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ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

田中将大投手は伸びる

2007年03月30日 00時31分25秒 | 野球
楽天のルーキー「田中将大」投手が本日初先発。

結果は1回2/3を6安打6失点、ほろ苦いデビュー戦となりました。

仕事で観ることは出来ませんでしたが、プロの厳しさを知ったということはよかったと思います。今まで20年以上野球を観てきていますが、デビューから苦節を知らず絶好調でいくと、息が短い選手になることが多いように思います。長い目で見ると最初に痛い目あったほうがいいんです。

その後見方打線が爆発し、負け投手は逃れたようですし、運もあるようです。
これからこれから、頑張れ「マー君」!

ロレンソ・パーラvs坂田 健史(TBS観戦)

2007年03月24日 00時28分24秒 | ボクシング
▼WBA世界フライ級王座決定戦
ロレンソ・パーラ 対 坂田 健史
結果:坂田 3回14秒TKO勝ち

いままで3度世界に挑戦し、ほんの少しの差で届かなかった坂田が、4度目の世界戦に挑む。相手は過去2度挑戦しているパーラ。しかし、前日の計量でパーラは体重を作れずに、王座から陥落してしまった。その為、坂田が勝てば王座、負ければ空位となる。

坂田は丸坊主に無精髭という風ぼうになり、気合い十分。4度目となる挑戦者としてのリングインも非常に落ち着いた表情だ。対する失態をおかしたパーラはブーイングの中でのリングイン。その表情はやや不安げにも見える。

1Rゴングと同時にプレッシャーをかける坂田。パーラは得意の多彩な左で距離を取りに掛かる。減量の影響かパンチのスピードこそないが、タイミングよく坂田を捕らえる。パーラのペースを取るかと思われたが、ラウンド終盤に坂田のボディが入るとパーラは早くも手数が少なくなった。2Rさらにプレッシャーを強める坂田。作戦は左右ボディ攻撃、執拗に攻め立てる。たちまちパーラは防御に必死で、ロープに詰まるシーンも多くなってきた。いつもエンジンの掛かりが遅い坂田がこの試合は早くもペースを取った。3R今まで同様に、坂田がゴングと同時に勢いよく飛び出すが、パーラは立ち上がらない。首を振って棄権を申し出たパーラに、レフリーが試合を止めた。

パーラの失態で、試合内容はお粗末なものだったが、坂田のこれまで歩んできた道を考えると、とにかく世界チャンピオンになれてよかったと素直に喜びたい。今まで3度の世界戦では、負けながらも、そのファイトスタイルは観ている人に勇気と希望をあたえてきた。4度目の世界戦では、そんな坂田を神様はきっと見ていたのだろう、今までの苦労が嘘のようなあっけない勝利。それはまるで神様がプレゼントを与えたようだった。

初めて観たときは正直世界を感じさせなかったが、思えばこの選手、世界戦を含め今まで(4敗しているが)完全な敗戦は無い。秀でた技術は無くとも、努力と根性を武器にした非常にしぶとい選手に成長した。今後も厳しい防衛ロードが待ちかまえているが、こういった選手こそ、意外に長く防衛を続けるかもしれない。

アダム・ベラvs佐藤 幸治(G+観戦)

2007年03月18日 22時30分55秒 | ボクシング
▼東洋太平洋ミドル級王座決定戦
アダム・ベラ 対 佐藤 幸治
結果:佐藤 9回1分11秒TKO勝ち

アマチュア13冠でプロデビューから無敗の佐藤が初のタイトルに挑む。相手は戦績が良い現役オーストラリアチャンピオン。

1R左ジャブの打ち合いは佐藤のほうが的中率が良い。ボディを狙っているベラがいきなりの顔面へ右フックを狙うと、不用意にもらってしまう佐藤。2Rプレッシャーをかける佐藤だが、動きの素早いベラにいつもより的中率が悪い。3R左ジャブでベラを追う佐藤、ベラの動きが早いので右まで返すことができない。4R打ちにいった佐藤に対し、ベラも強気に打ち合う。左フックの相打ちに腰を落としたのはベラ。その後、右フックから左フックのコンビネーションで佐藤がダウンを奪う。5Rこのラウンドで決めたい佐藤だが、狙っているのか手数が少ない。逆に不用意にパンチをもらってしまう。6Rこのラウンドもほとんどが左ジャブの佐藤、ベラも思ったほど出てこない。7Rやや疲れの見え始めた佐藤、ベラのパンチをもらって頭を揺らすシーンが多くなる、8R佐藤がワイルドなパンチで攻めに出た。左フックでベラをぐらつかせるも佐藤の疲労度も多い。9R前ラウンドのパンチが効いたか、ベラの動きが鈍い。それを見て佐藤が力をふるって前に出る。打ち合いの中、佐藤の右フックが2発当たり、崩れ落ちたベラ。レフリーが試合を止めると同時に陣営からタオルが舞った。

