▼WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
フアンカルロス・サルガド 対 内山高志
結果:内山 12回2分48秒TKO勝ち
サルガドは番狂わせを演じたリナレス戦を意識してか大振りを繰り返し、フットワークもバランス悪く、決してチャンピオンとは思えない不恰好なボクシングを見せた。リナレス戦は早く終わってしまい実力は判らなかったが、やはりあの一戦はラッキーパンチだったと感じた。
リーチがあり距離が長く、やや変則なスタイルのサルガドに対して内山は最初から最後まで冷静に戦った。特になかなか上にパンチが当たらない中での左のボディ攻撃は序盤から有効で、ダメージを蓄積させたのではないか。中盤にサルガドが足を使うスタイルに変更したが、常に先手で攻め続けた内山にポイントがながれた。このまま最終回は足を使って判定に逃げても良かったが、KOにこだわって倒しに行ったのは見事。サルガドの実力不足により世界戦としてはやや凡戦に思えた一戦を見事に締めた。
内山の実力は以前より認めていて、期待通り世界チャンピオンとなった。しかし実力が試されるのは今後の防衛戦となる。ハードパンチは魅力的なので、強い相手を選んで実績を積んでほしい。
フアンカルロス・サルガド 対 内山高志
結果:内山 12回2分48秒TKO勝ち
サルガドは番狂わせを演じたリナレス戦を意識してか大振りを繰り返し、フットワークもバランス悪く、決してチャンピオンとは思えない不恰好なボクシングを見せた。リナレス戦は早く終わってしまい実力は判らなかったが、やはりあの一戦はラッキーパンチだったと感じた。
リーチがあり距離が長く、やや変則なスタイルのサルガドに対して内山は最初から最後まで冷静に戦った。特になかなか上にパンチが当たらない中での左のボディ攻撃は序盤から有効で、ダメージを蓄積させたのではないか。中盤にサルガドが足を使うスタイルに変更したが、常に先手で攻め続けた内山にポイントがながれた。このまま最終回は足を使って判定に逃げても良かったが、KOにこだわって倒しに行ったのは見事。サルガドの実力不足により世界戦としてはやや凡戦に思えた一戦を見事に締めた。
内山の実力は以前より認めていて、期待通り世界チャンピオンとなった。しかし実力が試されるのは今後の防衛戦となる。ハードパンチは魅力的なので、強い相手を選んで実績を積んでほしい。