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ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

それはファミリーなコンピュータか?

2013年01月09日 17時11分12秒 | ゲーム

初めてテレビゲームを手にしたのは任天堂が発売した「ファミリーコンピュータ」でした。

 

調べてみると1983年の発売ですから、私が小学3年生(9才)の頃です。

 

初めてやったのは父が買ってきた「ゴルフ」や「ベースボール」や「テニス」。

 

親子でたくさん遊びました。

「あ~くやしい、もう1回勝負しようよ」、「じゃあ、もう1回だけだぞ」、なんて盛り上がりました。

十字ボタンとAボタンとBボタンですから操作も簡単。

まさしく家族の中心にあったファミリー(家族の)コンピュータでした。

 

その後、「スーパーファミコン」が発売されたのは1990年。

 

ゲームは進化し、画面は比べ物にならないくらい綺麗になりました。

また、性能向上により、内容も複雑になり、たくさんのことが出来るようになりました。

その複雑さを物語るのが、コントローラーで、

十字ボタンとAボタンとBボタンに加え、XボタンとYボタン、そして上部にLボタンとRボタンが増えました。

 

思い返してみると、その頃から親はゲームをやらなくなりました。

子供達が多くのボタンを素早く押し、多くのアクションを楽しんでいるのを遠くから眺めていたように思います。

そして家族の中心にあったコンピュータは子供部屋へ行くことになりました。

 

ゲームの進化と同時に大事な部分だった「ファミリー(家族の)」が取れてしまったように感じます。

 

先日「任天堂“驚き”を生む方程式(2009年発売)」という本を読みました。

任天堂 “驚き”を生む方程式
井上 理
日本経済新聞出版社

 

そこで出てくる経営者・開発者の言葉。

「最先端の技術を尽くした豪奢な映像美や音楽だけが、人の驚きを生むわけではない」

「家には既に複数のゲーム機があって、お母さんはもう1台もいらないとおもっている。だから、家族の誰からも嫌われないようにしないといけない」

 

任天堂も「高性能」に向っていたゲーム業界に危機感を持っていました。

 

そこで、出てきたのが「Wii」や「DS」です。

 

操作は単純でやりやすく、

「脳トレ」や「Wiiスポーツ」や「Wiiフィット」など、パパやママ(もしくはおじいちゃんやおばあちゃん)も「やってみようかな」と興味が出るような内容です。

 

まさに「ファミリー(家族の)」が復活したように感じました。

私が親になって、またファミリー(家族)のコンピュータが出てきたのですから嬉しいことです。

 

しかし、最後に気になることをお話しします。

「DS」や「3DS」などの携帯ゲームは1人1台という時代になりました。

よく見かけるのが家族でいる時間に子供が「携帯ゲーム」に夢中になっているという場面です。

例えば、

レストランにパパとママとお兄さんと妹さんの4人の家族がいました。その家族は料理を待っているのですが、子供達はそれぞれゲームに夢中、パパは携帯電話をのぞき、ママは時間をもて余すように窓の外を見ています。

家族の時間を与えたゲームが、せっかくの家族の時間を奪っているのです。

 

とても寂しい風景です。

 


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ゲームも使い方によって、家族を集めるツールであったり、家族を離すツールになります。

使う側も注意しなくていけませんね。


ある意味衝撃作、燃えろプロ野球!

2006年03月01日 00時10分42秒 | ゲーム
携帯のゲームサイトを見ていると懐かしいゲームを見つけた。「燃えろプロ野球」、ある意味衝撃的なゲームだった。

小学生の頃の事、昼休みに友達のシゲちゃんは少し興奮した様子で近づいてきた。「燃えろプロ野球、今日発売だろ、俺カアちゃんに買ってきてもらうようお願いしちゃった」。ワガママなシゲちゃんのことだ、おそらく逆切れしてお願いしたのだろう。続けて「今日遊びにきなよ」と誘ってきた。

実は僕は野球ゲームが大好き。ファミリースタジアムなんて何百試合したことか。「えっマジ。行く行く」と即答した。「燃えろプロ野球」は「ファミスタ」と違って見た目がとにかくリアルでかっこよかった。「ファミスタ」に飽きてきた僕等の期待の星だった。

ワクワクしながら友達の家に着くと、「おじゃまします」とゲームを買いに行かされた友達のお母さんに一声かけ友達の部屋に入った。

もちろんもうゲームを始めていたシゲちゃんだったがどうも様子がおかしい。こちらからは背中しか見えないのだが、しきりに首を傾げている。「さぁ対戦しようぜ」と僕が言うが反応がない。「どうしたよぅ」と肩を叩くとやっと口を開いた。「ちょっと見てくれないか」と。

シゲちゃんがボタンを押すとピッチャーが振りかぶった。どうやらピッチャーを操っているようだ。ピッチャーが投げたボールは大暴投となりなんとバッターの背中を越えた。「なんという大暴投だ」と思った瞬間、信じられない音声がテレビから聞こえた。「ストライク」。開いた口がしまらなかった。「なんだこれは」。

「これも見てよ」と言って今度はバッターを操りだした。バッターは四番「ホーナー」。バリバリのホームランバッターだ。シゲちゃんがボタンを押すとバントのポーズをした。「四番バッターにバントなんて馬鹿だな」と思った瞬間、信じられない映像がテレビから流れた。バットに当たったボールが一直線にスタンドに行ったのだ。「ホームラン」だ。再び開いた口がしまらなかった。「なんだこれは」。

その後友達はマンションのベランダからそのソフトを投げ捨てたて言っていた。あの性格ならやるだろうと妙に納得してしまった。しかしあれは完全にバグだ。社会人になって考えるのは「テストしたのかなぁ」「よくあれで発売したなぁ」「苦情は来なかったのかなぁ」と変に感心してしまう。

クソゲーと冷や汗

2005年08月31日 23時17分07秒 | ゲーム
今CMで「スーパーマリオブラザーズ」やってますね。懐かしさのあまり買っちゃおうかと思ってます。

関係ありませんが、小学生の時に友人の誕生日会に呼ばれたときのこと。皆の話題はあるゲームの悪口でした。「あれはクソゲーだ」「すぐに飽きたよ」など。そこに友人のお母さんが「欲しがっていたゲーム買ってきたよ」と部屋に入ってきました。そして手には「例のクソゲー」が。。。

僕等は「結構面白いじゃん」なんて言って無理してゲームしたのを覚えています。

懐かしのCMからこんな事を思い出しました。

あの頃のテレビゲームは

2005年02月25日 22時54分52秒 | ゲーム
電車の中でPSPの「ナムコ・ミュージアム」の広告を見つけた。パックマンやギャラクシアンなど懐かしいキャラクターが並んでいる。私はファミコンが流行っていたころ夢中になったの思い出す。

それまで家庭用ゲームといえば画面にうつる四角いものを左右に動かしボールをただ跳ね返すだけなど単調なものだった。しかもタイトルが「テニス」と言っているのだから、閉口してしまう。

任天堂から初代ファミリーコンピュータが出たときは衝撃だった。初めて遊んだゲームは「マリオブラザーズ」で、綺麗な画面と滑らかに動くキャラクターに心を踊らせた。

今の若者が見たら私が見た「テニスゲーム」のように地味で単調に感じるのだろう。パックマンやギャラクシアンもそう、でもそんなゲームでも昔は時間を忘れて夢中になったんだ。信じてもらえないかもしれないけど。