地震体験

今年の夏休みはいつもと違い、海水浴よりも台風と地震が主役でした。

とは言え台風は、多少海のうねりが強かった程度で然程影響はありませんでしたが

11日早朝の地震は強烈でした。震度６レベルを初めて現実で体験しましたが

その瞬間はすごく非現実的な時間でした。

「おっ地震だ！うわっえらく強い」どうしようもなく唯じっとするのみ。

「まだ収まらない・・」とにかく揺れてる時間が長い。多分１０秒くらいなので

しょうが、最中は永遠に揺れているかのごとく感じた。

多分パイルアップと同じで、最初の立ち上がりで躊躇してしまうと

ただ混乱の中でもがくだけで、収まるのを待つしかなくなるのだと思った。

そういう意味では、静岡県の方々は流石に日頃の訓練が出来ていました。

揺れが収まり窓の外を覗くと、既に防波堤の門を閉めに掛かっていたし

２分も経たずに町の防災放送が入った。被害らしい被害と言えば宿の水道管

が外れて水が出なくなったくらいだったが、宿泊客でバケツで水を汲んで

特に問題も出なかった。むしろ地震より、しとしと降る雨の方が問題だった。

帰りの高速は下りは静岡市以西通行止めで、出口で渋滞だったので清水で降りて

昔の古巣（静岡市）を巡って時間を潰した。２５年ぶりでいろいろ変わって

いたけれど、懐かしい記憶を蘇らせるものも多く残っていて、地震ついでで

良い時間を過ごすことが出来た。

静岡市から菊川までは迂回しつつも基本１号線だったが死ぬほど混みました。

大崩経由の１５０号の方が早かったのかもしれません。