パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

マン・レイと女性たち in Bunkamura

2021年08月14日 | アート・文化
本名:エマニュエル・ラドニツキー。ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれ。シュルレアリストとしての活動よりも写真家の方が有名です。
ニューヨーク→パリ→ハリウッド→パリと拠点を転々とすると同時に女性遍歴も様々と。
付き合う女性で作風が変わるのもピカソと同じですが、ピカソほど女性にルーズじゃない分、ピカソほどの大物にはなれなかったのかな?つか、付き合う女性のほとんどが勝気な性分ばかりですね。
作品には、ユーモアと謎をほのめかす部分があり、写真を中心の展示で観やすかったです。
写真は今でも前衛さを感じさせるところが写真家とは違う、アーティストの写真なのだなァ、と思いました。
「アングルのヴァイオリン」は、マン・レイが尊敬する画家ドミニク・アングルの「バルパンソンの浴女」をオマージュしたものです。
アングルはヴァイオリン奏者でもありました。


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ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて in 東京都庭園美術館

2021年08月11日 | アート・文化
なーんか、去年観たことのあるような・・・昨年「 北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック」がコロナの影響で中途閉会してしまったので、そのリベンジでしょうか?
いずれにせよ、ルネ・ラリックの美しいガラス製品は、何度見ても良き、です。
この創造力の源は何なのか?「自然」を観察する姿勢に始まり、イギリス留学(アーツ・アンド・クラフツ運動)、ジャポニズム、古代ギリシア・ローマへの回帰、女性家族からの影響と多岐にわたります。
装飾はアールヌーボーの様に複雑ですが、製品の全体フォルムはシンプルな幾何学デザイン。この組み合わせの妙が魅かれます。
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第47回埼玉ニ紀展 in 埼玉県立近代美術館

2021年08月07日 | アート・文化
社団法人ニ紀会は、公募展である二紀展を主催しています。
1947年創立。創立メンバーには、熊谷守一がいます。
600名の会員を誇り、全国38の支部があります。
埼玉二紀(二紀会埼玉県支部 )は、1976年に結成し、45周年を向かえます。
ダ埼玉のアーティスティックな表現がどれほどのものか、ご覧ください。


また、別室では企画展示が行われていました。
テンペラ画で有名な吉岡正人は埼玉大学教授であり、二紀会委員を務めています(wikipediaより)。
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イサム・ノグチ 発見の道 in 東京都美術館

2021年08月04日 | アート・文化
父が日本人母がアメリカ人。両国を行き来しながらの人生を送る、この人のアイデンティティはどうなているのか?一応日本人側ですけど。だからと言って和洋折衷ではないオリジナルな想像力。創造力はアイデンティティから来るものだと思うのですが、その辺がよく分からない不思議な魅力がある作品群です。
今回は庭園作りの部分は省略し、彫刻作品に焦点を絞っているので鑑賞しやすいです。
若い子、女性が多いですねぇ。どこが若者受けするのでしょうか?単純な部品の集合体のどこに?
齢を重ねるにつれ、興味の対象が花鳥風月と来て、最後は石だと言われています。若いうちに石に行ってしまうのは、やべぇんじゃねぇかと。
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藝大コレクション展 2021 I 期 雅楽特集を中心に in 東京藝術大学大学美術館

2021年08月02日 | アート・文化
毎度おなじみ藝大コレクション展です。
総数は3万件にも及ぶ収蔵と通常の美術館とは一味違う風味でいつ見ても飽きが来ません。
今回は雅楽をテーマとしています。音楽と美術のコラボ、特に雅楽とのコラボが当たり前の様に行われるのは、藝大ならではと言えそうです。
地下1階2室のうち1室のみですが、予約不要、入場料440円と気軽に観に行けます。
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