ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

WBC世界フェザー級タイトルマッチ(結果あり)

2006年01月29日 23時08分35秒 | ボクシング
本日福岡で行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチ、王者の池仁珍と挑戦者の越本隆志の一戦は、僅差の判定で越本選手が勝ち、新王者となりました。この勝ちには輪島功一の持つ世界王座奪取の日本人最年長記録(32歳9カ月)を更新、フェザー級では柴田国明選手以来34年ぶりの快挙、また九州のジムからは初めての世界王者誕生という記録づくめの勝利でした。

関東地方での放送は無かったので、某掲示板サイトにてリアルタイムに状況を確認しました。また、先ほどNHKのスポーツニュースで少しの映像を観たというそれだけの情報での感想ですが、相手が勝っていたと言われてもしょうがないような拮抗した試合だったようです。王者の池選手はブランクの影響からかスピードも無く、終盤にはガス欠になるという今までにない不出来だったようで、それであれば越本選手はもっと誰が見ても明確な判定勝ちが出来なかったかと残念な思いでした。しかしNHKで見た越本選手も年齢の影響か、以前見た6年前の世界戦に比べパンチのスピードが落ち大分衰えた印象でしたので、今回は勝ててラッキーだったように思います。

それでも前回の世界戦から6年間、なかなか世界戦が決まらない中で戦い続けた精神力には本当に感心します。また、6年前の練習中に肩の筋肉を断裂する重傷を負っていたとのこと、苦労しても夢を追い続け、夢を叶えた姿は感動と勇気を与えることでしょう。本当におめでとうございます。

初めての会場観戦

2006年01月26日 23時42分17秒 | ボクシング
三谷大和対ホセ・フリオ・カルドナ(1996.06.10/後楽園ホール)。記念すべき私が初めてボクシングを生で観戦した試合がこの試合です。

その日、会社が早く終わって暇だったので「今日誰かの試合があったような...それをみにいくか」って誰の試合かわからずに後楽園ホールへ向かいました。

後楽園ホールの入り口にあるポスターをみてみると三谷大和のノンタイトル戦でした。

手数が少なく、追い込まれるとクリンチばかりするこのボクサーを私は正直あまり好きではなかったのですが、せっかくきたのだし、一番安いチケット買って入ることにしました。試合は世界ランカーの三谷の圧勝でしたが、パンチのあたる音。観客のヤジ。リングの明るさ。全てがテレビと比べ物にならない程の迫力に驚きました。

最初はボクシング会場って怖いってイメージがありましたが、そんなことはありませんでした。世界戦では女の人や子供も観にきています。興味があるのでしたら一度行ってみてください。感動しますよ。

エリック・モラレスvsマニー・パッキャオ(WOWOW観戦)

2006年01月25日 00時32分24秒 | ボクシング
▼WBC世界S・フェザー級挑戦者決定戦
エリック・モラレス 対 マニー・パッキャオ
結果:パッキャオ 10回2分33秒KO勝ち

昨年3月に両者は戦っており、その際は判定でモラレスが勝っている。リマッチとなる今回、両者が登場すると会場は大声援となった。

1R両者鋭いパンチを交換。このラウンド早くもシーソーゲームの予感。2Rパッキャオが前に出る。パッキャオの左でモラレスがバランスを崩すと会場の熱気も最高潮。3Rモラレスの左右のストレートが良い。パッキャオが思うように前に出れなくなる。モラレスペース。6Rパッキャオの左ストレートが当たり勢いづく。7Rはパッキャオが細かいパンチで優位に立つ。8R下がりながらもカウンターを狙うモラレスだったが、パッキャオのボディ攻撃で動きが鈍くなる。パッキャオペース。10Rボディを集中して狙うパッキャオ。最後はストレートでダウンを奪う。立ち上がったモラレスだがパッキャオにラッシュされて力尽きた。

前戦に引き続き熱戦となったが、まさかKOで勝負がつくとは思わなかった。モラレスはパンチをまともにもらいすぎで、このところ続いている激戦の疲れが出ているようだった。この試合で勝ったパッキャオの商品価値はまた上がる見込みで、これからもビックマッチが予想される。

マーティン・カスティージョvsアレクサンデル・ムニョス(WOWOW観戦)

