クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

「 紅板締め 」 で染めた襦袢や下着は、当時の女性の憧れの的だったでしょうね

2011年08月29日 17時55分57秒 | 美術展
先週のドラゴンズ追っかけ東京・横浜小旅行で行きでの電車の中。
キヨスクで買った日経朝刊の最終面の文化欄に 「 紅色の見えないおしゃれ 」 の見出しで、 「 紅板締め 」 が紹介されていました。
模様を彫った板で生地を挟みこんで染める「紅板締め」の技法で、江戸時代から明治にかけて、女性の襦袢や下着を染めたそうです。
ちょうど今、千葉県の佐倉市にある国立歴史民族博物館で展示されているとの記事を見て、8月26日に行ってきました。

まずびっくりしたのは、博物館の周りの自然と、建物の大きさ、そしてその建物に負けない展示の落着きと、質感の高さです。

「 紅板締め 」 では、いろんな工程で多くの職人の技が、丁寧に仕込まれているそうです。

板の模様も細かな線が、鮮やかなタッチで彫られています。
染められた襦袢や下着も、威風堂々かつ可愛らしく、当時の女性の憧れの的だったでしょうね。

( 写真は、博物館への上り路途中の “ 古園石仏大日如来像 ” )

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