ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

世界チャンピオンになれなかった男達(2)

2013年01月30日 12時31分22秒 | ボクシング

世界チャンピオンになれる実力を持ちながら。誰もが世界チャンピオンになるだろうと思っていた。しかしあと一歩のところで穫れなかった選手、続いてはこの3人を挙げてみたい。

 

 

ロッキーリン(28戦26勝11KO2敗)

台湾出身初のプロボクサー。7戦目で日本ストロー級チャンピオンを獲得し7度防衛している選手。パンチ力は無かったがアウトボクシングを得意とするテクニックを持った選手だった。世界初挑戦失敗後には攻撃的なスタイルに変貌し、ボクシングの幅が広がった。世界挑戦は2回。1回目は『超』安定王者「リカルド・ロペス(メキシコ)」に2RTKOの完敗、何も出来ず涙にくれた。2回目は「ワンデイ・チョー・チャレオン(タイ)」と接戦を演じるも2-0の判定で敗戦となった。1回目の世界挑戦失敗から見事に復帰したが、外国人ボクサーということもあってか、2度目の世界まで少し時間(約6年)が掛かってしまったのが痛かった。

・ロペス(2階級制覇チャンピオン、ミニマム級(22度防衛)、ライトフライ級(2度防衛)、敗戦なしのまま引退)

・ワンデイ(2階級制覇チャンピオン、ミニマム級(1度防衛)、ライトフライ級(防衛なし))

 

坂本博之(47戦39勝29KO7敗1引き分け)

東日本新人王、全日本新人王、日本チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンを獲得している選手。豪快なKO勝利が多く、「平成のKOキング」というニックネームは有名。安定日本王者だった「リック吉村」、1階級上の日本王者「桑田弘」などから快勝し、中量級ながらも世界を期待される選手となった。世界挑戦は4回。1回目は技巧派チャンピオン「スティーブ・ジョンストン(米国)」のテクニックに自慢の強打を空転させられ惜敗。2回目はハードパンチャー「セサール・バサン(メキシコ)」と打ち合うも有効打(手数)の差で惜敗。3回目は比較的攻略しやすい「ヒルベルト・セラノ(ベネズエラ)」から序盤に2度のダウンを奪うも、その後パンチで受けた傷による負傷TKO負け。4回目はあの有名な「畑山隆則」との激闘、殴り合いの末リングに墜ちた。結果的には3回目のセラノを攻略出来なかったのが痛かった。

・ジョンストン(ライト級2回獲得(3度防衛、4度防衛))

・バサン(ライト級(2度防衛))

・畑山隆則(2階級制覇チャンピオン、スーパーフェザー級(1度防衛)、ライト級(2度防衛)

 

名護明彦(37戦29勝15KO7敗1引き分け

日本チャンピオンを獲得し2度防衛している。特に日本タイトル挑戦の「松倉義明」戦で見せた豪快な倒しっぷり。その強さに「具志堅2世」とニックネームが付くほどだった。世界挑戦は2回。1回目は日本の「戸高秀樹」と対戦、名護はパワフルなスイングを見せるも、大きなパンチは戸高にことごとく外され、逆に細かなパンチを当てられ内容は完敗だった。2回目も日本の「徳山昌守」と対戦、この試合は名護のパンチで徳山からダウンを奪うシーンもあった。しかしそれが徳山の警戒心を強め、その後は徳山の巧みなアウトボクシングに翻弄されまたもや完敗だった。世界戦はともに完敗。しかしボクシングセンスは世界チャンピオンになってもおかしくないほど高かった。松倉戦で見せた豪快KO勝利がボクシングスタイル(大振り)を間違った方向に向わせたのではないかという思いはある。

・戸高(2階級制覇チャンピオン、スーパーフライ級(2度防衛)、バンタム級(防衛なし))

・徳山(スーパーフライ級2回獲得(8度防衛、1度防衛)))



