ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

広島カープの若武者、梵英心

2006年08月27日 21時28分24秒 | 野球
今年の広島カープの注目はルーキーの「梵英心 (ソヨギエイシン)」選手。

2005年度ドラフト3位で広島カープに入団した梵は、今年から監督になったブラウン監督が3月31日の開幕戦からレギュラーで使い続け、本日まで打率「.289」の好成績をおさめている。このままいけば新人王も夢じゃない。

がしかし、本日の試合で本塁へ滑り込んだ際に右足首を捻挫してしまった。全治一週間とのこと。新人王を狙う梵にとっても、3位を狙うカープにとっても痛い怪我だ。

注目の試合が延期に

2006年08月27日 16時43分38秒 | ボクシング
9月2日に予定していたWBA世界ミニマム級タイトルマッチ、新井田豊vs高山勝成は、新井田選手が練習中に肋骨を負傷した為、延期となったそうです。

実力者同士のこの試合を楽しみにしていたのですが非常に残念です。最近は練習中の怪我による延期が多いですね。世界戦では長谷川穂積選手や福島学選手、その他では長嶋健吾選手などがそうだったように思います。

まぁ怪我を隠して試合に挑むよりは、観に来るお客さんの為にもちゃんとしたコンディションで試合してもらうほうが良いので、ここはしっかり治していただきたい。

亀田 大毅vsウィド・パエス(TBS観戦)

2006年08月21日 23時47分12秒 | ボクシング
▼スーパーフライ級8回戦
亀田 大毅 対 ウィド・パエス
結果:亀田 1回1分45秒KO勝ち

亀田大毅の相手はインドネシアの国内チャンピオン。ダウン経験のないタフな選手という情報に試合前は観戦を楽しみにしていた。

1R、ゴングと同時にプレッシャーをかける大毅に対して、パエスは早くも腰が引けている。パエスは必死にジャブを放つのだが、威力は無く、なんとか逃げようと放つだけだった。なんなく大毅がローブにつめると、左フックを当てダウンを奪う。このパンチが意外にも効いたようで立ち上がった足元はふらついている。レフリーが試合を続行するが、大毅がラッシュするとパエスは戦意喪失ぎみに崩れ落ちた。

逃げ回るだけのパエスが国内チャンピオンとは驚いた。これなら日本ランカーのほうが強い。先日負けん気がぶつかり合う「B-タイト」を観たばかりだったので、一方的なこの試合(開始10秒で結末が予想できた)は正直言って面白くなかった。次戦にはもっと骨のある対戦相手を願う。それが大毅選手のためでもあるのだから。

A級ボクサー4回戦賞金トーナメント:ビー・タイト

2006年08月20日 19時39分45秒 | ボクシング
▼ライト級
金 鉄徹 対 日下 徹
結果:金 2-1判定勝ち(39-37、39-38、38-39)

頭から攻めてくる日下に対して、嫌な顔を見せる金だったが、インサイドから有効打を当てた金が僅差の判定勝ちをおさめた。日下はバッティングによる減点が痛かった。金はテクニックがある良い選手。


御船 シュート 対 小木曽 研二
結果:小木曽 3回1分10秒TKO勝ち

1R早々、御船の右ストレートがカウンターとなりダウンを奪う。ダメージの無い小木曽の右ストレートも強烈。パンチがある。3R小木曽の左ストレートで、御船の右目の上が大きくカット、流血も激しく、レフリーが試合を止めた。


小野寺 洋介山 対 三浦 誉士
結果:小野寺 3-0判定勝ち(39-37、39-37、40-36)

無敗の日本ランカー小野寺が登場。両者ともにノンストップの打ち合いを展開する。最終回は三浦のほうが疲労を見せ、小野寺は最後まで打ち続けた。休むことなく打ち続ける試合で好試合だった。


