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共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

言葉遣いに気をつけろ

2021年04月26日 18時15分50秒 | 日記
今日は小学校勤務の無い日だったので、ひたすら家にいました。緊急事態宣言発令下でもあるので、ちょうどいいのかも知れません。

いろいろとしていたら、突然呼び鈴が鳴りました。宅配便が来る予定も無いのに何かと思ったら、○uひかりのセールスでした。

一瞬

『面倒くさいな…』

と思いつつ、返事をしてしまった手前居留守を使うわけにもいかずに、とりあえず話だけでも聞いてみることちしたのです。

玄関の扉を開けると、若い男性が2人立っていました。そして、我が家のある地域で○uひかりWi-Fiの繋がりが良くなると言って



盛んに私が先日工事したSoftbank光とのギガ数や料金プランの違いを一方的にペラペラと説明し始めました。

それ自体は、別にどうと言うことはありませんでした。ただ、言葉の端々に

「お父さんの家では…」
「お父さんが今使っている回線は…」
「お父さんとこのWi-Fiの繋がり具合は…」

と、やたらと『お父さん』という呼称を挟んできたのが気になってしまったのです。

なので、つい

「あのさ、さっきから『お父さん』って言ってるけど、それって私のことかな?」

と聞いてみると、説明していた男性は

「あ、はい。お客さんのことですけど。」

と返してきました。なので、

「私はアンタみたいな息子を知らないね。」

と言って扉を閉めました。扉の外では先程の2人がしばらく立っていたようで、何度か呼び鈴を押したり扉をノックしたりしていましたが、しばらくすると諦めたのか気配が消えました。

見た目20代であろう彼らからしたら、半世紀生き長らえてきたオッサンは確かに『お父さん』世代なのでしょう。そのくらい老けて見えたことを否定する気も抗う気も毛頭ありませんが、それでも、仮にも契約締結を目的としたセールストークをする者として初対面の人間をつかまえて『お父さん』は無い…と思ってしまったのも事実です。

もしかしたら私が言葉尻に細か過ぎるのかも知れませんが、こういう事例も生みかねないということをあの若者たちに学んでもらえたらいいと思っています。ただ、うるせぇジジイだとは思われただろうなぁ…。

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2 コメント

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Unknown (まう)
2021-04-29 13:40:39
こんにちわ
初めまして

最近 特に言葉遣いが気になるようになりました。
自分がちゃんとできているとは決して言えませんが。
人の話す言葉が気になります。
「日本語間違ってるよ」
と言いたいことしばしばです。

その「おとうさん」って呼び方は気になりますね。
わりと使う方多いようです。
もちろん女性には「おかあさん」
若い営業の方からは少し年配の人に対しての親しみこめた呼び方なのかもしれません。

以前とある量販店でアンケートに答えてるときに
後ろで待つ夫のことを「おとうさん」と言った女性がいました。
どう見ても夫と親子には見えないだろうし(笑)
今は普通に若い方の男性に対する呼び方なのかもしれません。
会社は若い方の言葉遣いの教育をしてあげてほしいですね。
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Unknown (johannsebastianbach_1971)
2021-04-30 00:35:46
初めまして。コメント有り難うございます。

『ら抜き(食べれる等)』や『さ入れ(読まさせて頂く等)』を筆頭とした日本語の乱れは、ここ数年益々顕著になってきているようです。そして、それを直すことのできない大人も随分と増えました。

個人的には、中年を「お父さん」「お母さん」と呼んでいいのは余程親しい間柄でのことであって、初対面のビジネストークの場面では使うべきではないと考えています。例えは悪いですが、夜の街で誰カレ構わず「シャチョーさん」と呼んでくる呑み屋のホステスと大して変わりません。

自戒の意味も込めて、今回このスレッドをあげました。私自身も、知らないうちにおかしな日本語を使ってしまわないよう気をつけたいと思います。
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