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こうして見ていくと世界チャンピオンレベルでありながら穫れなかった選手は多い(今回あげた6人以外にも何人も思い浮かぶ)。その選手のスタイルにがっちり合えば世界チャンピオンになれたのだろうが、残念ながら世界チャンピオンとの相性が悪かったということも多かった。逆に言うとボクシングスタイルにもっと幅があれば穫れていたかもしれない。ただやはり世界チャンピオンの戦績を見てみると強いチャンピオンが多かった。運が無かったと言っても誰も文句は言わないだろう。

 

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世界チャンピオンになれなかった男達(1)

2013年01月30日 11時07分32秒 | ボクシング

ボクシングの日本人(正確には日本のジム所属)の世界チャンピオンは1952年に生まれた1人目の「白井義男」から始まり、昨年末(2012年12月31日)に「河野公平」と「宮崎亮」の2人が増え、今まで72名誕生している。

 

というのは1月16日のブログで紹介しました。

 

先日部屋を整理していたらたくさんのビデオテープが入った段ボールが出てきた。中のほとんどがボクシングのビデオテープ。せっかくなので時間をみつけてはビデオテープからHDDへ移動している。

 

するとたくさんのボクサーの試合が出てくる出てくる。

 

世界チャンピオンになった人、

世界チャンピオンになれなかった人。

 

その差は何なのか。

 

世界チャンピオンになれる実力を持ちながら。誰もが世界チャンピオンになるだろうと思っていた。しかしあと一歩のところで穫れなかった選手、まずはこの3人を挙げてみたい。

 

トラッシュ中沼(33戦27勝12KO6敗)

東日本新人王、全日本新人王、B級トーナメント優勝、A級トーナメント優勝、日本チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンと実に6冠を獲得している選手。「パニヤン奥田」「坂田健史」「小松則幸」と世界レベルの選手にも勝利し、その天性のボクシングセンスは世界チャンピオン確実と思われていた。世界挑戦は2回、「ポンサクレック・クラティンデーンジム(タイ)」と「ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)」どちらも強豪チャンピオンであり残念ながら全盛期の強さだった。

・ポンサクレック(フライ級王座(17度防衛)

・パーラ(フライ級王座(5度防衛))

 

葛西裕一(29戦24勝16KO4敗1引き分け)

日本チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンを獲得している選手。切れ味鋭い右ストレートで東洋太平洋レベルでは無敵だった。世界挑戦は3回。1回目は横田広明に苦戦した「ウィルフレド・バスケス(プエルトリコ)」、各新聞などでは葛西有利の予想だったが1R(125秒)KO負け。バスケス陣営は戦前に葛西裕一のビデオを観て「この選手は手強い」と警戒し万全に仕上げたとのことだった。2度目3度目は「アントニオ・セルメニョ(ベネズエラ)」、やりにくい相手に善戦するが惜しくもベルトに手が届かなかった。バスケスが横田戦の出来だったら確実に穫れたと思うが、葛西裕一の強さが相手の警戒心を引き出してしまった。

・バスケス(3階級制覇チャンピオン、バンタム級(1度防衛)、スーパーバンタム級(9度防衛)、フェザー級(4度防衛))

・セルメニョ(2階級制覇チャンピオン、スーパーバンタム級(7度防衛)、フェザー級(1度防衛))

 

本田秀伸(39戦32勝14KO7敗)

日本チャンピオンを6度防衛している選手。特にディフェンス技術が素晴らしく、相手のパンチをことごとく空転させ「ディフェンスマスター」と呼ばれる。ディフェンス技術で観客を魅了出来る数少ない選手だった。世界挑戦は2回。本田秀伸も「ポンサクレック・クラティンデーンジム(タイ)」の厚い壁に惜敗。続いて全試合KO中だった「アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)」に挑戦するが、自慢のディフェンス技術でKO負けは逃れるも判定で敗戦となった。世界レベルのディフェンス技術を証明したが、強豪相手に攻撃に転じることが出来なかった。

・ムニョス(スーパーフライ級(2度防衛、23連続KO勝利))

 


