共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

圧巻

2014年04月28日 18時30分46秒 | 日記
《御感の藤》の棚の中に入りました。実に見事な藤棚です。ここで写真を撮っていると、何とも言えない藤の花独特の甘い香りに包まれて、少し酔いそうになります。

それにしてもこうして見ると、まるで花が頭上から降り注いでくるかのような感覚になります。大正天皇の皇太子時代にはここまで大きくはなかったかも…いや、でももしかしたら『召馬に騎乗したままで入り込めてしまった』ということは、意外と当時もこれに近いくらいは立派な藤だったのかも知れません。

奥に写っている立派な幹から幾つにも別れた枝が棚に沿って伸びていて、目測、東西は5~6m程ですが、南北には20mはあろうかという規模で広がっています。何しろ、ここのすぐ横にある伊豆急バスのバス停の名前もズバリ『藤棚』というくらいですから、その存在感が推測して頂けるかと思います。

5月3日には《小田原北条五代祭り》が開催されますが、その頃にちょうど満開になっているかも知れません。勿論お祭りも楽しいと思いますが、もしお時間があれば、大正天皇もお感じになったというこの藤の花を是非御覧になって、甘い香りに包まれてみては如何でしょうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 御感の藤 | トップ | いろいろと久しぶり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。