ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

長谷川穂積vsブシ・マリンガ(日本テレビ観戦)

2009年03月15日 16時55分12秒 | ボクシング
▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積 対 ブシ・マリンガ
結果:長谷川 初回2分37秒TKO勝ち

これが8度目の防衛戦。相手はウィラポンを倒して挑戦権を得たランキング1位の挑戦者。

1Rから積極的にパンチを交換する両者、しかしマリンガより長谷川のほうがパンチにスピードがあり、度々ヒットする。ボディを中心に攻める長谷川が、左ストレートを顔面にヒットし、マリンガを吹っ飛ばすほどのダウンを奪う。ダメージの少なかったマリンガだが、長谷川の右フックをもらうと足がばたつく。それを見た長谷川は左右のラッシュを仕掛けて左フックで2度目のダウンを奪う。ダメージを見せるマリンガに再びラッシュを仕掛け、最後も左フックで3度目のダウンを奪うと、レフリーが試合を止めた。

減量の厳しい長谷川と、計量で1.2kg下回ったマリンガでは試合当日の体格に差があった。しかもスピードの差も歴然だったので、結果的に長谷川の圧勝になってしまった。バンタム級でずっと残っていた最強の挑戦者に圧勝したことで、あらためてこの階級での最強を証明した。今後のバンタム級での防衛戦に意味は無いように思う。私の考えでは階級アップして複数階級制覇や世界の強豪たちとの戦いを見てみたい。その相手としては世界3団体統一王者「ビック・ダルチニャン」、11度防衛中の「クリス・ジョン」、3階級制覇の「ホルヘ・アルセ」らがいる。どれも強い選手だが、長谷川にはそれさえも乗り越えそうな勢いがある。

オスカー・ラリオスvs粟生隆寛(会場観戦)

2009年03月15日 08時03分45秒 | ボクシング
▼WBC世界フェザー級タイトルマッチ
オスカー・ラリオス 対 粟生隆寛
結果:粟生 3-0判定勝ち(116-111、118-109、119-107)



前回の試合は粟生がダウンを奪いながら判定で惜しくも敗れが、善戦が認められ今回ダイレクト再戦となった。
後楽園ホールは粟生ファンでいっぱい。多くの声援が後押しする。

1R様子見から始まった両者、すぐに粟生がプレッシャーを掛け距離をつかむ。積極的にジャブから左ストレートをヒット。粟生のペース。2Rラリオスが出始めるも、前回倒した右フックがカウンターでヒット。距離ができると粟生が左ストレートをヒットし、ラリオス思うように前に出れず。3Rラリオス早くもペースダウン、完全な粟生のペース。4R粟生の上下のコンビネーションが良い、ラウンド終了後の公開採点は全員40-36のフルマークで粟生を支持。5R左右のコンビネーションでラリオスの顔を跳ね上げる。しかしこのラウンドから両者の距離がやや短くなった。6R強引に前に出てきたラリオス、もみあいが多くなるとラリオスのワイルドな左右のフックが出てきた。7Rもみあいにも粟生は下がらず、しっかりガードしてアッパーを突き上げる。8R粟生狙っているのかパンチが少ない。9R粟生のワンツーがヒットしラリオスが効いた。うまくコンビネーションを放つも詰められず倒せない。ラリオスはパンチで右目の上をカット。10R効いているラリオスに単発の攻めで仕留められない。終了間際にラリオスの右カウンターがヒット。足をばたつかせた粟生、この試合初めて効いた。11R先ほどのパンチの影響か、粟生の手数が少ない。ラリオス疲労で攻められない。12R粟生の右フックがカウンターでヒット、ボディから上に放つとラリオスがバランスを崩し倒れた。ダウンの判定。粟生はラッシュを仕掛けるもふらふらなラリオスを仕留められない。結局判定勝負となり大差判定で勝利をおさめた。

絶好調に仕上げた粟生に対して、ラリオスは元気がなかった。しかしさすがは2階級制覇の名チャンピオン、随所にテクニックを見せ判定まで生き延びた。試合終了後には会場からラリオスコールまで出た。粟生は得意のカウンターセンスは抜群、ここ最近は力強さも身につけた。しかしクリンチ際の戦い方、ダウン後の詰め方などは名王者だったラリオスから学んでほしい。次戦は1位との指名試合となる予定、この階級は強い選手が多いので、ここはアマチュア出身でアテネ五輪金メダルの有望ホープ「ユリオルキス・ガンボア」との対戦が見てみたい。ガンボアの攻撃力はすごいが防御が甘いので粟生のカウンターがヒットしそうだ。