初回を見たときに「スピードがあって強い相手だな」と感じた。そんな危険な相手にも佐藤はパンチ力で強引に倒してしまった。この選手の魅力はパンチ力と当てる技術、この試合ではややパンチの的中力が悪かったが、初めてスピードある選手との対戦は良い経験になっただろう。しかし、この試合で「ガードの甘さ」「スタミナ不足」も見せてしまった佐藤。これから世界ランキングにも顔を出すだろうが、今後は防衛を重ねてじっくりと経験を積んでいただきたい。

徳山昌守さんが現役引退を表明

2007年03月16日 00時15分01秒 | ボクシング
昨日は長谷川選手の世界戦が決まって喜びましたが、寂しいニュースもありました。

前WBC世界スーパーフライ級王者の徳山昌守さんが現役引退を表明しました。

世界チャンピオンになったのが2000年、通算12回の世界戦の戦績は11勝1敗ですから、本当に名チャンピオンだったのがわかります。過去のボクサーでも実力は具志堅さん、渡辺二郎さんに次いで№3と言っても過言ではないでしょう。徳山さんはとにかくボクシングが上手かった。自分の距離を掴むのが上手く、本当は強い相手が弱く見えるほどでした。

思い出に残る試合は、韓国で行われた前王者「チョ・インジュ」とのリマッチ、試合を決めた背筋が凍るようなストレートは、今も鮮明に覚えています。それと当時№1ランカーだった「ディミトリ・キリロフ」との試合、右技巧派の強敵に何にもさせませんでした。「日本にはこんなに素晴らしい選手がいるんだぞ」と誇らく感じました。

ナバーロ(ラストマッチ)に勝った昨年2月以降は現役続行?引退?他の格闘技へ参戦?長谷川選手との試合?といろいろモヤモヤがありましたが、本日の記者会見では「スッキリしました。やっと肩の荷が下りた。ボクシング界にやり残したことはないです」とキッパリ宣言、表情も笑顔だったのでホッとしました。

ボクシングを『芸術』と思わせてくれた徳山さん、本当にお疲れさまでした。心に残る名試合をありがとうございました。

驚きのトリプル世界戦

2007年03月14日 23時19分54秒 | ボクシング
プロボクシングのトリプル世界戦が決定しました。
5月3日、東京・有明コロシアムで行われます。

今のボクシング界でお金を払って見てみたい選手を3人あげろと言われれば、この3人を選ぶでしょうという3人が登場します。本当凄いカードが揃いました。

1人目、日本人ボクサー一番の実力者「長谷川穂積」選手が登場します。 
相手は長谷川選手が初めて戦う南アフリカ人選手で、16戦全勝の強敵です。長谷川選手はこの試合をステップとして、アメリカ進出を希望しています。もしかすると日本で観れる最後のチャンスかもしれません。この試合はスタイルを変えてKOを狙っていくでしょう。面白い試合になりそうです。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
(王者)長谷川 穂積vs(同級5位)シンピウェ・ベチェカ


2人目、ど根性ファイター「名城信男」選手が登場します。
対戦相手を事故で亡くす出来事を乗り越えて世界チャンピオンになった名城選手の相手は、セレス小林や本田秀伸らを倒して日本人キラーと呼ばれたムニョス。日本人はまだこの選手に勝ったことありません。しかし、私は名城選手がムニョスの懐に入ってしつこく手を出す展開で勝てるのではと思っています。KO必至の一戦。目の離せない試合になりそうです。

WBA世界S・フライ級タイトルマッチ
(王者)名城 信男vs(同級1位) アレクサンデル・ムニョス


3人目、KOマシーン「エドウィン・バレロ」選手が登場します。
21戦全勝、そしてその全てがKO勝ちというパーフェクトレコードを保持するバレロ選手。そして対戦相手も日本が誇るテクニシャン「本望信人」選手。予想は圧倒的バレロ選手ですが、本望選手も前半を上手く戦えば面白い展開になるかもしれません。海外でビックマッチを望むバレロ選手も、この試合が日本で観れる最後のチャンスかもしれません。

WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ
(王者)エドウィン・バレロvs(同級2位) 本望 信人


私もさっそくチケット購入しちゃいました。今から本当に楽しみです。

帝拳ジム(チケット購入フォーム)

梅津宏治vs粟生隆寛(G+観戦)

2007年03月04日 19時01分25秒 | ボクシング
▼日本フェザー級タイトルマッチ
梅津宏治 対 粟生隆寛
結果:粟生 3-0判定勝ち(96-95、97-94、98-94)

