共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

丸投げ企画で日本語クイズ

2023年02月09日 18時40分18秒 | 日記
今日は、いつもと違う小学校の放課後子ども教室のある日でした。

基本的には宿題をしたり算数や国語のプリントを解いたりして過ごすのですが、それたけだと新鮮味に欠けるので、いろいろと企画を立てて子どもたちにさせるようにしています。ただ、先週の折り紙コマもその一環でしたが、最近はその企画が私に丸投げされることが多くて困っています。

今日も今日とて私に丸投げされたのでどうしようかと思ったのですが、以前考えて他所で使ったクイズをしてみることにしました。それが『ものの数え方クイズ』というものです。

これは日本語での様々な物の数え方を考えて答えさせるというもので、問題は



このようになっています。基本、小学校1〜2年生が対象のクイズなので、若干甘いところもあるのは否めません(汗)。

さて、拙ブログを御覧の皆様は、この10問が解けますでしょうか。

ご存知の方もおられるかと思いますが、正解は

①紙⇒一枚
②はさみ⇒一丁
③本⇒一冊
④テープ⇒一巻き(ひとまき)
⑤机⇒一脚
⑥靴下⇒一足
⑦手袋⇒一双(いっそう)
⑧花⇒一輪
⑨箸⇒一膳
⑩傘⇒一張(ひとはり)

です。子どもたちの解答を見てみると、②④⑦⑨⑩が不正解の子が殆どでした。

はさみに限らず、刃物の数を数える時は日本語では『丁』を使うことが多いようで、テープ=セロテープは一本の長いフィルムを芯に巻いて作られていることから『巻き』が使われています。手袋やイヤリングといった上半身に使う一対の物は『双』が使われ、傘やテントや提灯といった布や紙を張って作られているものは『張り』が使われています。

そして、子どもたちの間違いが一番多かったのが箸でした。一番多かった答えが『一組』というものでしたが、二本一組で使う箸はあくまでも『膳』だということを説明してプリントに書きこませました。

子どもたちは口々に感想を述べていましたが、概ね楽しんでくれていたようで安堵しました。またこういった日本語に関する問題を作っておいて、不意な無茶振りに対応できるようにしておこうと思います(笑)。

明日は朝から本格的な降雪が予想されています。小田急線のホームで電車を待っている間にも、構内放送で雪でのダイヤの乱れと対策が盛んに呼びかけられていましたが、さてどうなりますでしょうか。


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