曇りがちながら、今日はなかなかの快適な陽気に恵まれました。梅雨入り前のこの時期は、日本の初夏の頃でも一番いい季節ではなかろうかと思います。
ところで、今日はひたすらデスクワークをしながら安静という名のグウタラ生活を営んでおりました。そんな時、最近は祖父から譲り受けたレコードを聴いていることが多く、針音の向こうから聞こえてくる名演を楽しんでおります。
いろいろとあるにはあるのですが、ここ最近ヘヴィーローテーション気味なのがエルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるベートーヴェンの交響曲第6番《田園》です。この《田園》は私が幼稚園児くらいの頃からずっと聴き続けているもので、おかげですっかり私の中での《田園》の演奏の基軸になっています。
恐らく相当な大編成で演奏しているであろうと思われる分厚さなのですが、何とも言えない颯爽とした感じが堪らないのです。これは勿論、巨匠アンセルメのドライビングテクニックの成せる業なのですが、オケと指揮者とがきちんと結び合うとこんなにも幸せなアンサンブルが成立するんだということを実感させられて、心底羨ましくなるのです。
不肖私にも、実は何度かそんな一種の『ゾーン』に入ったような演奏会に参加していたことがありました。その時の感動と言ったら…あの『ゾーン』が忘れられなくて、今でも音楽を続けていると言っても過言ではないくらいです。あんな経験を、残り半生であとどのくらい体験できるのか…。
ダメ元で検索してみたらYoutubeに演奏が載っていたので転載しました。是非低音を充実させた環境でお聴きになってみてください
アンセルメ、ベートーヴェン交響曲第6番「田園」
ところで、今日はひたすらデスクワークをしながら安静という名のグウタラ生活を営んでおりました。そんな時、最近は祖父から譲り受けたレコードを聴いていることが多く、針音の向こうから聞こえてくる名演を楽しんでおります。
いろいろとあるにはあるのですが、ここ最近ヘヴィーローテーション気味なのがエルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるベートーヴェンの交響曲第6番《田園》です。この《田園》は私が幼稚園児くらいの頃からずっと聴き続けているもので、おかげですっかり私の中での《田園》の演奏の基軸になっています。
恐らく相当な大編成で演奏しているであろうと思われる分厚さなのですが、何とも言えない颯爽とした感じが堪らないのです。これは勿論、巨匠アンセルメのドライビングテクニックの成せる業なのですが、オケと指揮者とがきちんと結び合うとこんなにも幸せなアンサンブルが成立するんだということを実感させられて、心底羨ましくなるのです。
不肖私にも、実は何度かそんな一種の『ゾーン』に入ったような演奏会に参加していたことがありました。その時の感動と言ったら…あの『ゾーン』が忘れられなくて、今でも音楽を続けていると言っても過言ではないくらいです。あんな経験を、残り半生であとどのくらい体験できるのか…。
ダメ元で検索してみたらYoutubeに演奏が載っていたので転載しました。是非低音を充実させた環境でお聴きになってみてください
アンセルメ、ベートーヴェン交響曲第6番「田園」