2006年01月25日 00時31分56秒 | ボクシング
▼WBA世界S・フライ級タイトルマッチ
マーティン・カスティージョ 対 アレクサンデル・ムニョス
結果:カスティージョ 2-1判定勝ち(116-111、115-112、112-115)

日本でお馴染みの2人がリマッチ。勝者には日本の名城信男選手が挑戦するため、日本のファンも注目のカードだ。

1R早くも両者打ち合いを展開。カスティージョの左フック、ムニョスの右ストレートが調子いい。1分過ぎにムニョスがカスティージョをコーナーに追い込み、右フックでダウンを奪う。2Rはやや静かな展開だったが、3Rも両者危険な打ち合いを繰りひろげる。4Rボディから上への攻撃が良いカスティージョ。ムニョスはやや打ち疲れたか手数が減る。5Rバッティングで流血したカスティージョだったが、ムニョスのパンチを見きったか、スウェーでパンチをよける。カスティージョペース。7Rはムニョスの強烈な右アッパーが当たる。8R前半は休んでいたムニョスだが終盤に右を相打ち、カスティージョがぐらつく。ここらはムニョスペース。9R右目が腫れてきたムニョス、両者ノーガードでの打ち合いを展開。11Rムニョスが失速。カスティージョの右でムニョスがぐらつく。12R逃げのムニョスで再びカスティージョペースで試合終了。

ペースが目まぐるしく変わるシーソーゲーム。両者パンチがあり目の離せない良い試合。私の採点は114-113でカスティージョだった。カスティージョは強いが名城にとってはムニョスより勝機があると思う。頑張って欲しい。

榎 洋之vsデンタクシン・スーンギラーノーイナイ(G+観戦)

2006年01月21日 23時03分59秒 | ボクシング
▼東洋太平洋フェザー級王座決定戦
榎 洋之 対 デンタクシン・スーンギラーノーイナイ
結果:榎 2回1分22秒KO勝ち

1月に世界戦を行う越本選手の返上したベルトを元日本王者榎とタイ王者があらそう。しかしこのタイ王者は東洋太平洋ランキング7位で戦績もそこそこと少し物足りない感もある。

1R様子見の榎だったが、徐々に得意の左ジャブが出始める。デンタクシンもパンチを振るうが、榎はパンチが見えておりスウェーでしっかりよける。しかしパンチはありそうだ。2Rデンタクシンはサウスポーにスイッチしたりと榎をかく乱させようとする。しかし榎の左ボディブローが入るとワンテンポ遅れてあっさりとダウンする。立ち上がったデンタクシンだったが榎は立て続けにボディで2度3度とダウンを追加し試合終了となった。

日本東洋と順調にのぼってきた榎だが、この相手では勝って当たり前。次戦では世界ランカークラスの相手で実力を証明したい。

阿部 元一vs渡邉 一久(G+観戦)

2006年01月21日 23時03分13秒 | ボクシング
▼日本フェザー級王座決定戦
阿部 元一 対 渡邉 一久
結果:渡邉 初回1分59秒KO勝ち

日本フェザー級チャンピオンカーニバル。本望選手の返上したベルトをこれが日本タイトル3度目の挑戦となる阿部と現在8連勝中、勢いがある渡邊の戦い。両陣営とも「のぼり」が出て応援合戦が凄い。そんな中入場した両者は気合いが入った表情だ。

1Rガードを固めて前傾姿勢でプレッシャーをかける阿部。対する渡邊は左ジャブを出し距離をつくる。開始1分頃、阿部のガードの間を突き刺す渡邊の右アッパーでダウンを奪う。すぐに立ち上がった阿部だったが足下がふらつき、渡邊のラッシュで2度目のダウンをする。その際、ダウン後のパンチで渡邊が減点される。試合再開後、3度目のダウンを狙いラッシュする渡邊、最後の力を振り絞って応戦した阿部だったが、最後は足がもつれたようにダウンし試合終了。

予想しなかった渡邊の1RKO勝ち。これには驚いた。渡邊は帝拳ジムのホープ「粟生」選手と戦いたいとのこと。これが決まれば勢いのある者同士、面白い試合になりそうだ。

長谷川選手の対戦相手決定

2006年01月19日 00時28分23秒 | ボクシング
WBC世界バンタム級王者「長谷川穂積」選手の2度目の防衛戦の相手が決まった。相手は前王者のウィラポン・ナコンルアンプロモーション。3月25日、地元神戸の神戸ワールド記念ホールで行われる。