▼ウェルター級
沼田 康司 対 春山 正太
結果:沼田 4回2分25秒TKO勝ち

パンチ力のある沼田はボディ攻撃でチャンスをつかむが、春山もガードの空いているところを上手く当てた。最終回に沼田が細かいパンチから右ストレート2発でダウンを奪った。何とか立ち上がった春山だったが、ラッシュされレフリーが試合を止めた。


清田 広大 対 上石 剛
結果:引き分け<1-1・・・39-38、38-39、38-38>

両者パンチ力があり、初回から頭を付けて打ち合った。両者共に良いパンチを当て、ぐらつく展開、これぞBタイトという試合だ。終盤は共に打ち疲れ&打たれ疲れでフラフラだったが、最後まで打ち合った。判定は引き分けだったが、Bタイトルールにより、優勢点で清田が勝ち進んだ。


池田 好治 対 北川 純
結果:池田 2-1判定勝ち(39-38、39-38、38-39)

日本ランカーの北川がKO率の高い池田と対戦。初回からサウスポーにスイッチして戦う池田に、ペースがつかめない北川。両者とも手数が多いが、有効打の少ないやや噛み合わない展開だった。


養田 竜輔 対 加藤 壮次郎
結果:養田 2-0判定勝ち(39-38、39-37、38-38)

初回は変則的な加藤に対して、養田の右が良く当たったが、以降は噛み合わない有効打の少ない展開だった。


▼ミドル級
木村 文人 対 高橋 隆介
結果:木村3-0判定勝ち(38-37、38-37、39-37)

両者ともに静かな立ち上がりだったが、1R終盤に高橋がラッシュを仕掛けた。3Rに木村の右アッパーでチャンスをつかみ、右フックでダウンを奪った。立ち上がった高橋に木村がラッシュするが、精度が悪く、逆に疲労してしまい、KOを逃してしまった。


保住 直孝 対 真木 和雄
結果:保住 3回29秒TKO勝ち

世界戦も経験したベテラン保住が登場。左を突きだし威圧感のあるスタイルの保住に対して、真木も勇敢に一発を狙う。するどいパンチを放つ保住だったが、なかなかKOにつながらない。しかし3Rに保住が右ストレートから左フックをジャストミートし強烈なダウンを奪った。ダウンは後頭部を強打し、担架で運ばれるほどだった。


佐藤 幸治 対 岡田山 金太郎
結果:佐藤 3-0判定勝ち(40-36、40-35、40-35)

帝拳期待のホープが登場。佐藤は初めて日本人選手と戦う。のらりくらりとした不気味な岡田山に、上下にパンチを当てる。佐藤はなかなか当て勘が良い。それまでほとんど手を出さなかった岡田山が最終回に仕掛けたが、逆に佐藤の右のショートをもらってダウンした。KOを狙った佐藤だが、振りが大きく仕留めることが出来なかった。

五十嵐 俊幸vs金 然兩(G+観戦)

2006年08月16日 00時45分36秒 | ボクシング
▼フライ級6回戦
五十嵐 俊幸 対 金 然兩
結果:五十嵐 3回1分7秒KO勝ち

アテネ五輪L・フライ級日本代表の五十嵐のデビュー戦。いきなり韓国ランカーが相手だ。

1R、いろいろなパンチを試すように放つ五十嵐。右のガードは低めで、フリッカーぎみなジャブを放つ。韓国ランカーの金は、五十嵐のスピードに付いていけない。ラウンド終了間際には、金の打ち終わりに左ストレートをジャストミートしダウンを奪う。2Rになると五十嵐はやりたい放題。フットワークで自分の距離をつくり、上下にパンチを散らす。3Rに五十嵐は左アッパーをボディにカウンターであわせて2度目のダウンを奪う。金はそのまま立ち上がれず、カウントアウトされた。

韓国ランカーといってもスピード無く、体もだぶついていて物足りない相手だった。そう見えたのも五十嵐が良すぎたせいか。スピードはあるし、パンチが多彩。強気の姿勢も良い。やや右のガードが低いが、ボディワークで避けられる自信があるのだろう。私は粟生(帝拳)や八重樫(大橋)を初めて観たときと同じくらい衝撃があった。また一人期待の新鋭が登場した。

