【ステーキ漂流記season2】
144軒目/通算330軒目(錦糸町)「ワインの酒場 ディプント 錦糸町店」アンガス牛のステーキ
数日前に錦糸町駅南口近くに10月1日にオープンする店を見つけた。
「ワインの酒場 ディプント」。
記憶力がよろしくない俺は単純に
「あ、錦糸町にまた新しい店が出来るのか」
と素直に喜んだ。
で、今日、店がオープンする日にあわせてわざわざやって来た。
中に入ると、いかにも西洋風居酒屋=バルの雰囲気。
と、同時にふとデ・ジャブが。
ん、この店、行ったことがあるな?
あっ、
これ、上野の「ディプント」と同じじゃん。
てかさ、
そうだよ。
自分のブログ【ステーキ漂流記】を見て分かったが、上野にある「ワインの酒場 ディプント」の錦糸町店じゃん。
このカウンターの感じ、オブジェの缶詰め、同じやん。
てか、メニューもほぼ同じ。
あああああああああ、
これ、わざわざ行く意味あったかな?
うーん、上野店と錦糸町店で空間が違うから違う店、と自分に言い聞かせる。
赤ワインと前菜のパンが配膳。
これも同じやややややややややややや!
パン、当然ながら可もなく不可もなく。
とりあえず、パンをおかわりする。
バターもないので当然飽きる。
なんだよ、これは?
秋のパン祭りかよ(笑)。
「パンのおかわりいかがですか?」
ってさ、サービスは良いよ。
でも、パンばっかりじゃ流石に飽きる。「キムラヤ」みたいに美味しいのならともかく、そういう地味なパン祭りはありがた迷惑。
ステーキは頼んで30分で配膳。
基本的にステーキは待つ食べ物だけど30分までが限度。まあ、オープン初日とあって混んでるから仕方ないがね。
ニュージーランド産のアンガス牛のステーキを一口。
……。
うん、地味だな~。
まあ、輸入牛だからこんなもんだし、想定内。
知ってた。
1560円じゃこんなもんだよ。
上野店では4つ星だったけど、3つ星かな。オープン初日とあってサービスは良かったけど、
サービスが良いだけでは、
墨田区錦糸町を生き抜くには前途多難だね。
総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ(=塩&西洋わさび):★★★
付け合わせ:なし
雰囲気:★★★
サービス:★★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
140軒目(錦糸町)「ビリー・ザ・キッド 錦糸町店」テキサス・ステーキ
定期訪問。
上旬、中旬、下旬とだいたい10日おきに行けば丁度いいかな。
値段、焼き、出る早さなどが丁度いい。定期的に行きたくなる。それがビリーことビリー・ザ・キッド。
店に入る。
今日は結構空いてる。野郎4人のみ。
テキサス・ステーキとエローテ(コーンバター)を頼む。
まずはいつものビリーの赤いサラダが配膳。
そして、エローテが配膳。
これ、多いね~(笑)。それでいいんだけどね。
すると、サラダが食べ終わったぐらいでステーキ配膳。
お、いつもより早くね?
あ、お客が少ないからか。
前菜のエローテは後菜(?)に。
にしても、相変わらずごっついテキサス・ステーキ!
一口。
豪快なビッグステーキ!
うまし!
五口ぐらいまではなにもつけずにザクザク食べる。レア具合もよし。
途中からいつものおろしニンニク。これでスパイシーになる。
いつもは質を重視だが、たまにはガッツリもいいね!
テキサス・ステーキをバクバク食った後にエローテ。これまた意外にも量がある。途中でいつもの〆のコーヒーをアイスで頼むと……
なんと、氷を持ってきてくれる神対応‼‼
些細なことだが感動した!
こうして今宵も美味しいビリー劇場が幕を閉じた。
総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★★
エローテ:★★★★
雰囲気:★★★★
サービス:★★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
137軒目/通算327軒目(錦糸町)「ヒレ肉の宝山 錦糸町店」ヒレの極厚ステーキ
今度は映画を観た後のステーキ。そうなれば、これまで目をつけていたけど、入れなかった店に行っちゃえだ。
その店は「ヒレ肉の宝山」。行ってそうで行ってなかった。墨田区の店訪問100回目としてはいいんじゃないかな? しかも、ホームグラウンドの錦糸町で、新店である。
100回訪問とは言っても、7割か8割は錦糸町の店じゃないかな?