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どの選手も世界チャンピオンレベルの実力を持っていた。しかし挑戦のタイミング(強豪チャンピオンとの対戦)が悪かったり、相性の悪さ(噛み合ないチャンピオンとの対戦)があったりと、ただただ巡り合わせが悪かったとしか言えない。

 

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お絵描き

2013年01月28日 23時24分49秒 | 子育て

子供からお願いされてよく絵を描きます。

 

自分は子供の頃から絵を描くのが好きだったので苦ではありません。

 

例えば

ポケモンのサトシですね。

 

ワンピースのエースですね。

 

これもワンピースのゾロとサンジ(ゾロはいまいち)

 

車も描かされます。子供は本物が欲しいんですね(苦笑)。

 

そしてついこのまえポケモンのゲノセクトを描きました。

 

そしたらそれを見て子供(7才)が真似して描きました。

上手いじゃないか(嬉)。

パパの絵とそんなに変わりません(素晴らしい)。

 


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(中学生になる君へ伝えたいこと)目標を持つこと

2013年01月27日 07時08分57秒 | 中学生になる君へ

中学生になる君へ。

 

今日は「目標を持つこと」のお話をします。

 

お父さんが中学生の頃、部活動で「野球」をやっていました。でも正直あまり上手く無かったです。レギュラーになったり、補欠になったり、そこらへんをいったりきたりするようなポジションでした。お友達がやっていたから、学校が部活に入れっていうから、といった理由でやっていたからだと思います。

 

お父さんが中学生の頃、「勉強」の成績は平均でした。数学と英語は少し得意で、社会と理科は苦手。テスト後に順位が渡されるのですが、いつもちょうど真ん中くらいだったように思います。ただなんとなく高校へ行ければ良いという理由でやっていたからだと思います。

 

今になって後悔していることがあります。

それはあの時「目標をもって頑張っていれば」良かったなと。

 

例えば、「野球」の場合、「レギュラーに絶対になるぞ」とか「打率が高い選手になるぞ」とか、もっと大きく考えれば、「このチームで勝ち抜いて大会に出場するぞ」とか「プロ野球選手になるぞ」とかですね。今になって考えるといくらでも出てきます。

 

もし「目標」を持ってやっていたら「目標への課題」、「課題=自分に足りないこと」を考えるでしょう。それを補うために、どうしたらいいかも考えるでしょう。上手い人(レギュラー)のことをよく見て、良いところを吸収したり。自分の足りないことを考え、それについてどうすれば上手くなるかを考えたり。プロ野球の観かたも変わっていたことでしょう。そうしたら絶対に上手くなっていたと思いますし、そして絶対に楽しかったと思います。

 

次に、「勉強」の場合、「クラスで10位以内になるぞ」とか「良い高校に入るぞ」とか、もっと大きく考えれば、「親父が大好きだった早稲田大学に入るぞ」とか「政治家になってこの国を変えるぞ(これは大げさかな)」とかですね。今になって考えるといくらでも出てきます。

 

もし「目標」を持ってやっていたら、過去のテストを分析して、苦手分野を徹底的に勉強したり。授業中も先生の言葉に注目してテストに出そうなところを意識しながら聞いたり。大学や職業など目標を達成するための人生設計(スケジュール)を作ったり。そうしたら絶対に勉強も出来たと思いますし、そして絶対に楽しかったと思います。

 

専門学校(18才か19才)の頃に「あ~ぁ、学生生活ももう終わり。そういえば俺の人生、1度も1位になったことなかったな」とふと思い、「最後に1回だけ1位を取る」という目標を立てました。そして「目標」に向ってひたすら試験範囲の内容を覚えました(若かったから対策などは全く考えず、とにかくがむしゃらでした)。結果は「2位」でした。頑張りましたが、どうしても毎回1位の友達だけは抜くことが出来ませんでした。でも頑張った結果ですから、残念でしたが気分は良かったことを覚えています。

 

最後にちょっとだけアドバイスを。

 