対戦相手は2転3転したようだが、ウィラポンに落ち着いたのは長谷川のモチベーション的にも良かったと思う。前戦では文句なしの判定勝ちにも、「ウィラポンの調子が悪かった」など一部で意見があり、長谷川自身も「自分の中ではベルトを借りている状態だと思っている。この試合に勝てば完全に自分のベルトになる」と再戦に意欲を燃やしている。今回は地元神戸での戦いにモチベーションもさらに上がることだろう。

私自身は前戦よりもはっきりとした形(KOもある)で長谷川が勝てると予想する。

坂本 博之vsマンコーントン・ポルソンクラム(G+観戦)

2006年01月19日 00時27分12秒 | ボクシング
▼S・ライト級 10回戦
坂本 博之 対 マンコーントン・ポルソンクラム
結果:坂本 3回1分4秒KO勝ち

この日の会場は満員。それはこの日の主役である坂本の人気を示すものだった。 腰の手術から復帰した坂本は前戦で復帰戦を行うも、日本ランカー柏樹にまさかの敗戦。この試合は本来の階級に戻し、再度の復帰戦となる。

1R左ジャブが多く出て丁寧なスタートをきった坂本。ワンツーの右と左ボディがタイミングよい。この回早くも左フックでぐらつかせる。2R坂本はワンツーでダウンを奪う。マンコーントンの反撃にもディフェンスに気をつかっている様子。このラウンド終了間際にワイルドな右フックで再びダウンを奪う。3R坂本はボディの連打から左フックを決めて3度目のダウンを奪う。すぐに立ち上がったマンコーントンだが、狙いすました右ストレートで4度目のダウンを追加。レフリーが一方的な試合を止めた。

相手のレベルも低くかったし、坂本も全盛期に比べれば動きにキレが無かった。しかし多くの観客が待っていたは坂本のKO勝ちの姿。これには満足したと思う。とにかく坂本は人気がある。ファンが応援し坂本は力をもらう、坂本のファイトでファンは勇気をもらう。良い関係だと思った。

真鍋 圭太vs小堀 祐介(G+観戦)

2006年01月19日 00時26分16秒 | ボクシング
▼日本S・フェザー級王座決定戦
真鍋 圭太 対 小堀 祐介
結果:小堀 2回3分TKO勝ち

本年度チャンピオン・カーニバル開幕戦であり、屈指の好カード。リック吉村と入場した真鍋はいつも通り笑顔が見えリラックスした表情。小堀は逆に静かだが落ち着いている感じだ。

1R開始早々左フックを当てる真鍋。対する小堀は右ストレートの3連打が出てロープに詰める。その後は真鍋が左ジャブをテンポ良く出して距離をつくった。2R小堀のプレスが強まり若干両者の距離がつまった。打ち合いを展開。そこで小堀が左ボディから真鍋の左にかぶして右フックを当て綺麗なダウンを奪う。何とか立ち上がった真鍋だったが、小堀が大振りにならず細かい連打で終了のゴングと同時に2度目のダウンを奪い試合終了。

とても綺麗で印象的なダウンシーンだった。豪快に勝ってきた真鍋は負けるときも真鍋らしい。悔しい敗戦にも笑顔で相手を讃えた真鍋。この選手本当に好感が持てる。小堀は以前から良い選手と思っていて応援していた選手で、期待通りに日本チャンピオンになって嬉しかった。

本日の試合

2006年01月14日 09時15分10秒 | ボクシング
本日は後楽園ホールでボクシングがあります。

まず人気者「坂本博之」選手の復帰戦があります。昨年5月の再起戦で柏樹選手に敗れてしまいましたが、これが仕切直しの一戦。やはりこの選手はKO勝ちが似合います。久しぶりに豪打が観たいものです。

セミにはチャンピオンカーニバルで日本S・フェザー級タイトルマッチがあります。チャンピオンだった「本望信人」選手が返上したベルトを同級2位「真鍋圭太」選手と同級3位「小堀祐介」で争います。この試合は注目です。両者とも好選手、実力者です。真鍋選手の魅力は何といってもハードパンチ。小堀選手はテクニックが魅力。どちらが勝つかは予想が難しいですが、いい試合を期待します。