ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

クリス・ジョンvs武本在樹(スカイA観戦)

2007年08月19日 23時13分25秒 | ボクシング
▼WBA世界フェザー級タイトルマッチ
クリス・ジョン 対 武本在樹
結果:ジョン 9回終了TKO勝ち

これが8度目の防衛戦となる安定王者ジョンに、負け数も多く、圧倒的不利と言われている武本が挑戦する。

1Rフェイントを使ったジャブの付き合い。武本は落ち着いていて良い立ち上がりを見せた。ラウンド後半にジョンがプレッシャーをかけ始める。2Rジョンが早くも仕掛ける。右フックが当たり武本がバランスを崩す。ワイルドな攻撃に右ストレートをもらったが、武本も単発ながらヒットさせた。3Rジョンの力をこめたパンチがヒット。ジョンのペースだが、スタミナは大丈夫か。武本は被弾を最小にし、後半勝負したい。4Rジョンの右クロスが面白いようにヒット。パンチで武本は左目上をカットした。5Rパンチが良く当たりリズムの良いジョンは左にスイッチする余裕を見せる。一方的な展開になってきた。6R武本が初めてジョンをロープにつめるが、有効打を当てられず、逆に右をもらってダウン。7R無理に攻めないジョン、ジャブから右ストレートを的確に当て、ダメージを与える。8R今度はKO狙いになったジョン。プレッシャーに武本はロープにつまり、再び右を浴びて2度目のダウン。9R気合で前に出る武本。1発武本のカウンターがヒットしたが、時すでに遅し、ジョンのペースは変えられず、ジョンの連打でひざが揺れる。10R武本陣営は開始のゴングに応じられず試合終了。

立ち上がりは五分五分の立ち上がりを見せ期待をさせたが、2Rからジョンが戦法変えてくると、武本はそれに対応できなく、一方的な展開となってしまった。世界を取れる選手は、不利な状況になっても展開を変えられる引き出しがある。残念ながら(というか予想どおり)武本にはそれが無かった。8度防衛のジョンは強さを見せ付けたが、序盤のワイルドな立ち上がりは、付け入る隙があったように思う。パンチを外し、もっとボディを打っていれば後半ペースダウンしたのではないか。本当の世界ランカーで、東洋太平洋チャンピオンの榎選手の挑戦に期待したい。

頑張るカープ、ストライキ解除

2007年08月15日 23時57分44秒 | 野球
昨日から広島-巨人戦、ちょっと見てみましたが、いやぁ頑張る姿が見られるようになりました!新加入の絶好調アレックスを3番に置き、4番新井、5番栗原、6番前田は頼もしい「強力打線」です。

先発陣、中継ぎ陣も頑張っていますし、1番不安定だった抑えの永川も気合が入っています。

ストライキを解除して、また応援しようと思います。

頑張れカープ、とりあえず5位を目指せ!!


※テレビ台に座る息子です。なんだか勝利者インタビューをしているようです(笑)。

ロリー松下vs三谷 将之(スカイA観戦)

2007年08月12日 23時33分22秒 | ボクシング
▼東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
ロリー松下 対 三谷 将之
結果:松下 12回2分9秒TKO勝ち

東洋太平洋チャンピオンと日本チャンピオンの対戦。

序盤、左ジャブで距離を取りたい三谷だが、ワイルドなロリーの攻めに、不用意に右フックをもらってしまう。3Rくらいから三谷が落ち着きを見せ、ロリーの大きなパンチが見えてきて避けられるようになってきた。中盤は三谷は左フックを中心に、軽いが手数を多く集め、ロリーは手数は少ないがワイルドな攻撃を見せる。ポイントがどちらに流れるか難しいラウンドが続く。9Rロリーのカウンター戦法に三谷が鼻血を出す。この出血が激しく、呼吸が苦しそう。この出血を機会にロリーが再びプレッシャーを強めた。最終ラウンド、強烈なロリーの左アッパーがヒットし、三谷がダウン。立ち上がってクリンチに逃げようとするが、ロリーの左フックからの連打で強烈な2度目のダウン。レフリーが試合をとめた。