目標は「なりたい」ではなく「なる」と思うことです。そして「大きな目標」とそれを達成するための「小さな目標」を立てるほうが良いです。立てた「目標」については立てるだけではなく、それを達成するためにどうやっていくか「対策」と「スケジュール」も考える必要があります。そして定期的に立てたスケジュールどおりいっているか「確認する」ことが重要です。上手くいっていればそのまま続け、上手くいっていなければ対策の見直しや、スケジュールの「見直し」を行います。

 

悔いのない人生にするために「目標」を意識してみてください。

 

以上。

 


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(今日のひとりごと)

お父さんは家電が大好きです。新しいものをさわっているとなにか最先端のことを学んでいるようで楽しいです。しかし家電の進化はめまぐるしいです。例えばテレビは「ブラウン管テレビ」→「プラズマテレビ(ハイビジョン)」→「液晶テレビ(フルハイビジョン)」と本体が薄くなり画質が考えられないほど綺麗になりました。ビデオは「VHS(ビデオテープ)」→「DVD」→「ブルーレイ」とこちらも綺麗にそして使い勝手が非常に良くなりました。君が中学生の頃には更なる進化があるのかな、そしてお父さんはその進化を追っているかな、将来が楽しみです。


未開封の段ボールから出てきたものは

2013年01月26日 21時47分06秒 | 音楽

何度か引っ越しましたが、全く開かずの段ボールがありました。

 

それを開封してみると。。。

 

たくさんの「ビデオテープ」が出てきました。

ほとんどがボクシング中継を録画したものなのですが、

 

中にはミュージックビデオも。

 

「TODAY Music Video by AIR(AIR)」

「AIR OF TOKYO(AIR)」

「LOW BLOOD PRESSURE(AIR)」

「THE LOST PICTURES,ORIGINAL CLIPS & CMs plus TESTAMENT(フリッパーズギター)」

「P.V.D(スーパーカー)」

「helplessness and a glance(pre-school)」

 

懐かしい。

懐かしすぎる。

 

「DVDに移行して後で観ようっと」と思っていたら、

「DVDに移したら捨てていいんだよね?」と妻から一言。

 


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もちろん。

僕の青春ですから「駄目ですよ」。


世界チャンピオン紹介(河野公平さん)

2013年01月25日 11時12分41秒 | ボクシング

4回目は、

WBA世界スーバーフライ級チャンピオンの「河野公平」さんです。

 

(2013年1月現在)

タイトル:WBA世界スーバーフライ級(防衛なし)

戦績:35戦28勝(11KO)7敗

年齢:32歳

出身地:東京都

ニックネーム:タフボーイ(Wikipedia情報)

放送局:テレビ東京

 

(特徴)

2012年12月31日に誕生したばかりの新米チャンピオンです。世界戦3度目の挑戦で獲得しました。過去世界戦2戦は「名城信男」さんと「トマス・ロハス(メキシコ)」に惜敗、その他にも現在世界チャンピオンの「佐藤洋太」さんや日本人ホープの「戸部洋平」さんらにも敗戦していて全部で7敗しています。2012年12月の世界挑戦は(亀田大毅さん、清水智信さん、名城信男さんらに勝利し)日本人キラーとも言われていた「テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)」、誰もがこの挑戦を「無理だろう」と思っていましたが、河野公平さんはこの試合を豪快なKOで勝利し悲願のチャンピオンベルトを手にしました。この選手の特徴は、豊富なスタミナと打たれ強さです。それを証明するように敗戦は多いですがKO負けはありません。またKO率は低いですが、「トマス・ロハス」や「テーパリット」から強烈なダウンを奪っているように1発のパンチ力はある選手です。欠点としてはボクシングスタイルに幅が無く、河野公平さんのスタイルにハマれば強いのですが、ハマらないとズルズルと一方的に敗戦することがあります。テクニック(技術)のあるボクサーに弱い傾向があります。

 

河野公平さん戦慄のKOシーン(YouTube)

 

私が簡単に特徴を伝えるなら

「ボクシングスタイルも人生も前に出続ける努力家の選手」

といった感じです。

 