亀田興毅vsドローレス・ビダル(TBS観戦)

2009年03月07日 23時42分08秒 | ボクシング

▼ノンタイトル10回戦
亀田興毅 対 ドローレス・ビダル
結果:亀田 2回KO勝ち

1年振りに日本のリングに登場となる亀田がWBC同級20位のメキシカンを相手に世界前哨戦。

両者向かい合うと亀田のほうが一回り大きい印象。1Rプレッシャーをかける亀田がいきなりの左を当てる。また近づくとボディをヒット。対するドローレスのパンチは弱弱しく、脅威は感じられない。2R亀田のいいボディが入るもローブローの注意。亀田が右フックを当てるとドローレスはコーナーに下がる。そこへ左右のラッシュを放ちダウンを奪う。立ち上がったドローレスに再び左右の連打、左アッパーで2度目のダウンを奪う。最後も連打でドローレスがバランスを崩しレフリーが試合を止めた。

対戦相手はこれが世界ランカー(かつ21勝のうち19KO??)かと思うほど非力な選手(亀田陣営はこういった選手を探すのが上手い。。。)。試合開始30秒で試合結果が予想できる試合は面白くない。できればもう少し骨のある選手とやってほしかった。亀田選手はバランスが良くなったが、相変わらずパンチが軽く、左右の連打も手打ちで精度もあまりよくない。このレベルの相手だから倒せたようなもので、次回予定される世界戦は不安を残す前哨戦だった。

日本が宿敵韓国をコールド!

2009年03月07日 22時58分08秒 | 野球
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアジア予選が行われ、おみごと日本が宿敵韓国をコールドでやぶって第二ラウンド進出を決めました。

本日美容院に行ったのですが、そこでも話題はWBC。そこで私は「内川はいい選手ですよ」と言ったとおり、初回に内川がタイムリーを打ちました(ヨッシャ)!しかし前回のアジア予選はそれほど盛り上がりを見せていなかったのに、今回の盛り上がりはすごいですね。前回優勝の王監督からバトンを受け取った原監督、「よくぞ引き受けたなぁ」と好きになりました。ものすごいプレッシャーだと思いますが、優勝目指して頑張れ「JAPAN」。

ファン・ディアスvsファン・マヌエル・マルケス(WOWOW観戦)

2009年03月03日 20時58分37秒 | ボクシング
▼WBA・WBO世界ライト級王座決定戦
ファン・ディアス 対 ファン・マヌエル・マルケス
結果:マルケス 9回KO勝ち

元統一王者のディアスと、2階級制覇のマルケス、好戦的な2選手の好カード。

試合開始からエンジン全開の両者、ディアスが攻めてマルケスが下がりながらカウンターを狙う。2Rディアスの左フックでマルケスが腰を落とす。中盤も一進一退のシーソーゲームで会場のボルテージも盛り上がる。8Rマルケスの有効打でディアスが足を揺らすと、9RもKOを狙ったマルケスが左右の連打でディアスが前のめりのダウンを奪う。なんとか立ち上がったディアスだが、マルケスは最後アッパーで仕留めた。

期待どおりの好ゲーム。年間最高試合候補にもなりそうだ。マルケスは中盤アッパーを多用し、ディアスは前半のような思いきりよく前に出ることができなくなった。ここが勝負の分かれ目だったように思う。抜群のカウンターセンスはやはり魅力的。マルケスはパッキャオとやりたいだろうし、ファンもそのカードを待ち望んでいる。

クリス・ジョンvsリカルド・フアレス(WOWOW観戦)

2009年03月03日 20時57分43秒 | ボクシング
▼WBA世界フェザー級タイトルマッチ
クリス・ジョン 対 リカルド・フアレス
結果:引分け<114-114×3>

ジョンはアメリカ進出でこれが11度の防衛戦。相手は5度目の挑戦となる実力者フアレス。

序盤はフアレスのボディが地味ながらもヒット。ジョンは足を使ってジャブから右ストレートを放ち手数は多いが有効打は少ない。ジョンの右でフアレスが流血し中盤はフアレス失速でジョンのペース。ポイントで優位にたったジョンだったが、疲れの見えたジョンに終盤2ラウンドフアレスが盛り返し、結果は3者ともにドローの判定。

無敵だったジョンもここ2戦は好戦的で打たれる傾向がある。フアレスにとってはビックチャンスだったが、この試合はフアレスも手数が少なく調子が悪かった。日本人選手も(いい選手が少ないが)このチャンスに乗っかりたいものだ。