思わぬ敗戦

2006年08月13日 22時25分52秒 | ボクシング
亀田興毅の対抗王者「ブライアン・ビロリア」が、同級10位の挑戦者「オマール・ニーニョ」に敗れる大波乱があった。試合前は挑戦者に眼中無く、「亀田とやらせろ」とビックマッチを希望していたが、思わぬ伏兵に足をすくわれた形だ。

そしてもう一つ、帝拳の稲田に圧倒的な強さを見せつけ、世界チャンピオンになった「ホセ・A・サンタクルス」も初防衛戦で、同級15位の挑戦者「デビット・ディアス」に敗れた。この試合に勝てばビックマッチが望めたのだが、こちらも思わぬ結果になってしまった。

日本人選手でもよく見てきたが、「この試合を勝てば、ビックマッチへ」という試合は、思わぬ敗戦をすることが多い。目の前の試合をおろそかにし、先を見すぎるのも良くない。

平均視聴率「82%」を記録

2006年08月09日 23時26分04秒 | ボクシング
パナマで行われた「ビセンテ・モスケラvsエドウィン・バレロ」の試合は、平均視聴率が何と「82%」を記録したそうです。フィリピンで行われた「マニー・パッキャオvsオスカー・ラリオス」は「67%」、日本で行われた亀田興毅の世界初挑戦も「42%」と世界中で高視聴率を記録しています。

世界中で人気があるようで、ボクシングもまだまだ捨てたもんじゃないです。
そろそろ「あしたのジョー」の「矢吹丈vs力石徹」のような、日本人同士で、ライバルがぶつかり合う試合を観たいですね。そうしたら過去最高の視聴率が生まれるかもしれません。

1RKO記録保持者が世界王者に

2006年08月06日 17時41分53秒 | ボクシング
このブログでもたびたび紹介しているボクシング界の怪物「エドウィン・バレロ」が、本日行われたWBA世界S・フェザー級タイトルマッチでチャンピオンの「ビセンテ・モスケラ」に10回TKO勝ちし、無敗のままかつ全KO勝ちで世界チャンピオンまでのぼりつめた。

エドウィン・バレロはデビューから18試合連続「1RKO勝ち」を続け、19戦目の世界前哨戦で
2Rまでもつれて、記録が途切れた。結局世界挑戦前まで、19戦全KO勝ちながら、経験したラウンドは20ラウンド、亀田興毅と同様、世界挑戦まで「本当に実力はあるのか?」と疑問視する声があった。

しかしこの勝利でバレロのパンチは世界レベル、いや世界でもトップレベルであることが証明された。また、不安のあったスタミナも問題ないことを証明した。この選手は日本の帝拳ジム所属選手、初防衛戦は日本で行われる可能性があるという。ランキングを見ると日本人では「本望信人」選手がいるが、他に「マニー・パッキャオ」「ボビー・パッキャオ」の兄弟、「エリック・モラレス」などスターが多いランク、ビッグマッチに絡んでスターの仲間入りする可能性は高い。

次回の来日が楽しみだ。

亀田興毅に勝った(?)息子(観戦記番外編)

2006年08月04日 22時27分27秒 | ボクシング
先日行われた亀田興毅の「初めての」世界挑戦の試合は、自分にとってもプラズマテレビでリアルタイムで観る「初めての」ボクシング観戦でした。

大画面でハイビジョンの綺麗な画像は迫力がありました。まるで吸い込まれそう感覚です。

しかし、吸い込まれそうな私を(見事?)引き止めてくれたのは息子の「ビリー」君でした。

試合前の入場シーン、両者の表情を確かめて、試合の展開を予想する重要なシーンです。その時、ビリーは御飯を食べていました。そろそろ食べ終わるかなと思った時、「んっ、んっ」と声をあげました。いつものように抱っこしてもらいたいのかなと思った私は、テレビのほうを気にしつつ、ビリーを見ました。すると見て驚きです。手や口、肘や頬っぺたまで「ご飯だらけ」です。家の中を動き回って汚されては大変なので、テレビは一先ず置いておいて、妻と二人で一粒づつ取りました。