「悲願のチャンピオンがこれからどれほど勝ち続けれるかが観たい」

という人におすすめです。

 

(今後について)

現時点ではまだ決まっていませんが、内山高志さんと同じジムなので、おそらく(2013年)4月~5月頃に一緒に防衛戦を行うのではないかと思います。チャンピオンになったばかりの河野公平さんには(敗戦も多いせいか)挑戦のオファーが多く届きました。名城信男さん、亀田大毅さん、WBC世界チャンピオンの佐藤洋太さんとの王座統一戦(WBAとWBC)も期待が膨らみます。あと河野公平さんに負けた「テーパリット」も雪辱を願っていると思います。まずは初防衛戦をクリアすること。河野公平さんがどの選手を初防衛戦に選ぶかが注目となっています。


(補足・エピソード)

戦績をながめてみるとボクシングファンが良く知っている実力ある選手との対戦が多いです。河野公平さんは敗戦は多いですが、こういったハードなマッチメーク(試合)を闘ってきた努力が報われたのは嬉しい限りです。無名の選手と戦い続けて勝ちやKO勝利を重ねる選手もいますが、戦績よりも誰と闘ってきたかが重要と改めて感じました。



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(今日わかったこと)

 河野公平さんは努力のボクサー

知名度抜群の亀田大毅さんとの対戦はあるのか

WBC同級チャンピオンの佐藤洋太さんとの対戦はあるのか


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(ボクシング雑誌を購入するのもボクシングファンへの第一歩です)


一流のものを知るということ

2013年01月24日 23時37分50秒 | 子育て

新聞を読んでいるとよく「絵画」だったり「書道」だったりのコンクール受賞作品が掲載されていることがある。

 

子供が初めて「絵画」なり「書道」をやるときに、「良いもの」を知っていると、やりやすい(想像しやすい)だろうと思うし、一流のものを「知っている」のと「知らない」のでは想像の幅が違うと思っているから、新聞などで見つけては取っておいて、子供に見せている。

 

そして見せながら、私なりの感想も添える。

「小学1年生がこういう絵を描いているよ」と刺激してみたり。

「この色使いはとても綺麗だね」と感激してみたり。

「さすが賞を取るだけあって、とても力強い字だね」と驚いてみたり。

 

ある日、書道コンクールの記事が載っていたので子供に見せてみた。

「コンクールで選ばれるのはこういった字を書くんだよ」と言って。

 

 

そして子供に感想を求めた。

「これを見てどう思う?」と。

 

すると子供はこう言った。

「なんか、ここはもう少し伸ばしたほうが良いと思うんだけどね」

 


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思わず言ってしまった。

「お前が言うな!!」と。


世界チャンピオン紹介(山中慎介さん)

2013年01月23日 14時23分50秒 | ボクシング

3回目は、

WBC世界バンタム級チャンピオンの「山中慎介」さんです。

 

(2013年1月現在)

タイトル:WBC世界バンタム級(2回防衛)

戦績:19戦17勝(12KO)2引き分け

年齢:30歳

出身地:滋賀県湖南市

ニックネーム:なし

放送局:日本テレビ、WOWOW

 

(特徴)

戦績を見ていただければ判るように、この選手も無敗のチャンピオンです。当時世界チャンピオンだった「ノニト・ドネア(比国)」が王座を返上したので、山中慎介さんとメキシコ人選手との間で王座決定戦(世界チャンピオンを決める試合)が行われました。その試合で11ラウンドTKO勝利でチャンピオンになった山中慎介さんですが、チャンピオンを倒して獲得したのではなく王座決定戦での獲得だったので、この時点では世間に「真のチャンピオン」と認められていなかったように思います。しかし誰もが緊張する「初防衛戦」に選んだのは元2階級制覇チャンピオンで世界的に有名な「ビック・ダルチニャン(オーストラリア)」。この試合を頭脳的にかつ冷静に闘って勝利し「真のチャンピオン」に認められました。2度目の防衛戦も元世界チャンピオンの「トマス・ロハス(メキシコ)」に戦慄のKO勝利。もう誰もが認める世界チャンピオンになりました。足を使って離れて闘うのも上手く、足を止めて打ち合っても強く、特に左ストレートに威力がある選手です。

