ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

亀田大毅vsビッキー・タフミル(TBS観戦)

2007年02月25日 00時03分27秒 | ボクシング
▼51.5キロ契約10回戦
亀田大毅 対 ビッキー・タフミル
結果:亀田 3回1分18秒KO勝ち

1階級落としフライ級で世界を狙う亀田大毅の8戦目は、32戦無敗の世界ランク4位の選手が相手。

1R勢いよく飛び出した大毅だが、手数は抑え、ガードを固めじっくりとプレッシャーをかける。タフミルはパンチをくり出すが、パンチが軽くこの選手に「怖さ」は感じない。1分も経つと大毅はいつもの大振りのパンチで力任せに攻め立てる。大毅がボディから上へ返すとタフミルはクリンチに逃げる。それを強引に投げ飛ばすシーンも。タフミルは早くも戦意喪失気味。2R大毅がさらにプレッシャーをかけると、タフミルは軽いパンチを出し必死に離れようとする。それでもプレッシャーに押され、2度のスリップダウン。そして3度目のスリップダウンで大毅が勢いあまりタフミルに乗っかかると、何故かマウスピースを吐き出し悶絶の表情。なかなか立ち上がらないタフミルにレフリーはダウンを取った。3RKOを狙って攻める大毅に対し、タフミルはクリンチで必死に逃げる。ロープに詰めて大毅が左ボディブローを連続で放つと、タフミルはそのまま横倒れにダウン。笑顔のような表情を見せていたタフミルはそのまま立ち上がらず、カウントアウト。

大振りの選手はこれまでも何人もいたが、ここまで大振りな選手は初めてかもしれない。大毅のパンチはまるで野球のピッチングのようだった。まだまだ8戦目なので「こんなものかな」という感じもあるが、攻撃も防御も単調で、「本物の」世界ランカークラスの相手だったら簡単に攻略されそうだ。あえて「本物の」とつけたのは、本日の相手「タフミル」が全く世界ランカーらしく無かったためだ。この選手は酷すぎる。放つパンチは非力で、全く怖さは無い。1Rの途中からは「やる気」も無くなり、世界ランカーの意地など何も無い選手だった。こんな相手と試合したところで、何の勉強(経験)になるのだろう、いろんなタイプと戦って苦労しながら次戦で日本タイトルに挑む某ホープのほうが、大いなる成長を感じる。

奇跡体験!アンビリバボー

2007年02月22日 00時04分32秒 | ボクシング
明日(22日)の19時57分からフジテレビで放送される番組「奇跡体験!アンビリバボー」で、ボクシングWBA世界スーパーフライ級チャンピオンの「名城信男」選手のストーリーが紹介されます。

対戦相手を事故で亡くす出来事を乗り越えて世界をつかんだストーリーに、同番組スタッフが注目したのです。また、番組プロデューサーは「正直、スタッフの9割が名城選手のことを知らなかった。ボクシングの話題が亀田選手一色の中で、こんな世界王者がいるのかと驚きました。夢や希望を視聴者の方に感じてもらえるのでは」とも言っています。

名城選手を知るチャンスです。是非ともお見逃し無く。

期待のホープがついに大舞台へ

2007年02月21日 23時28分11秒 | ボクシング
世界チャンピオンになった亀田興毅選手と同じくらいに世界を期待されていたホープがいる。高校時代に史上初の6冠を成し遂げ、プロデビュー後も13戦全勝(8KO)、帝拳ジムの『粟生隆寛』選手だ。

現在のボクシング界で世界を一番期待されているホープと言っても良い粟生選手が、3月3日に満を持して日本フェザー級チャンピオンに挑む。この試合はボクシングファンだけではなく、全てのスポーツファンに観ていただきたい。

粟生選手は何と3歳からボクシングを始めている。高校1年の秋からは8年間無敗で、プロアマ通算71連勝中のエリートだ。そして習志野高で史上初の高校6冠を達成している。プロデビュー前から世界を期待されるホープと言われるのも頷けるだろう。

挑戦を受ける日本チャンピオンは梅津宏治選手で、現在12勝(5KO)6敗の戦績だ。戦績だけ見ると挑戦者断然有利と思ってしまうが、この試合はそんなに簡単では無いと考える。というのも、粟生選手はアマチュア出身だけあって、ボクシングで戦うとめっぽう強いのだが、強引な相手にはボクシングスタイルを乱される場合がある。梅津選手もそこは狙っているようで、打ち合いを熱望している。梅津選手が粟生選手が戦ったこれまでの対戦相手より強いプレッシャーを掛け、乱戦にもっていくと粟生選手がピンチに陥る場面もあるだろう。

