鈴木千一さんが描く油彩画には、全ての光を画面奥深くに閉じ込める

塗り込められた色と色が、お互いを掴み合って強固な意志体を形作っているようです。
全ての光を画面奥深くに閉じ込め、じっくりと時が経つのを待ち、再度輝く光を発散するエネルギーを貯め込んでいるかのようです。

鈴木千一（すずきちかず）さんが描く油彩画には、画家の魂が投射され深く深く吸いこまれ沈殿しています。
観る者の心の奥深くに入り込むその色合いの肌触りからは、いいしれぬ落ち着きが運びこまれてきます。

「鈴木千一展 画廊春１７回企画」は、大垣市藤江町の画廊春で４月１０日（日）まで開催中です。（月曜、火曜は休廊）

秋葉山釈迦寺の石仏の静かな祈り

地元の木曽川町の秋葉山釈迦寺に行き、お地蔵さまにお参りしてきました。

暖かい陽光を浴び、お地蔵さんのお顔も輝いてみえます。

ここのお寺さんには、本堂手前右手に多くの石仏が祀られているお堂があります。
勢至菩薩、千手観音、如意輪観音など、永年に亘って静かな祈りを続けています。

堀部美奈子さんの「ストーリー・テリング」が迎えてくれます

江南市のギャラリーみわさんで、今年も開催されている 「 木楽な仲間たち ２０１６展 」 。
今日観てきました。

２２名の皆さんがそれぞれの思いで、楽しく気楽に木彫りをして、素敵な造形物を生み出しています。
気楽といっても、生み出すまでのご苦労は相当なものでしょうが。

山村勝隆さんの「深山幽谷」や、馬場正喜さんの「北斎の空間」などの風景を表現した作品もあり、観ている私も楽しくなります。

会場入り口のショーウィンドーの中には、堀部美奈子さんの「ストーリー・テリング」（トップの写真）が艶めかしく（？）くねっとしたスリムな女体で迎えてくれました。

「 木楽な仲間たち ２０１６展 」は、江南市古知野町朝日１２２のギャラリーみわさんで２７日（日）まで開催中です。