 

山中慎介さん戦慄のKOシーン(YouTube)

 

私が簡単に特徴を伝えるなら

「大人の雰囲気を持ったオールマイティ(万能)な選手」

といった感じです。

 

「ボクシングの本場、アメリカ(世界)への挑戦が観たい」

という人におすすめです。

 

(今後について)

2013年4月8日(両国国技館)に「マルコム・ツニャカオ(同級1位)」の挑戦を受けます。この試合も強豪が相手です。強い選手と闘い続ける姿勢は好感が持てます。同じジムの先輩である「西岡利晃」さんがメキシコやアメリカで防衛戦をするなど海外へ進出しましたが、この山中慎介さんも海外進出や他団体(WBA,IBF,WBO)との統一戦を希望しているとのことなので、今後の動向に目を離せません。

 

(補足・エピソード)

日本テレビ系列ということで、同局のバラエティ番組「行列のできる法律相談所」など時々ゲスト出演しています。大人の雰囲気な外見からは想像出来ない「天然(ボケ)なコメント」を見せることがあります(笑)。また最近第一子が生まれ、お父さんチャンピオンになりました。

 


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(今日わかったこと)

山中慎介さんはオールマイティなボクサー

山中慎介さんは海外での防衛や他団体との統一戦ができるか

2013年4月8日に強豪相手に防衛戦を行う

 

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世界チャンピオン紹介(亀田興毅さん)

2013年01月21日 17時17分03秒 | ボクシング

2回目は、

WBA世界バンタム級チャンピオンの「亀田興毅」さんです。

 

(2013年1月現在)

タイトル:WBA世界ライトフライ級(1度防衛)、WBC世界フライ級(防衛なし)、WBA世界バンタム級(5回防衛)

戦績:30戦29勝(17KO)1敗

年齢:26歳

出身地:大阪府大阪市

ニックネーム:浪速乃闘拳

放送局:TBSテレビ

 

(特徴)

ボクシングの日本人世界チャンピオンと聞いて、ほとんどの人が亀田興毅さんをあげるのではないでしょうか。小さな頃からお父さんである亀田史郎さんからボクシングの指導を受けて、それ(ある意味少し異様な指導方法)をTBSがずっと追って放送していたので、知名度は抜群にあります。世界初挑戦の視聴率は42.4%、日本人対決となった内藤戦は43.1%と驚きの値を出しました。タイトルにあるように、日本人初の3階級制覇(3つのクラスで世界チャンピオンになっている)の選手です。戦績も1敗しかしていません。しかも現在のWBA世界バンタム級では5度の防衛をしています。どれも値だけみると立派な数字です。「じゃあ、亀田興毅さんは強いのか」かと言うとはっきりと「そうです」と言えないのが現状です。というのも世界チャンピオンになってからの対戦相手のほとんどが無名で実力的に(?)と感じる選手ばかり、そしてほとんどの試合を苦戦しているからです。私自身が強敵と感じたのは「ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)」のただ1人で、その選手には完敗しています。世界戦だけで見ると戦績は10戦9勝(2KO)1敗。「亀田とKOはセットや」という言葉を聞いた人は多いと思います。そのためKO勝利のイメージがある人もいるかもしれませんが、残念ながら世界チャンピオンになってからは勝ちに徹するあまりKOが少ない選手になってしまいました。

 

私が簡単に特徴を伝えるなら

「知名度は抜群だけど実力は証明できていない選手」

といった感じです。

 

「亀田興毅という男がどういう人生を送るのか観てみたい」

という人におすすめです。


(今後について)