超満員となった後楽園ホール、高校6冠でボクシング界期待のホープ「粟生」がついに日本王座に挑戦する。いつもの派手な演出は控え、気合い十分の表情で入場の粟生、対する日本王者の梅津はガンダムの入場曲で登場、こちらはリラックスした表情だ。アナウンサーによる両選手の紹介コールでは、お客さんの応援合戦が凄い。

1R挑戦者らしく先手に手を出す粟生、梅津はプレッシャーをかける。粟生の左ストレートがヒットした。粟生がクリンチにした時に、梅津が強引に振るうパンチが恐い。2R前に出ようとする梅津に粟生の返しの左ストレートがヒット。右フックのタイミングもよい。梅津は思うように前に出れない様子。3R梅津はワイルドなパンチになってきた。このラウンドも粟生の右フックと左ストレートがヒットし、序盤は粟生ペース。4R梅津は頭から入ってきて、気になるのか粟生はやや集中が途切れる。梅津のパンチを不用意にもらってしまう。このラウンド、バッティングで粟生の鼻から血が出る。5R今度は梅津がバッティングで鼻から血を出す。両者近い距離での打ち合いに展開、乱打戦は梅津のペースか。6R粟生がスピードあるコンビネーションを当てれば、梅津は体ごと振るうワイルドなパンチで応戦、目まぐるしく変わる一進一退の展開。7R粟生が足を使ってヒットアンドウェーに作戦を変更、梅津はやや疲れたかクリンチの際に手が出なくなった。8Rボディ攻撃で粟生の足を止めにきた梅津、ラウンド終盤には粟生のパンチがクリーンヒット。9R梅津が勝負をかけ前に出てきた。しかし粟生の左ストレートがカウンターでヒット。粟生は右フックも当てて、梅津は初めて効いた様子を見せた。10Rこのラウンドも粟生の右フックと左ストレートが良い。足を使って梅津をさばいていたが、最後は梅津が気合いのラッシュを見せゴング。

色んなタイプの選手と戦い、苦戦もありながら日本タイトルまできた粟生、果たして粟生は「本物か?」、期待どおりに日本タイトルを獲得した粟生は、右フックとノーモーションの左ストレートがタイミング良く、スピードもあり、やはり非凡な才能を見せた。中盤はやや攻め込まれるシーンもあったが、7Rくらいから作戦を変更する器用さも見せた。しかし、日本チャンピオンレベルにあることは判ったが、世界となると現時点ではまだまだ厳しい。梅津との押し合いに以前より力強さを見せたが、下がるとまだバランスが悪くなることがあり、もう一つ下半身に力が欲しいところ。また、クリンチ際に攻め込まれたシーンは危ない。ここらのテクニックも修正が必要だ。

初防衛に失敗したが、梅津は根性のある選手だった。かなり良いパンチをもらっていたが、それでも前に前に出てきた。最後まで手が出たスタミナと打たれ強さは素晴らしい。

最後に、粟生びいきの日テレG+の解説陣には閉口してしまった。確かに日テレ期待の選手なのは判るが、頑張って試合をしている両者に対してもう少し平等な解説を行って欲しい。

福原力也vsユキ・ウォーウィスット(G+観戦)

2007年03月04日 19時00分41秒 | ボクシング
▼フェザー級8回戦
福原力也 対 ユキ・ウォーウィスット
結果:福原 3回1分19秒KO勝ち

福原は右手骨折からの再起戦。

1R福原はフットワークを使った落ち着いた立ち上がりから、徐々に持ち前の荒々しいファイトに変わっていった。福原の力みの無い右ストレートがヒット。2R福原はやや変則な角度から放った左のパンチでダウンを奪う。その後、左フックで2度目のダウンを奪う。3Rユキが打ちに行ったところに福原の右アッパーがヒットし3度目のダウンを奪った。

まだ右手に不安があるのか、この試合は左を多用していた。今後は体重苦から階級を上げる様子。

鈴木哲記vs亀海喜寛(G+観戦)

2007年03月04日 19時00分16秒 | ボクシング
▼S・ライト級8回戦
鈴木哲記 対 亀海喜寛
結果:亀海 3回1分59秒TKO勝ち

アマチュア3冠の亀海は元日本ランカーが相手。

1Rガードの高い鈴木に、亀海はアッパーで応戦。頭を付けた打ち合いに展開。亀海の左ボディが良い。2Rワイルドでパンチを振るう鈴木、このラウンド右ストレートの連打で、亀海がダウンを奪う。3R亀海の右ショートパンチがカウンターでヒットし2度目のダウンを奪う。ロープに詰めて冷静にボディから攻撃しラッシュ、鈴木陣営はタオルを投入した。

亀海は強気だが冷静で頭のいい選手。パンチを当てる技術があり、今後が楽しみだ。