「いきなり! ステーキ」や「叙々苑」、「ビリー・ザ・キッド」など複数回行ってる店もあるが、ステーキハウスから洋食屋、イタリアン、焼肉屋などあらゆる業種のステーキ提供店が揃ってる。本当、【ステーキ漂流記】をやるにはもってこいのホームグラウンドだ。
「ヒレ肉の宝山」に入り、カウンターの席に案内される。メニューを見てもどのメニューが黒毛和牛かわからないので、店員に
「この店で一番いい牛を使ってるの、どれ?」
とストレートな質問を投げる。
すると店員は、5000円するシャトーブリアンを
「国産です」
と勧めてきた。
国産ねぇ。
ボクはこれに対して、
「黒毛和牛なの?」
と訊く。
すると店員は
「いや…」
と返したので、
3000円のUS産のヒレの極厚ステーキを頼んだ。
国産っていうのは気をつけなきゃいけない言葉だよね。
ふと、店内を見回す。全員20~30代。ぼっちの俺以外はカップル。店内は「ステイ・アライブ」や「ハッスル」などディスコやソウルナンバーがかかる。基本的には焼肉屋スタイルなんだけど、中にはボクが頼んだ極厚ステーキなどグリルをしてくれるメニューもある。けど、外国産が中心なら決して安くはない。
そんなこんなを考えてたらヒレステーキ配膳。
200g、流石に肉厚。
パッと見、ハンバーグみたいな外観だが、上にタマネギを刻んだシャリアピンソースがかかっている。これにペッパー仕立て。
まずは一口。
ん、ペッパー効きすぎ。
相撲やプロレス用語の「しょっぱい」の語源通り、塩(この場合は胡椒だが)をかけすぎて大味。
けど、「しょっぱいよぉ!」と言うほどの塩対応かと言うと、まあ怒るほどではなく、むしろ旨味があまりないUS産のヒレ肉に色をつけた感じである。「不味い」とは言わせない力ずくのペッパーである。
うーん、こんなもんか。「ヒレ肉の宝山」は。
店員はそれほど塩ではなかったが、そもそものこの店というか企業全体が塩体質とみた。
総合:★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
胡椒:★★
雰囲気:★★
リーズナブル:★★
【ステーキ漂流記season2】
136軒目/326軒目(錦糸町)「Kawara CAFE&DINING」オーストラリア産葡萄牛のステーキ
実は2軒程アウトテイクがあるが、先に今日のを書く。ほっかほかな内にね。
土曜日に見た『ハドソン川の奇跡』がいまいちだったんだけど、どうにもモヤモヤしてね。『ジャージーボーイズ』や『アメリカン・スナイパー』が神ってた作品だっただけに、どうしてもギャップがあるんだよな~。
ということで、時間的に丁度いいのが我がホームグラウンド錦糸町の楽天地シネマだったので、映画の前にサクッとステーキを食べることに。この「サクッと」というシチュエーションにうってつけの試したい店があった。錦糸町の駅ビル「テルミナ」5階のレストラン街にあるオシャレなカフェ&ダイニング「Kawara CAFE&DINING」だ。
ここにオーストラリア産ながらもステーキメニューがある。そう、はじめからオーストラリア産というのが分かるとあんまりテンションが上がらない。ただ、普通のオーストラリア産ではない。葡萄牛なのだ。通常、オーストラリア産は大麦を餌にした大麦牛か牧草牛が相場だが、希にワイン用の葡萄で育てた葡萄牛がある。日本でもビールの麦芽を餌にした牛がいるが、それと似たような感じだろう。
17時過ぎにオシャレなオシャレな「Kawara CAFE&DINING」へ。
さっそく、葡萄牛のステーキと赤ワイン、それと前菜にアンチョビとクリームチーズのポテトサラダを頼む。
まず、アンチョビとクリームチーズのポテトサラダ。
正直、アンチョビ、少なっ。ほとんどクリームチーズのポテトサラダだが、まあ良い。こんなもんでしょ。
さらにしばらくして、ステーキ配膳。
ほうほう、付け合わせのプチトマト他サラダが色彩豊かなオシャレ系ステーキ。
まずは一口。
うん、柔らかい。旨味はないが、肉自体にまろやかさがある。タレがないと寂しいかな。
二口目はタレがついている所を。
お、悪くない。
工夫はしている。
けど、俺は思ったよ。
これ、ニンニクもいいけど、赤ワインソースの方がもっと引き立つんじゃないか?
試しに肉を口に入れて、赤ワインをちびっと飲み、食べるとちょっとベターになっている。
葡萄牛を見つけたのはいいが、まだまだ改良の余地あり、とみた。
まあ、映画を観る前なら丁度いいかな。
総合:★★★
素材:★★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
前菜:★★★
雰囲気:★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
132軒目/通算322軒目(鐘ヶ淵)「レストラン リヨン」サーロインステーキ
錦糸町以外の墨田区をハシゴ。二軒目もランチでステーキを出す洋食屋さん。
っていうか、初鐘ヶ淵。
駅を出て目的地に歩を進める。これまたちょっと歩いて墨堤通りに出ると、これまた寂しい通りを歩くことに。途中真ん中辺りに人気があるラーメン屋がある以外はコンビニが2軒あるだけで、営業してない店や会社が目につく。墨田区のディープな場所に来た気分。そんな中で「レストラン リヨン」の看板が見えた。あった! 徒歩8分近くは歩いたかな。
中に入ると、
またまたこじんまりとした洋食屋ワールド。ザ・下町の洋食屋さん、である。
さっそくサーロインステーキと赤ワイングラス、あと前菜的にエビフライを1尾を頼む。
谷啓にちょい似のシェフが「1尾からでも構いませんよ。ウチのは大きいから」と言う。正直この時はあまり気に止めていなかった。
まずは赤ワインが来たが、同時に手製のミートパイがサービスで来た。
こうしたおもてなしが下町の洋食屋さんらしいよね。
そして、前菜として頼んだエビフライ。
不覚にもびっくりした(笑)。シェフのおじさんの言う通りだった。
まさかエビラみたいなのが来るとは思わなかった。これは肉厚で確かに絶品モノだった。
そして、ステーキ配膳。
その前に150gのステーキを食べて、エビラを食べて、これ。少しやり過ぎたかな(笑)。
まずは一口。
最初からかかってるタレがオーストラリア産の地味なステーキをフォロー。洋食屋さんならではのステーキ。下拵えの胡椒も効いている。
付け合わせのパスタも美味かった。若干ピリ辛で、ステーキのタレも併せて食べれてね。ポテトも同様。
〆にプリンを頂く。
輸入牛を全力でカバーするタレや下拵え、付け合わせが素晴らしかった。それだけに素材ももう少し良かったらな~、と思う。
夜は若干メニューが違うみたいだから、次回再訪する時はディナータイムを狙うか。
いっぱい食べ過ぎて、駅まで帰り道を歩くのがキツかった。
総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★★
エビフライ:★★★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★★