「ふ~、やっと終わった」とビリーを抱っこし、テレビを観ると、もうゴング間近です。楽しみな試合前のイベントを見逃してしまいました。。。

続いて最終ラウンド、足のもつれる亀田が必死に踏ん張り、手を出していた頃、お風呂ほうから「行っちゃダメ~」という叫び声が。それと同時に裸のビリーが廊下をハイハイしてこっちに来る姿が見えました。「あれあれ」と暢気に思っていたら、妻が「体拭いてないの~」と追加の一言。

またしてもテレビどころではありません。家の中を動き回って濡らされては大変なので、すぐにタオルを受け取りビリーの体を拭きました。

「ふ~、やっと終わった」とビリーを抱っこし、テレビを観ると、もう最終ゴング間近です。最後の息詰まるシーンを見逃してしまいました。。。

亀田はわずか1ポイント差の戦いを制しましたが、私とビリーの戦いはビリーの大差判定勝ちといった感じでしょうか。ビリーはそのあと勝利の余韻に浸りながら眠ってしまいました(笑)。

フアン・ランダエタvs亀田 興毅(TBS観戦)

2006年08月04日 00時44分19秒 | ボクシング
▼WBA世界L・フライ級王座決定戦
フアン・ランダエタ 対 亀田 興毅
結果:亀田 2-1判定勝ち(115-113、114-113、112-115)

本日のほとんどの新聞は「疑惑」という文字が一面を飾った。そう、それは亀田が僅差の判定で世界チャンピオンになった試合のことだ。試合内容については、新聞やネットで書かれているので、ここでは書かないが、試合の感想について述べたいと思う。

まず問題となっている「判定」について。私自身は「そういう判定もありかな」と考える。確かに1Rに強烈なダウンを奪われ、11R以降は足下が定まらずなんとかKO負けを逃れたような展開だった。しかしその4ポイント以外のラウンド(9ポイント)は、手数の多かったランダエタに対して、手数は少なかったが、より攻撃的に戦い、パンチもまとめていて、「インパクト」という点はあったと思う。その為、亀田にポイントが流れることもあるかなと思っていた。

私はそれ以上に問題と思っているのは、亀田のボクシングスタイルだ。前々から感じていたことだが、亀田のボクシングスタイルでは世界レベルでは通用しない。それを改めて感じさせた試合だった。まず、ほとんどジャブを出さず、いきなり放つ大きいパンチでの攻撃。そのほとんどは避けられてKOするパンチを当てられなかった。攻撃もワンパターンで、ランダエタにとっては比較的容易に避けられたのではないか。続いてのぞき見の固めたガードと、ダッキング&ウィービングの無い防御。その為、ガードの上から相手のパンチを受け続けることとなり、ランダエタはリズムに乗ったし、亀田はガードの上からといっても衝撃を受け、次第に効いていった。また、ボディはがら空きで、これも後半ペースダウンの要因となったのではないか。

良かった点は、11Rに見せたクリンチ。ピンチに陥ったとき、経験の浅い選手は不用意に打ち合ってしまうこともあるが、プライドを捨て相手にしがみついた姿には、試合を捨てない執念を感じた。ただそれくらいだ。

さて今後だが、是非とも優秀なトレーナーにつくべきだと思う。子供の頃から厳しい練習をしてきたので、強靱な体がある。ボディ攻撃、左ストレートなども魅力だ。魅力ある素質があるのに、それを生かす技術が無い。今のままでは非常にもったいない。12戦目での世界奪取は走りすぎた感じがあるので、ここはいったん立ち止まり、経験を積むのも必要ではないか。