クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

三岸節子さんの生きる力

2011年05月04日 16時45分24秒 | 郷土生れの女傑花子、市川房枝、三岸節子
今日は三岸節子記念美術館で、彼女の常設展を見てきました。
「 三岸節子 花とことば 」 と題された24枚の作品は、ほぼ制作年順に並べられています。
その内、10枚が花を描いた絵画です。
いつも感じることですが、彼女の絵画には、彼女の生きる力を感じます。
それも、彼女が歳を重ねるにしたがい、より強い力を感じます。
絵画による“作者”と“絵画の前に立つ者”との感情と意思の疎通を大事にされた、彼女の面目躍如です。
自分の描くモチーフに限りない愛情を注いだ、彼女の心意気が伝わってきます。

いつもは、展示室に入ると出迎えてくれる彼女の19才の時の自画像が展示されていなかったのは、寂しかったですが、係の方のお話によると、平塚市美術館の『画家たちの二十歳の原点』へ出向いているとか。
関東地区のみなさんにも愛されていることでしょう。

(写真は、美術館の庭に落ちていた椿です)

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