なにやら手を負傷しているというニュースもあり、今後の予定は(試合時期も含めて)現在のところ未定です。もしかすると4階級制覇を狙って、別の階級に移るかもしれません。しかし亀田興毅さんは「記録」より「実力の証明」が必要と私は考えています。同じクラスには「アンセルモ・モレノ(パナマ)」という強い選手がいます。日本人ではWBCバンタム級チャンピオンの山中慎介さんもいます。もしくは期待のホープである岩佐亮佑さんもいます、ボクシングファンが望むこれらの選手と対戦して勝利すれば簡単に「実力の証明」が出来るのですが、今後の動向に期待したいと思います。


(補足・エピソード)

なんだかんだ厳しい意見も多かったかもしれませんが、世界戦を取る前はパンチを打つ時の踏み込みも鋭く、力強さを見せていました。だから「亀田とKOはセットや」と言ってても何も文句はありませんでした。しかし世界初挑戦の時にダウンを取られてからどうもその踏み込みが出来なくなってしまったように思います。現在の亀田興毅さんの武器は「負けない試合」が出来ることです。キーポイントとなる重要な試合、例えばWBAライトフライ級時代のランダエタとの再戦、WBCフライ級挑戦の内藤戦、先日行われたルイス戦などでは、無理な打ち合いを避け、軽いパンチを当てては離れてを繰り返しポイントを稼いで勝利することが出来ました。つまり「KOにこだわらなければ」ある程度の強さはあると思っています。だから「僕はKOは狙いません、勝ちに徹します」と宣言してくれれば応援もしたくなるのですけどね(苦笑)。

 


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(今日わかったこと)

亀田興毅さんは3階級制覇している

しかし実力は未だに未知である

記録(複数階級制覇)より、実力を証明する相手との試合が重要


世界チャンピオン紹介(内山高志さん)

2013年01月21日 13時17分58秒 | ボクシング

それでは1回目は、

WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンの「内山高志」さんを紹介します。

 

(2013年1月現在)

タイトル:WBA世界スーパーフェザー級(6度防衛)

戦績:20戦19勝(16KO)無敗1引き分け

年齢:33歳

出身地:埼玉県春日部

ニックネーム:ノックアウトダイナマイト

放送局:テレビ東京

 

(特徴)

まず戦績をみてください。この選手は「無敗」、つまりプロになって負けたことが無いのです。そして19回勝っていて、そのうち16回はKO(倒す、または一方的な試合をレフリーがストップする)で勝利しています。だからニックネームも「ノックアウトダイナマイト」と言うんですね。そしてチャンピオンになって6回防衛(挑戦者を退ける)しています。5回以上防衛していれば「安定王者」と言っていいでしょう。現在の日本人世界チャンピオンの中で実力および実績の面で1歩飛び抜けている感があります。「日本のエース」と言っても過言ではありません。

 

内山高志さん戦慄のKOシーン(YouTube)

 

私が簡単に特徴を伝えるなら

「ボクシングが上手くてパンチが強い選手」

といった感じです。

 

「とにかく豪快(倒すか倒されるか)な試合が観たい」

という人におすすめです。

 

(今後について)

現時点ではまだ決まっていませんが、おそらく(2013年)4月頃に7度目の防衛戦を行うのではないかと思います。内山高志さんは全ての試合を日本国内で行っているので、世界的な知名度は低いかもしれません。ただ6度防衛という実績と、倒しっぷりに徐々に世界も注目し始めた感じがします。同じクラスには世界的に有名な元オリンピック金メダリスト「ユリオルキス・ガンボア(キューバ)」という強い選手がいますので、この選手との対戦が決まると世界的にも注目を浴びることになるでしょう。

 

(補足・エピソード)

内山高志さんはプロになる前、ゲームセンターの「パンチングマシーン」で驚異の「700kg」という記録をだし、機械を壊してしまったという逸話があります。内山高志さんはパンチ力があるということは有名になり、当時人気のあった「K-1」からも誘いがあったと聞きます。

 


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(今日わかったこと)

内山高志さんは6度防衛の安定王者である

KOが観たければ内山高志さんの試合をお勧めする

元オリンピック金メダリストのガンボアとの対戦はあるのか

 

(著書の紹介)

心は折れない
内山高志
廣済堂出版