今日は勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室の日でした。今日は子どもも大人も参加人数が少なく、特別なことがあまりできないまま終わってしまった感じでした。
後片付けを済ませて駅までの道を歩いていると、

あちこちで道路工事が行われていることに気づきました。工事の内容としては『ボックスカルバート工事』というもので、

長年使い込んだ水路を新しいものに交換するというものです。
先月埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けてか関係者が現場内外で盛んに声を掛け合っていて、端で聞いていても現場が緊迫していることが分かりました。勿論、この時期に日本各地で見られる予算使い切りのための工事と見ることもできますが、あのような大事故が発生したことはどこかで意識しなければならなくなっているのでしょう。
高度経済成長期に埋設された国内の主だった水道管は、60年前後の時が経過していて大変危険な状況にあるわけです。八潮市のような事態を回避するために各自治体で行われている公共工事では、より慎重に、かつ期日までに完成させるべく関係者各位が奮闘しておられます。
今我々にできることは、こうした公共工事が円滑に終わることを見守ること、そして未だ発見に至っていない八潮市の事故被害者が見つかることです。そんなことをしみじみと思いおながら、駅へと歩みを進めたのでありました。