これまでも期待のホープが思わぬ伏兵に敗れたことは少なくない。だから多少の不安はあるが、粟生選手は1つ上のレベルのホープであると期待したい。この梅津選手に圧勝するようなら、本当に世界を期待してもいいだろう。この試合は真価を問われる試合、当日は深夜にTV放送もあるので、是非とも皆様には観ていただきたい。

ホルヘ・リナレスvsラミロ・ララ(G+観戦)

2007年02月04日 22時55分19秒 | ボクシング
▼フェザー級10回戦(128lbs契約)
ホルヘ・リナレス 対 ラミロ・ララ
結果:リナレス 3回1分37秒TKO勝ち

世界戦間近のリナレス。パナマの国内王者を迎え撃つ。

1R軽快なステップでララの周りをまわるリナレス。左フックがタイミング良い。得意のワンツーから左ボディのコンビネーションも見せる。スピードの差を感じたララだったが、ララのスタイルはなかなか手強そうだ。2Rリナレスの左ジャブで観客がどよめく。リナレスの試合では「恒例」だ。常に先手に仕掛け、ララはなかなか仕掛けられない。リナレスの左ボディでララが一瞬効いた。3R意を決して攻めに出たララ。しかし前に出たところに、リナレスの右ストレートが当たり大きく後退。ロープに詰まったララに対して、リナレスの怒濤の左右連打。手のでないララを見てレフリーが試合を止めた。

なかなか手強そうな相手だったが、この試合もパンチをもらわず、鋭いパンチを当てたリナレス。まったく危なげなかった。最後のラッシュも相手をよく見ていて冷静だった。是非とも世界戦を見てみたいが、王者の都合でまだ先になりそうな雰囲気。

矢代義光vs木村智仁(G+観戦)

2007年02月04日 22時54分26秒 | ボクシング
▼S・フェザー級10回戦
矢代義光 対 木村智仁
結果:矢代 2回2分32秒KO勝ち

矢代は日本ランカーになって初の試合。相手は前戦が初黒星の戦績の良い選手。

1R木村が画オードを高く上げて前へ出てくる。迎え撃つ矢代は左アッパーから右フックで応戦。良いパンチが当たったが、それでも木村は前へ出てくる。2Rラウンド中盤、木村のガードが下がったところに矢代の左ストレートが当たってダウン。なんとか立ち上がった木村に、矢代がラッシュを仕掛ける。その中で左フックが当たり2度目のダウンを奪う。悔しそうな表情を見せ再び立ち上がった木村に再度矢代がラッシュ。右フックでぐらついたところでレフリーが試合を止めた。

線は細いがパンチは強烈。打ちに行った時にガードがやや甘いところがあるが、KOが期待できる面白い選手だ。

五十嵐俊幸vsマナチャイ・シスサイソン(G+観戦)

2007年02月04日 22時53分34秒 | ボクシング
▼フライ級8回戦
五十嵐俊幸 対 マナチャイ・シスサイソン
結果:五十嵐 初回1分29秒KO勝ち

元五輪代表の五十嵐の3戦目。

向かい合うと一回り体格が大きい五十嵐。1Rすぐにプレッシャーをかける。マナチャイはロープに詰まり、ガードを上げて防御に専念したところに、五十嵐の右ボディが入り、マナチャイはダウン。10カウントを聞いた。

試合後、よっぽど会心の当たりだったのか、何度も右ボディのゼスチャーを見せた五十嵐。残念ながらこの相手ではレベルが違いすぎて良い点も悪い点も見えなかった。

今夜、必見!

2007年02月03日 22時37分23秒 | ボクシング
本日深夜2時20分から日本テレビでボクシングの放送があります。

メインイベントはホルヘ・リナレス選手がパナマ王者のラミロ・ララ選手を迎え撃ちます。
リナレス選手は、常に高い技術と攻撃力を見せてくれる、ボクシングの素晴らしさを教えてくれるボクサーの一人です。端正な顔立ちに、上手い日本語のインタビューも見所です。

是非お見逃しなく!