三谷は左は良かったが、右のパンチが少なく(負傷していたのか、極端に少ない)、ロリーの突進を止められなかった。ロリーは体に力があり、パンチは強烈だったが、手数が少なく、判定は競っていたと思うが、9Rの鼻血に集中力が切れたか、ロリーの強烈な左アッパー1発で決まってしまった。両者ともに良い選手だと思うが、まだ東洋レベルで、世界戦はまだ早い感じがする。

下田 昭文vs塩谷 悠(G+観戦)

2007年08月07日 22時35分31秒 | ボクシング
▼日本S・バンタム級タイトルマッチ
下田 昭文 対 塩谷 悠
結果:下田 3-0判定勝ち(96-95、97-94、98-93)

下田もこれが初防衛戦。無敗の挑戦者が相手。

1R下田がプレッシャーをかけ先手に攻める。スピードある左ストレートが上下にヒット。2R初回硬かった塩谷も手を出し始めるが、下田のプレッシャーが強く、下田の左ストレートがヒット。3R塩谷の足が動き始める。下田は足を止めようとボディに左ストレートを狙う。4R塩谷が打ち合いに応じた。下田はノーガードで挑発、両者いいパンチがヒット。5Rフェイントの掛け合い、緊張感のある仕掛けあいが続く。下田の左ボディが有効。6R下田はボディ狙い、やや緊張感が切れたかラフな攻撃に。7R塩谷再び足を止めて打ち合うが、下田のボディ攻撃が有効。8R下田の左ストレートからボディ攻撃で塩谷がやや効いた。しかし狙いすぎで後続打が出ず。9R下田が攻めて左ストレートをヒット。塩谷がクリンチに逃げるシーンが多くなる。10R下田のボディ攻撃に表情を曇らす塩谷、クリンチが多い。有効打の多かった下田が判定をものにした。

塩谷は勇敢に戦いテクニックも随所に見せたが、ポイントを取るにはパンチ力と手数が少なかった。下田は挑戦者のように積極的に攻めたのが良かった。課題だったスタミナも成長を見せた。しかし、塩谷のクリンチの多かった後半に集中力が切れたのが残念。前半の攻撃を最後まで続けたいところだ。

佐藤 幸治vsデビッド・コスワラ(G+観戦)

2007年08月07日 22時35分03秒 | ボクシング
▼東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ
佐藤 幸治 対 デビッド・コスワラ
結果:佐藤 2回1分54秒TKO勝ち

佐藤はこれが初防衛戦。

1R勢い良く出てきたコスワラだが、佐藤の左フック、左ボディで徐々に下がりだす。その後も左右フックで早くも弱腰に。2R佐藤の左ジャブが良い。左右ボディでコスワラのボディを曲げ、左右コンビネーションからの右フックの打ち下ろしをテンプルに当て、ダウン。コスワラは立ち上がれなかった。

佐藤は左の使い方が多彩になり上手くなった。しかし今回の相手は弱すぎる。東洋太平洋の防衛戦も考えものだ。今後は世界ランカーとの戦いを見たい。

亀海 喜寛vs近藤 康弘(G+観戦)

2007年08月07日 22時34分31秒 | ボクシング
▼S・ライト級10回戦
亀海 喜寛 対 近藤 康弘
結果:亀海 4回2分59秒TKO勝ち

亀海は日本ランクに入って初めての試合。8年目のベテランが相手。

1R静かな立ち上がりの両者。亀海がプレッシャーをかけ、得意の右ストレートを狙う。2R一転打ち合いに。亀海はワンツーのタイミングがよく、リズムが出てきた。3R近藤が出てきたが、亀海はディフェンス良い。この回、両者に割って入ったレフリーに近藤のパンチが当たってしまい、レフリーが交代するハプニングも。4R亀海はボディ攻撃で相手の注意を下にさせ、いきなりの右ストレートを放ちダウンを奪う。立ち上がった近藤に冷静に攻撃し、再び右ストレートでダウンを奪い終了。

亀海の相手の左にあわせる右は威力がある。ディフェンスも良く非常にまとまった選手。気も強そうなので今後が楽しみな選手だ。