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JA DX界の実勢は?

2009年03月04日 00時04分57秒 | DX
CQ誌2008年12月号のDX World記事で、エディタの小野OMが、JAのDX人口の実情は
5,000局にも満たない、と書かれていました。

成る程、そんな程度か、と思っていましたがひょんな思い付きで調べてみました。

今回のK5Dでやっとの思いで(半分運もあり)1QSOだけは確保できましたが
実際、どのくらいの割合の局ができたのだろう、やりたかった局数のうち
どの程度ができて、どの程度が出来なかったのだろう、とふと思ったため。

総務省の統計情報から見ると



の数値です。欲を言えば出力レベル毎の局数が知りたいのですが見つかりませんでした。
上の表で「補正値」としたのは独断ではじいた数字で、複数免許を持っていると
仮定して(極端な話1アマ取得者は2、3,4級全て持っていると仮定)
ダブリを最大限引いた数値です。

1、2級だけで約7万5千名が有資格者です。
(もちろん3、4級のDXerもいるでしょうが、乱暴ですが割愛)
資格者数だけで見れば、全体のわずか2.6%ですが、1,2アマまで取っていれば
開局率、現役率は、3,4アマ集団より断然高いと予想できます。

全体の開局率は508,238÷2,849,253=約18%
単純計算すると、(25,427+49,035)×0.18=13,403局となります。
(1、2アマまで取った方の開局率はもう少し高いとは思いますが)

その1、2アマで開局しているであろう13,403局の中で、DXに興味を持っている
方の割合は良く判りませんが、エイやで半分としましょう。
すると、JAのDXerの数は約6,700局くらいではないか?
(かなりコジツケ)

さて、一方でCQ誌12月号の小野OMと同じ方法で実績値を見てみましょう。



2007年のBS7Hと2008年のVK9DWXのJAの実績局数です。
この二つは近距離で比較的長期間であったので、DXに興味持った方の多くは
参加してQSOし易かったと思われます。
それでも、出来なかった局もいるでしょうし、たまたまやれなかった局もいるでし
面倒で呼ばなかった方もいるでしょうから
約5,000局くらいが現役でDXを追っかけている、と言えるでしょう。

免許数から予想した6,700局という数値と、実績から見た5,000局という数値。
だいたい、この辺がJAのDXer数とみて、強ち間違いでもなさそうです。

さて、K5DでのJAのUnique 数は、どれくらいでしょうか?

超ヘビー級パイルで一体何局が呼んでいるのか?の時に何となくでも感覚で知って
いて損はしないかと思います。
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