52秒 | ボクシング
▼WBC世界S・フライ級タイトルマッチ
川嶋勝重 対 ホセ・ナバーロ
結果:川嶋 2-1判定勝ち(115-113、115-114、109-120)

対戦前の新聞紙面には「川嶋絶好調」という記事が見受けられました。ここまで強調されると逆に心配でしたが、本当に好調だったようですね。、両者が最後まで打ち合う本当に素晴らしい試合でした

この試合は川嶋どうこうよりもナバーロ陣営の作戦ミスが試合を決めたのではないかと思います。アマチュアエリートのナバーロがアウトボクシングを展開していたら結果は違っていたでしょう。しかし、陣営は打ち合っても勝てると過信しナバーロに初回から打ち合いを命じたと思います。パンチの数では勝っていたものの、パンチ力の差でナバーロも大いに消耗してしまったようです。それに気づいて途中からアウトボクシングを命じた時は既に遅く、川嶋についた勢いは変えることができませんでした。

さて川嶋ですが、豊富なスタミナと大橋会長直伝のボディは素晴らしいですが、パンチが大きく空振りした時に体が流れるところ、そして若干フックがオープンブローになるところが気になります。しかし次に予定される前王者徳山との再戦は、勢いのある川嶋に分があるのではないでしょうか。

ロレンソ・パーラvsトラッシュ 中沼(テレビ東京観戦)

2005年01月04日 10時59分54秒 | ボクシング
▼WBA世界フライ級タイトルマッチ
ロレンソ・パーラ 対 トラッシュ中沼
結果:パーラ 3-0判定勝ち(115-113、116-112、116-112)

序盤、中沼はパンチが少なくガードを高く上げてただただ距離を詰めるだけ。時たま振るう大きなパンチも防御の上手いパーラには当たらない。4Rくらいから中沼はプレッシャーを強め、徐々にボディにパンチも当たり出すが、パーラの老獪なクリンチに後続打を当てさせてくれない。中盤、若干パーラに疲れが見えるも、中沼の単調な攻撃では展開を変えることは出来ない。11Rと12Rには中沼の大きなパンチが当たり会場が沸くが既に時は遅し。中差判定勝ちで敗れた。

中沼は途中頭を付けどんどん前に出ていく「韓国」スタイルになりかけ、期待を持ったのですが、やはりパーラはボクシングが上手く、クリンチやステップアウトし常に自分の距離で戦っていました。

とにかく中沼自身も中沼スタイルで終始戦ったので、気分的にはすっきりしているのではないでしょうか。私は世界を期待できるボクサーとして中沼を推していたので残念な結果でした。