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共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

様変わりしてしまった小山田神社の大賀ハス畑

2025年07月22日 11時22分33秒 | 
学校が夏休みだというのに、習慣というものは恐ろしいもので今日もいつものように早く起きてしまいました。それで、折角なので早朝から出かけてみることにしました。

小田急線に乗って町田駅に向かい、そこから小山田行きのバスに乗ること20分ほどで桜橋というバス停に到着します。そこから歩いてほどなくすると、小山田神社という小さな御社が見えてきます。

この御社の周りには大賀ハスが植えられていて、



今年も美しい花を咲かせていました。雲ひとつない空からジリジリと降り注ぐ陽の光を受けて、







様々な蓮の花が微風にそよいでいました。

ここは水田が近いこともあって、蓮の花を観ている間に



シオカラトンボや



クロイトトンボたちが盛んに飛び回っていました。また、蓮の花には



ハナアブがやってきて、蜜や花粉を集めていました。



一見すると昨年と変わらぬ景色のようなのですが、御社の裏手に回ってみてビックリ!昨年度から始まっていた緑地公園化がかなり進んでいました。かつて小山田神社の裏手には



広大な大賀ハス畑が広がっていたのですが、今日来てみたら



それらが全て取り払われ、歩道や遊具が設置されていました。

横に回り込んだところにも



見渡す限りの大賀ハスが広がっていたのですが、今では



何もない人工池があるばかりで、蓮はどこにも見当たりません。昨年見た看板では



もう少し蓮田が残る感じに描かれていたのですが、どうやらそれが大幅に縮小してしまったようです。

こちらの大賀ハス畑は



障害者支援団体の社会福祉法人まちだ育成会と、そこが運営している町田市大賀藕絲(ぐうし)館が、蓮の茎から繊維を採って藕絲という蓮糸を紡いで織物にしたり、蓮の実を採ってお菓子に加工したりするために栽培しているものです。蓮の花が開花する時期には一般に公開しているのですが、もしかしたら畑を維持できるほどの人員と予算が不足しているのかも知れません。

日陰のほとんどない場所でしたが、それでも美しい大賀ハスの花を間近に堪能することができました。蓮の花は今がまさにピークですから、他の蓮の名所にも行ってみたいと思います。

ただ、蓮の花は早朝が見頃で昼には開ききった花が散り始めてしまうため、私にとっては早朝に公共交通機関で行けるところに限られます。そんな都合のいいところはそう多くないのですが、何とか探してみるつもりです。


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